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2023年10月04日

健全な精神は健全な身体に宿る

火曜日は朝のうちに英会話を終わらせ午後はゴルフの打ちっぱなしに。
実はこの日にゴルフを予約していた。今は一人ゴルフ予約があり、エントリーしていて2人が集まれば予約が成立する。もちろん知らない人と回ることになる。
季節も良くなり先々週に予約していた。そしたら先週の頭痛。結果としてすぐに回復できたが、予約が成立して迷惑をかけてもいけないので頭痛のさなかにキャンセルしていた。

退職したら一人ゴルフを毎週行こうとすら思っていた。
これは受傷前。知らない人と回れるレベルだったと思う。今はどうか。上手な人には迷惑をかけるだろう、プレーマナーではなく当たったり当たらなかったり、球のコントロールも十分でない。
それでも行きたかったのはこの夏の不甲斐ないプレー。しかも2連続で。なんの糧にもならないゴルフだった。酷暑だったとはいえ全くゴルフにすらなっていなかった。
受傷後のゴルフも不自由さがありながらも少しづつ良くなってきていたのだ。次のゴルフが10月下旬、それまでに調整したかった。

結果的にゴルフに行かなくて良かった。打ちっぱなしでも思うように打てない。これまでになかったスライスが出る。アイアンもまともに当たっていない。しばし休憩して考える。
まるでスウィングを忘れてしまっているのだ。身体が覚えているように腕を動かしてはいるが、力が入っていない。ただクラブを振っているだけだ。
これまで3,4か月ゴルフをやらなくてもすぐにスウィングの感覚は戻っていたのだが。
力を込めるという感覚をもってスウィングすると徐々に当たりは良くなってきた。

思い当たるのだ。日々の生活の中で色んなことが面倒になってきている。
動作に生き生きとした動きがないのだ。ただ動いているだけ。これは今の生活に悪い意味で慣れてしまったからか。日々の生活で身体の動きを気にすることが大きく減っている。
老化もあるのかもしれない。もうこれでいいやという思考のストップによる加齢、そんなことが起きることはよく判っているはずなのに。
ジムに行っても何か目的を持って身体を動かしているわけではない。ストレッチを十分にしているというのはラクだからなのかもしれない。
気分と意識を変えなくてはいけないのだろう。これからまだ成長する青年のような気持ちが必要だ。

どうしても身体がついてこないなら仕方ない。でもそうではない、若干息切れは早くなったがまだ維持できるはずだ。あとは気分。常に進取の気性を持ってきた自分ではないか。もう一度色んなことに興味を持とう。
ゴルフの打ち方の変化で自分の変化に気づけて良かったのだろう。
健全な精神は健全な身体に宿る。その逆も然り。健全な身体は健全な精神に宿る。
そういえば今日のタイトルを前に使ったことがある様な…。
posted by shigenon at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月02日

痛い箇所

体調はほぼ完全に回復したようだ。
金曜日は駅そばを食べて帰った。帰ってとりあえず缶ビール、3日ぶりのアルコールで何か身体に変化があるかと言えばなく、起きていてもすることもないので早く就寝。何もやることがないと眠るのが子供の時からクセづいている。かといってイザという時に睡眠時間を削れるかと言えばそうではない。
土曜日は先週の東京以来のジム。1週間空くと左腕の筋肉が落ちているのを感じられる。他の箇所はそうでもないが、麻痺側で筋肉が付きにくかった左腕はそうなるのだろうか。
日曜日もジム。筋トレもそうだがストレッチ重視で。

フットローラーをあれほど絶賛していたのだが、少し興味を失った。
こういった器具は身体の感じるままに使っている。身体や脳がやりたいという感覚、この感覚が受傷後に芽生え育っていった。
使い始めたころの脚の状態から変わっているような感覚がある。下腿の各筋肉が少し柔らかくなっている。前は使用時間制限の10分ずっと使っていて気持ち良かった。それが5分程度でもう十分にほぐれたように感じるようになった。
膝の裏のすぐ上、内側にトリガーポイントがあった。ローラーを当てると気持ちいい、かなり強く当てていたら擦過傷になってしまっていた。皮膚が擦り切れるよりも気持ちが良かったのだろう。
トリガーポイントは度々移動するが、この箇所は3か月くらい痛みを感じていた。

今回の鍼で特にこの箇所についてセンセイに言わなかった。ただ最後に立って打ってもらう時にここに打ってくださいとお願いをした。単にそこに3センチくらい鍼を入れてもらっただけなのだが、不思議なことに痛みが無くなった。痛い箇所にそのまま打って効果が出るということはあまりない。センセイも特に狙って打ったわけでもないと思うが、これが鍼のたまにある効果なのだろう。
痛い箇所に打って治るなんてことは1000本打って何回あることか。

今回の鍼ではセンセイらしい鍼を打ってもらった。
右手首の捻挫が少しは軽くなっていたものの、ずっと痛みは続いていた。手を地面について力を入れられなかった。前回センセイには腱引きとかをやってもらったが、それもすぐに筋トレマシンを動かすと痛みが再発した。右手首を生活でも使わないわけにはいかない。
今回、まだ治らないと言うと3か所のポイントに打ってみようと。そのうちの1か所は手首の甲の下だが、骨が密集して入らなかった。
するとその近くに打ってその狙っている骨と骨の間を開かせるという。

センセイは骨の隙間、骨に当てて滑らすということを良く言う。あと打った鍼に鍼を当てるとか。
本当に狭い箇所をピンポイントで狙っていて、すんなり入ると入ったと喜ばれる。確かに狭い隙間に入って鍼が奥深く入るにつれてジーンと神経が刺激されることは何度も経験している。
ただ入らないときは、あっダメかとすぐに諦められるときもあるが。
センセイのイメージは筋骨の中なのだろう。見えない筋肉の中のどこに打てば良いかが、センセイの経験の中で蓄積された治療なのだろう。
今回の手首の甲の下、しばらくすると鍼は入っていった。

1週間ジムも行かなかったので右手首を使わなかったこともあるのだろうか。手首の痛みの全てが無くなったわけではないが、動かす方向によっては痛みが無くなっている。鍼を打ってもらったあとは実は違う痛みを感じた。それが収まると痛みが和らいでいた。
完治したわけではないが、今回の鍼で狙っていた箇所に何らかの刺激が入っている。これは痛い箇所とは全く違う3か所に打っての効果。
確かに腱鞘炎をひじの周りを指圧してもらって治ったことがあったなと思い起こす。

知らないとどうしても痛い箇所を触って余計に悪くしてしまうことが多い。最近はYouTubeでも色んな症状に対しての治し方がアップされている。それも理屈から説明してくれるのでとても役に立つ。
情報が多い時代、そして色んな器具が身近に手に入る時代。あとは正しい知識を見つければ日常の些細な障害は治癒しやすくなっている。
posted by shigenon at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月29日

風邪だと思いたい

どうも酷い風邪だったのでは?という状態だったのか。
水曜日に帰宅後すぐに寝た。夕食を終えてまたベッドへ。木曜日は午前中に英会話を入れていたのでその予習を含め数時間起きてはいたが、昼食後にまたベッド。
鼻水と悪寒、熱はなかった。風邪薬を飲んでは寝るという過ごし方をしてずいぶんと楽になった。
今日は出勤、気怠さは残っている。
風邪はウイルスの侵入が原因であり、そのウイルスの種類も200種類以上らしい。風邪による頭痛としては上気道の炎症がおもな原因。それにしても激しすぎる頭痛だったが。
頭痛の原因が完全に特定できた訳ではないが、そのあとの症状を鑑みるに風邪だったと言っても良いのだろう。
原因が風邪だったと思いたい気持ちもあるのかもしれない。

家ではほとんど寝て過ごしたわけだが、風呂上りに2日間足裏のEMSをやってみた。
左右の足で感じ方が違う。これはジムで同じような器具を体験した時もそうだった。右足に電流の強さが伝わりにくい。右足が感じるように強さを設定すると左のふくらはぎが攣るくらいの強さになる。
この理由は何なのかは判らない、右足裏の皮がぶ厚いのだろうか。右足の方が筋肉量がある、これも関係あるのかどうか。
左足のふくらはぎが程よく収縮する強さで設定すると右足はほとんど何も感じない。そのため低周波治療器を右足に付けて筋肉を動かす。

この足裏EMSをやって即効果を感じた。
歩くと左足がしっかり地面をつかんでいるという感覚。この感覚はまだ左足が弱々しかった頃にゴルフ後に感じていた感覚。ゴルフでは知らず知らずにたくさん歩き、硬い足首も斜面でほぐれていた。
足裏EMSのウリ文句は「歩く筋肉を鍛える」の名の通り、歩くために必要な筋肉、スネ・ふくらはぎ・足裏の筋肉に刺激を与える。
健常な人が足裏EMSで変化を感じるのかどうかは判らないが、少なくとも自分にはわずか2回で変化を感じられた。

病み上がりで少しボーッと歩いている。そんな時に足元が少ししっかり維持できているのは有難い。
まだ完治ではないのだろう、身体はぼんやりしているし薬が効いて眠さと戦っている。
今日も帰ったらすぐに眠ろう。
posted by shigenon at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月27日

Re…..救急車

再び救急車に乗ってしまった。人生で3度目、1回はこの頚髄損傷の時、2回目は長野で顔から転んだ時。
3回目の昨日は頭痛で。
こんな激しい頭痛は久しぶりだった。頭痛の感覚としては学生時代に大樽のウイスキーをガブ呑みした朝のようだ。寝転んで右を向いても左を向いてもガンガンする。保冷剤を頭のてっぺんに置いて冷やすと少しマシにはなるが吐き気もある。

前日に吞み過ぎたわけではない。
前日に呑み屋の喫煙所で声をかけられた。「このあたりの名物って何かありますか?」と。聞けば小倉から来て鈴鹿サーキット帰りだという。ちょうどこちらの名物にドリンクが2杯付いて1000円というキャンペーンをやっている呑み屋で呑んでいたので、良かったらおいでよと誘う。
後で行きますと別れたが、すぐに彼は店にやってきた。
そしてこちらの名物を教えて乾杯。そんなに吞まなかった、いつもと同じ3杯。1時間バスを遅らせてもいいかと思ってこの後を誘ったが断わられた。

そして別れていつもの時間のバス。トイレに行くのを忘れた。
気になればどうしても行きたくなるのでバスを途中で下車してトイレに駆け込んだ。その後は仕方ないのでタクシーを呼ぶ。
帰ると父親は起きていたので少し話をしてから風呂。風呂上がりに焼酎1杯だけ呑んだ。腹が減ったなぁと思いながらも我慢して寝た。全く酔っていなかったしいつもより少ないくらいの酒量。
だから激しい頭痛になる原因が分からなかった。

脳梗塞とか脳の疾患が心配された。軽く吐き気もあるので要注意な症状だ。
#7119で救急車を呼ぶべきかどうかの相談ができるというのでかけてみるが繋がらなかった。もう痛みは我慢できなかった、原因が分からないので余計に痛く感じたのかもしれない。
救急車で近くの病院へ。社内では脳神経外科のあるところとか話している。脳に何か異常が発生したのだろうか、そのチェックとして身体や手足の痺れとかあるが元々痺れているのでチェックにならない。

病院に着いて心電図とかバイタルとかの機械を付けられ点滴。医師は研修医のような若さ。長野の時もそうだったが、救急という激務は若者に回されるのだろうか。それとも救急という幅の広い医療での経験を積ませるためか。こちらとしては医者は医者だが、CTの画像で疾病を読み取るには経験が必要ではないのかという不安にかられる。
点滴に痛み止めを入れてもらうと頭痛は軽減してきた。CTの結果は異状は見られないとのこと。
連絡を受けた姉が来てくれていた。救急車には母親が同乗してくれた。帰りに母親が駐車場へ向かう途中に迷子になったが無事帰宅した。

帰宅してしばらく安静にしていると頭痛はずいぶんマシになった。
頭痛の他に鼻水が出る。まだ脳の疾病の可能性は消えたわけではないが風邪?系の疑念もわく。夜中も鼻水が多く出たし今朝も。
今朝テレビで秋バテという言葉を言っていた。季節の変わり目に身体が付いていけなくなって起こる症状だ。何となくその秋バテのような気がするが、あの激しい頭痛に疑問が残る。
会社には一応来たが、例によって席はエアコンの風が強く当たる。気分も良くないので半休を取ることにした。
posted by shigenon at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月25日

フィジカルとメンタル

受傷による元通り化計画には2つの要素がある。フィジカルとメンタル。
不自由な身体になったことに引っ張られることなく自分の思うことをやる。そのために機能をどう回復させるか。元通りというのはメンタルとフィジカルの両方がうまく伴わないと成立しない。

木曜の夜行バスで東京へ。
東京へ行く主目的は鍼。3末までは毎週行っていたのだ。それが東京を離れてどうしようかというのが最大の悩みだった。鍼灸院なんてどこにでもあるのだが。
実際にツボだけに鍼を打ってもらっても身体には良い変化が起きるのは間違いないだろう。でもAセンセイのように打つ人が見つけられるだろうかということだった。
鍼を打つという技術的なことだけでなく、治療としての経験と洞察力をもった治療家はたくさん居るだろうが、それを探すという手順が難しいだろう。
実際に鍼の効果をHPなどで謳うのは難しいのだろう。謳えば謳うほど怪しくなるだろう。患者の声というのも褒めれば褒めるほど怪しい。

結局は自分が行って治療を受けるしかない。
でもそれが自分にとって満足できないものだったらその落胆は大きいだろう。時間とカネを使って、そして横たわってジッとして頭の中で違うと思いながら治療を受けることは苦痛だろう。
「ここに太めの鍼で深く打ってもらえます」と言ってしまいそうだ。そんな患者は来てほしくないだろう。最低限このツボにこう打ったらこれが期待できるとかはある。そのためのツボだ。
でもそんな鍼治療を超えた鍼を経験してしまったのだ、毎週。
旅費を使ってでもAセンセイに診てもらうのが一番なのだろう。2018年の1月からの付き合いなのだ。
その5年半で身体の機能は大きく変わった。全てがAセンセイのおかげだと思わないし、センセイもそう思っていないだろう。
Aセンセイが最初に言った言葉「治療家と患者はコーチとプレーヤーみたいなものですよ」
この5年半見守ってもらったという気持ちなのだ。身体だけでなく精神的にも支えになった。

東京までの旅費やホテル代もかかる。それに加えて知り合いと呑みたい。
Aセンセイの鍼治療はフィジカルだけでなくメンタル面でも求めていることだ。知り合いとの呑みはメンタルが求めていること。そのために酔ってもちゃんと歩ける身体でないといけない。
片道夜行バスという選択は旅費を抑えるためだったが、結局出発前まで呑むので同じになった。これもメンタルが求めること。美味しい物を食べて酒を呑む、これが自分の中で一番好きなこと。
東京に朝到着すると10時まで時間を潰して以前通っていたジムへ。鍼の前にいつもジムに行っていたので同じ状態にしたい。

ジムを終え鍼の前に火曜日を過ごしていた居酒屋に行った。本当は夜に行ってゆっくり話をしたいのだが今回は夜の呑みの約束が入っているので。顔を出すとママとシェフは喜んでくれた。鍼前だがビール1杯だけ呑んでランチ。自分と会って喜んでくれる人なんてそうはいないので感謝。
鍼を終えて夜は新卒の時の会社の同期と呑む。東京を離れることになってから3月に15年ぶりくらいに会ってから3回目。
翌日はSNSで知り合った友達たちと昼から呑み会。これも前々から楽しみにしていた。初めて会う人二人と前にも会ったしweb呑みもした人とでスタート。そのあと4人合流して最後は0時近くまで呑んだ。
翌日は二日酔いで新幹線。
東京への旅は鍼という目的だけでなくメンタルへの栄養補給でもある。
posted by shigenon at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月20日

「12」

4連休だった。月水金勤務なので月曜日や金曜日が祝日だと4連休になる。
今はGWやお盆、年末年始と5連休以上が当たり前になっているが昔は4日程度だったような気がする。
そんな昔の大型連休だけど何か予定がないと普段の生活で終わってしまう。なんせ休日だらけの生活、平日に休みがあると休日の混雑や割高な価格設定の宿泊は避けたくなる。
一人旅を計画してホテルの価格をみるが、祝前日は平日の1.5倍はすると思うともったいなくなる。ゴルフもそうで、休日は平日の倍の価格。かといってゴルフだけは仲間がいないと楽しめないが。

今回の休みも例によって変わらない生活。土日月と3連続のジム。休館日の火曜は歯医者と英会話。
ちゃんと朝は7時半には起きるのだが10時過ぎまでだらだら過ごしている。母親を買い物に連れて行って昼食の準備。昼食後はジムに行って16時前に帰ってくる。そして夕食の準備。休日は昼食・夕食ともに自分がやることにしている。母親が献立を考えることが難しくなっているのだ。出勤日は簡単に調理できるものだけを買って置いている。
母は日々の目の前の家事は習慣としてできるが、少し前のことは忘れてしまう。10分前のことでも。
もうそれは仕方ないのだが、怒った対応をしてしまう自分がイヤになる。毎日生まれ変わっているのだと思おうとしてもなかなか難しい。

3連続のジムはルーティンの筋トレよりもストレッチに長い時間を使った。
伸ばして回すという動きで血管が浮き出て血流が良くなるのが判る。
それとパワーブレード。パワーガンを使うようになってから振動による筋膜への刺激がかなり有用なのだと感じるようになった。パワーブレードの便利なところは接している部分からけっこうな振動が伝わる事。立っているだけで大腿四頭筋まで振動が伝わるし、両腕を置いていると三角筋が震える。
パワーガンも筋肉に沿って使うが内転筋を刺激していると、それほど強い刺激ではないのにふくらはぎがピクピクしている。筋膜の繋がりを感じる。

筋膜の繋がり、アナトミートレインの12のラインを学習してみよう。そしていわゆる筋膜リリースのやり方も学んでいかないと。
ただ気持ち良いことだけと思ってやるのも良いのだろうが、理論や理屈は大事だ。
両親の鍼治療に来る鍼の先生にパワーガンでの筋膜リリースの話をした。アナトミートレインの12のラインですよねと知ったかぶって言った。すると先生が経絡も12の流れですよと教えてくれた。
筋膜の12のラインと経絡の12の流れが同じかどうかは調べていないが興味深いなと思った。今週は上京して鍼、Aセンセイに筋膜のラインと経絡の流れについて聞いてみよう、そしてパワーガンの効率的な使い方も。明日の夜のバスで東京へ。同期との呑み会、SNS友達との呑み会も楽しみだ。
posted by shigenon at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月15日

気持ち良い感覚

結局パワーガンを購入した。
ジムでの体験機はSIXPAD製だったが、実際にはMYTREX社のものを買った。ほぼ変わらないスペックと思われ、クーポン割引など加味すると3000円くらい安かったので。
13日に届いた。注文して翌日到着。13日は呑んで帰ってからさっそく使ってみる。
SIXPADの体験機とパワーは変わらない。振動もMAX1分間3000というのも同じ。
治療器はどうしても痛いところに当ててしまう。その使用法でも効果のある痛みもあるが、筋膜リリースが目的だ。

父親が気に入って使っている。父親も悪いところは何かすれば良くなると考えるタイプだ。ただ心配なのは‘痛くすれば良くなる’という考えを捨てきれているからだ。痛ければそれを我慢して何かしようとしてしまう。痛さがあってもそれが乗り越える試練かのように考えてしまうのだ。
膝関節痛が悪化したのもそれだ。痛いからそれを乗り越えようと歩き続けた。かなり悪化してからも痛いのを我慢して歩こうとした。結果、悪化を促進したのかもしれない。
父親の膝関節痛に効果を発揮する使い方はあるのだろうか。
軟骨がすり減って痛みがあり、もう脚は大きく曲がってしまっている。まともに歩いていないから筋肉もほとんど無くなっている。
筋肉が殆どないから筋膜リリースという考え方は当てはまらないのだろう。気持ち良いように使いなよと言って気に入っていることを思えば、振動の刺激が気持ち良いのかもしれない。

母親が猫背で背中が張っている。母親の肩甲骨にも当ててやった。
この純粋な筋肉の張りには気持ちが良い振動だ。ただ張った筋肉をほぐすには、その張った箇所だけでなく筋膜の流れに沿って振動刺激を与えないといけないとは思うが。
自分も含めてこういった治療器の類が好きなのだ。そしてすぐに飽きて使わなくなる。それは血のなせる業か。思い返せば子供のころから色んな治療器が家にあったのだ。

自分の治療にも役立てないといけない。
昨日はジムでフットローラーをけっこう強めに使った。強めというのは押し当てる力。押せば痛みはあるが気になるほどではないモモ裏やモモ横を強く押し当てる。
強く押し当てれば痛みを感じる。その痛みを感じる部分をローラーの物理力で押しつぶすイメージ。こうやって書き記しながら反省する。ほんと、今気づいた。それはまるでウチの父親がやってしまったことと同じだ。わざわざ痛いことをやっている。
しかし下腿はそうやると完全に柔らかくなり、そのあと気持ちが良くはなっていた。だがモモ裏はなかなか柔らかくならない。それどころか少し痛みが強くなる。
そのフットローラーのケアをパワーガンでやった。

その他には腕、三角筋、広背筋、腸腰筋などに振動刺激。
ふだん刺激が入らない箇所はとても気持ち良く感じる。何度も書いているよう気持ちいいことが良いことなのだろう。
気持ちよさも2通りあるのだなと感じた。それは恐らく自分の場合だけかもしれないが。
モモ裏への強い物理的刺激。これはやっている時に気持ちが良いのだ。そこには元々神経痛がある。その気持ち良さは元々の神経痛をさらに強くした感覚。神経痛自体のイタ気持ち良いという感覚と純粋に気持ち良いという感覚の端境は難しい。パンパンに張った肩を強く押してもらったイタ気持ち良さに似てる。
神経痛のない箇所に刺激が入ると神経が刺激され心地よい感覚になる。元々神経痛のない箇所が外的な緩やかな刺激で感覚を持つということが本当の気持ち良いことなのだろう。これはふつうに凝った肩を揉んでもらった時に感じる神経の気持ち良い感覚。

中枢神経損傷者の神経痛は色々だ、ピリピリとした痺れもあれば温感が異常となった痛みもある。
自分に限って言えば強いピリピリした痛みは三角筋。いつも脚について書いているが、脚はそれほど痛さとしての神経痛ではない。痺れがあって、押せばピリピリと感じる。
そのピリピリも痛さというよりは気持ちが良い痛み。凝った肩を押した時に感じる神経の心地良い痛みと何が違うのかというと同じようなの感じ方なのだ。
だから勘違いをしてしまう。痺れているところに刺激を加えてピリピリした痛みを求める。ピリピリはしているが痛くない、その痛みは良くなる痛みだという受傷前の脳の感覚がある。神経痛のは壊れた中枢神経の発する誤信号。

本当の気持ちの良い神経の感覚は、神経痛が出ていないところにしか感じないのかもしれない。
ただ一つ神経痛があっても気持ちよく感じることがある。それは背中にストレッチポールを置いて両手を伸ばして手首を回す。もう一つが両足を開脚して足首を回す。両腕も脚も痺れという神経痛がある。
しかし、その動作をすると痺れがほとんど消える。その動作の時だけだが。
神経痛のある箇所は違う神経の感覚になることが気持ち良いことなのだろう。
posted by shigenon at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月11日

筋膜リリース

金曜日は自転車で最寄り駅まで行き家の近くの居酒屋へ。
通勤は往路と復路で変えている。往路は最寄り駅までバス→電車2本、復路は電車1本→大きな駅→バス。復路は往路と同じ経路で帰るとバス時間待ちが45分もある。最寄り駅で45分の時間は潰しようがない。それで復路は大きな駅からバスなのだが、それも40分のバス待ちがある。それでも大きな駅は呑むところが多いので1本バスを遅らせて1時間30分ほど呑んで帰る。
家の近くの居酒屋に行くのに最寄り駅で45分待つのは辛い、かといってタクシーで1000円かけるのももったいない。そこで自転車通勤。もちろん呑んだ後は自転車にはまたがらない、転んで顔をケガした教訓で。

家の近くの居酒屋は通好みの酒の品ぞろえ。料理も美味しい。ふだん呑んでいる大衆居酒屋の約3倍の支払いになるが。
いつものようにカウンターに座ると「失われた時を求めて」という焼酎が目の前にあった。
‘失われた時’というコトバは自分の中でも引っかかるコトバ。
その40度の焼酎を呑むことにした。
受傷してもうすぐ9年。その間、健常であれば違う時を過ごしただろう。そんなことを思うことをタブーとしていた。それはそうなのだ、起こってしまったことは変わらない。実際ほとんど思ったことはない。元々の自分の性格だと、何か終わったことをああでもないこうでもないと考えるタイプだったのだが。

意外と前向きな自分に驚いた。それは受傷してからそうなったのだろう。
起こってしまったことは仕方ないと思うようになった。失ったものを思っても仕方ない、この先これ以上大切なものを失わないようにすることと何か自分に有用なものを手に入れる方が良い。
リハビリの意味が「復権」ということを知ったことも大きい。コトバに影響されるタイプだ。復権するためには何でもやってみようと。
この9年間は決して時を失ってはいない、逆に得てばかりの歳月だった。

そう思いながら‘失われた時を求めて’を2杯呑んで、近くのバーに顔を出すことにした。家に自転車を置いて徒歩5分。
何の目的があるわけでない、このようなことができるようになった自分は時を失っていないのだと思いながら。ただの酒呑みの河岸替えなのだが。
バーではハイボールを呑んで1時間ほどを過ごして帰った。この日常を過ごせることの幸せを入院中はずっと思っていたので、ある意味復権した行動なのかもしれない。

ジムにシックスパッドのパワーガンが並べてあった。身体に押し当てると振動する器具。
顔に当てているPOPなので気にもしなかったが、右足首のピリピリしているところに当ててみると、これが気持ちいい。振動の質がいいのだろうか、内面に効く感覚がある。
この商品を調べていて忘れていたワードを思い出した。筋膜リリース。
言葉では知っていたが具体的にどうやるのか、どう効果が表れるのかが分かっていなかった。鍼のセンセイに教えてもらったアナトミートレイン、筋膜は全身に繋がっている。
パワーガンの振動で筋膜のリリースが容易になるのだろうか。大腿四頭筋に当てたり前脛骨筋に当てたりする。気持ちがいい、気持ちがいいことは何か身体に変化を与えるものだ。

伸ばす、曲げるなどの動きで筋膜はリリースされるようだ。それに加えてローラーなどの刺激。
考えたらストレッチポールを使ったり、脚を伸ばして足首をグルグル回したりといつも行っているのだ。特に脚を伸ばして足首回しをやり始めてから調子はいい。
それに加えてパワーブレードやフットローラーについては最近よく書いている通り。筋膜リリースのやり方を学習はしていないが、自然とそこに行きついていた。身体が欲しがる通りの結果。
ただパワーガンは手軽だし気持ちいいし欲しくなったが、これ以上器具を増やしてもどうだろうと思い悩む。

週3労働のゆとり勤務。今日はどこに行こう。
復権できたことは楽しみ、復権できていないことは自分が解決していくしかない。
posted by shigenon at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月08日

モチベーション

木曜日はジム。淡々と決めた筋トレマシンをこなす。もうジムでの一番の楽しみがフットローラーになってしまっている。
何か身体の機能の進化を意識してマシンを動かすといったことになっていない。まさに淡々とルーティンワーク。中にはイヤイヤ動かすマシンもある。レッグプレスは疲れるので座っても動かすまでためらいがある。やはり体力が落ちたのだろうか。
ジムが変わって今の環境に悪い意味で慣れてきたこともあるか。前の東京のコナミよりは人は多いがお年寄りばかりなのだ。コナミも自分より年上が多かったがいつも来ている人たちはフリーウェイトの人で、それを見ていると自分も鍛えないとという気持ちになった。土日にはスタジオに並ぶお気に入りの女性もいたので気分的にも良かった。
それぞれの人がそれぞれ目的を持ってジムに来ていた。その空気感は感じられ自分のモチベーションも上がった。
今のジムはお年寄りが健康のために集っている。

それに加えて新たな身体の悩みが起きていないこともある。
かといって筋肉の維持はしないといけないと思っているから筋トレを継続しているという状態。これでは疲れるだけになるのは当たり前だろう。義務感。
‘元通り’への道を強く思っていたらそうはならないと反省する。じゃあ今の身体の状態、時々気になる箇所はあるが悪くもない状態に満足しているのかといったらそうではない。
筋トレは自分の目的が明確でその手段として実行していることなのだ、まわりなんて関係ない。
そう言い切ってしまいたいが強いようで弱い人間だ。

考えつくことは色々やった。多くが良い変化として現れた。
それはそうなのだろう、3年前は杖を持っていないと不安な身体だったのだ。良い変化が現れればモチベーションもアップする。
痛いとか痺れるとかの改善もあるが、生活そのもの、QOLが向上することも大きな目標だった。
しかし前にも書いたが身体の状態を評価する生活そのものがこの4月から変わった。今の生活環境は悪かった時に生活していないから良くなったかどうかも判断する基準がない。良くなったと実感することがあって脳は喜び次へのステップを思うのかもしれない。
まあ、そんなことを言っても、いや書いても仕方ないか。今の生活は始まっているのだ。
決して強い人間ではない、こうやって書くことで自分を奮い立たしているのでお許しを。
posted by shigenon at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月06日

阪神タイガース

阪神が好調だ。なんか自分が関西に戻ってきたのを祝ってくれるかのように。勝手なことを書いている。
それほど野球が好きでもない。小学生の時にみんな野球をやった時代、運動神経のなさで諦めた。ふつうは学校や近隣でチームがあったりするが、ウチらはなかった。スポーツ少年団でサッカーをやったが、これもセンスがなかった。走るのも遅かった。
運動音痴だったのだ。しかも3月下旬生まれなので同学年との差があったのかもしれない。
ただ高校になり運動神経は格段に良くなった。これまでとは比べ物にならないほど運動偏差値は上位になった。

そんな子供時代だ、野球に興味はないがどの球団を応援といえば阪神タイガース。父親はテレビで欠かさず応援していることもある。ただ広島に住んでいる時は少し広島ファンになった。野球に対しての思いはそんなもんだ。
関西を離れ他の地域に住むと‘関西人’という見られ方になる。イコール阪神ファンという見られ方になり、少しづつ阪神を応援するようにもなった。

家で阪神戦を見ていて勝つたびにイバちゃんを思い出してしまう。
今年の1月に急逝した年上の友人だ。大の阪神ファンだった。もし生きていたら今の阪神の状況を大喜びしているだろうし、家も近くなったので頻繁に呑みの誘いがあっただろうと。
「イバちゃんの話」 https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1152/0?1693961217
最後に一緒に吞んだのは大阪だった。あれはもう10年以上前になるだろうか。阪神が勝ち進む度にイバちゃんのことを思い出してギュッと胸が締め付けられる。
イバちゃんが死んだから阪神が頑張ったのだと勝手なことを思うようにしよう。
posted by shigenon at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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