夏の間にスーパースイートコーンを収穫して
茹で処理後、保存しています。
電動ナイフで削り取ったコーン粒をジップロックに詰め、空気を抜き冷凍保存。
収穫後直ぐに処理をするので、甘くて美味しいコーンです。譲られてこの味を知る人から、「お金を払って買えないか?」と聞かれたりします。
それが美味しいのは、品種と栽培収穫タイミング、デリバリーまで完璧に管理され、予算など考えられていませんから、当然なのです。
これで作るコーンスープが我が家のお気に入り。
以前は、ミルクと僅かな塩にまで原材料を絞ったのですが、
さらにミルクを削り、コーンピューレと僅かな塩だけのスープにしましたら、
それも大人気。
このスープを習慣化していましたら、コンソメや小麦粉などを加える「普通のコーンスープ」をレストランで食した時に、息子が「コーンスープじゃない」と言うようになってしまいました。
野菜や穀物の味に敏感になっていくんですよね。
大人になり、ママのコーンスープが食べたい、と思っても、いい品種を種から育てて自分で収穫タイミングを見て収穫調理する以外に、このコーンスープは食べられないんだよ、と味覚教育してしまって良いものか迷います。
現在、息子は日本の通信教育でスーパーマーケットや買い物環境を学んでいます。
家で食べる食材は、見えないところで誰かが世話し育て、処理され、運ばれて、店に並んで、ようやく各家庭が購入できるようになる、という市場をテキストで読むのですが、
「これ、自分たちでしてるね」
「これ、自分たちで作るね」
と、一般社会と我が家の差を指摘します。
食育教育は順調ですけど。
うーーむ。夫も私も植物専攻ではあるのですが、ビタミンの半自給自足や食育を試みながら、こちらの小学校に通いつつ日本の通信教育を受けるのは、彼が資本主義社会で自立する職を得るための役に立っているのでしょうか?
まぁ、心配しても仕方ありません。
コーンはとれたてが美味しいことに変わりは無いのですから。
美味しいものを作るのみです。
今年もビタミンの半自給自足やってます。
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タグ:コーン