2017年06月12日
コブビギナーがコブ滑走を嫌いになる落とし穴
先日、北陸と東北を除き、梅雨入りした。だが、この週末は穏やかだった。
天気予報を見ても、週明けしばらく雨は降りそうもない。本格的な梅雨入りは、少し先になるのだろう。
こんな穏やかな週末を迎え、ぼんやり1日を過ごしていると、コブ斜面を滑りはじめる瞬間の、あの興奮が我ながら信じられない。日常的に起こり得ない、血が沸き肉躍るコブ滑走直前のあの感覚。つい1か月ほど前まで、頻繁に興奮していたのだ。考えられない。
普段はのんびり、おっとりした、同じ人間を、あそこまでエキサイトさせる、コブ斜面の奥深さに驚きだ。
今シーズンは、5月ゴールデンウイークまでスキーを楽しんだ。コブスキーヤーやコブボーダーの知り合いも増え、例年より充実したシーズンだった。
多少ではあるが、コブスキーの上達も感じられ、かなり満足した。最後のコブスキーでは、あんなに満足したのだが、そろそろ、1か月経過し、ほんの少しだが、滑りたくなってきた。少しうずうずしてきている。あの興奮が忘れられないのだ。
さのさかモグら〜は、コブスキーに魅了されて、10年以上経つ。ほぼコブ斜面しか滑らなくなって数年経った。向かうスキー場は、ほとんど白馬。今シーズンはトップシーズン、さのさかスキー場モーグルコースを滑る事が多かった。
自然コブゲレンデと比較し、モーグルコースはエキサイティングなコブスキーが楽しめる。何よりも滑りやすい。上達したのか?と勘違いするほどリズムに乗って滑ることができる。はじめて滑った時、他の自然コブ斜面を滑るのが馬鹿馬鹿しく感じたほどだった。
だが、滑りやすいから、徐々にスピードをアップさせて滑るようになる。今まで以上にダイナミックなコブスキーが楽しめる。その反面、斜面からの衝撃も大きい。気づかないうちに、身体へ相当な負荷がかかっている。
しばらくモーグルコースを滑ると、思いのほか早く疲れが溜まっている事に気づく。疲労を感じたら、休憩をとった方が良い。特にコブビギナーは、疲れを感じたら、無理をして滑るより、休憩をとった方が良いだろう。
以前、コブスキーの上達は、コブ滑走本数に比例すると思い込んでいた。だが、疲れてくたくたになったり、滑りたくなくなった時、コブ斜面を無理して滑り続ける事が、上達の近道では無い事に気づいた。
少し前までは、いくら疲れてもコブ斜面を滑り続けていた。はじめてモーグルコースを滑った時も滑り続けた。だが、そのうちにミスが頻発しはじめる。疲労と共に、ちょっとしたことでバランスを崩すようになり、転倒や暴走、コースアウトが増えてくる。
コブ斜面での暴走や転倒は、他のスキーヤーとぶつかる危険がある。下手をすれば怪我をする。何より楽しくない。少しでも疲れを感じたら、早めに休憩をとった方が回復が早い。疲労が回復してコブ斜面を滑りたくなったら滑れば良い。そして嫌になったら止めた方が良いだろう。
コブスキーの上達は、楽しくコブ斜面を滑る事。ストレスがあると、まず上達しない。コブスキー中級者は頑張りすぎて、疲労困憊とならない程度のコブ滑走を続けた方が良いだろう。
コブスキーのビギナーも同じだ。まずはコブ滑走を楽しむ事だ。もしコブ斜面を滑る事が楽しくなければ、フラット斜面でコブ斜面をイメージし楽しむのだ。常にコブをイメージし、小回りターンを繰り返すのだ。
これからコブスキーをはじめようと思っている方で、もし、コブ斜面が怖ければ、フラット斜面の小回りターンからはじめるのだ。これがコブスキーの上達の近道だ。
だが、現実的にはコブビギナーと見られる方が、急斜面のラインコブで必死にもがいている姿を良く見かける。中には、コブ斜面を滑るのではなく、横滑りさせながらコブを削って降りる方もいる。
このレベルのコブビギナーは、繰り返しコブ斜面を滑り続けても上達は遅い。全然上達しないから、コブ滑走が嫌になる方も多いだろう。
スキー検定1級合格者の知り合いでも、コブは滑らないと言い張る方がいる。無理矢理コブ斜面に誘うと、これが1級レベルなのかと目を疑う。こういう方は、コブ滑走が嫌いなのだ。
さて、上達を目指すコブビギナーは、まずフラット斜面での小回りターンで、早い切替しのターンを身につけよう。クイックに確実にしっかりターンするのだ。フラット斜面で小回りターンが身につけば、その応用でコブ斜面を滑る事が出来る。横滑りしながらコブ斜面を降りる事もなくなる。
コブを滑る事が出来ない方でも、コブスキーをはじめたいのなら、無理してコブ斜面を滑る事は無い。まず、フラット斜面で小回りターンを身につけるのだ。
フラット斜面で小回りターンが素早い切替で滑れるようになったら、午後の荒れたフラット斜面でコブを意識して小回りターンに挑戦する。フラット斜面を滑る時に常にコブ斜面を意識するのだ。
これらを身につけてから、滑りやすいコブ斜面を滑るのだ。これが出来ていれば、意外と早くコブ斜面に慣れるはずだ。
気を付けたいのが、コブ斜面を多少滑ることが出来るようになると、つい急斜面のコブに挑みたくなる。リフトから見上げるコブ斜面は、滑りやすそうに見える。だがコブ斜面は、どのスキーヤーに対しても手加減しない。
急斜面のラインコブ滑走で痛い目にあったら、無理するのを止めて、自分のレベルに応じたコブ斜面を滑った方が良い。コブスキーの上達は、楽しんで滑る事が重要だ。
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天気予報を見ても、週明けしばらく雨は降りそうもない。本格的な梅雨入りは、少し先になるのだろう。
こんな穏やかな週末を迎え、ぼんやり1日を過ごしていると、コブ斜面を滑りはじめる瞬間の、あの興奮が我ながら信じられない。日常的に起こり得ない、血が沸き肉躍るコブ滑走直前のあの感覚。つい1か月ほど前まで、頻繁に興奮していたのだ。考えられない。
普段はのんびり、おっとりした、同じ人間を、あそこまでエキサイトさせる、コブ斜面の奥深さに驚きだ。
今シーズンは、5月ゴールデンウイークまでスキーを楽しんだ。コブスキーヤーやコブボーダーの知り合いも増え、例年より充実したシーズンだった。
多少ではあるが、コブスキーの上達も感じられ、かなり満足した。最後のコブスキーでは、あんなに満足したのだが、そろそろ、1か月経過し、ほんの少しだが、滑りたくなってきた。少しうずうずしてきている。あの興奮が忘れられないのだ。
さのさかモグら〜は、コブスキーに魅了されて、10年以上経つ。ほぼコブ斜面しか滑らなくなって数年経った。向かうスキー場は、ほとんど白馬。今シーズンはトップシーズン、さのさかスキー場モーグルコースを滑る事が多かった。
自然コブゲレンデと比較し、モーグルコースはエキサイティングなコブスキーが楽しめる。何よりも滑りやすい。上達したのか?と勘違いするほどリズムに乗って滑ることができる。はじめて滑った時、他の自然コブ斜面を滑るのが馬鹿馬鹿しく感じたほどだった。
だが、滑りやすいから、徐々にスピードをアップさせて滑るようになる。今まで以上にダイナミックなコブスキーが楽しめる。その反面、斜面からの衝撃も大きい。気づかないうちに、身体へ相当な負荷がかかっている。
しばらくモーグルコースを滑ると、思いのほか早く疲れが溜まっている事に気づく。疲労を感じたら、休憩をとった方が良い。特にコブビギナーは、疲れを感じたら、無理をして滑るより、休憩をとった方が良いだろう。
以前、コブスキーの上達は、コブ滑走本数に比例すると思い込んでいた。だが、疲れてくたくたになったり、滑りたくなくなった時、コブ斜面を無理して滑り続ける事が、上達の近道では無い事に気づいた。
少し前までは、いくら疲れてもコブ斜面を滑り続けていた。はじめてモーグルコースを滑った時も滑り続けた。だが、そのうちにミスが頻発しはじめる。疲労と共に、ちょっとしたことでバランスを崩すようになり、転倒や暴走、コースアウトが増えてくる。
コブ斜面での暴走や転倒は、他のスキーヤーとぶつかる危険がある。下手をすれば怪我をする。何より楽しくない。少しでも疲れを感じたら、早めに休憩をとった方が回復が早い。疲労が回復してコブ斜面を滑りたくなったら滑れば良い。そして嫌になったら止めた方が良いだろう。
コブスキーの上達は、楽しくコブ斜面を滑る事。ストレスがあると、まず上達しない。コブスキー中級者は頑張りすぎて、疲労困憊とならない程度のコブ滑走を続けた方が良いだろう。
コブスキーのビギナーも同じだ。まずはコブ滑走を楽しむ事だ。もしコブ斜面を滑る事が楽しくなければ、フラット斜面でコブ斜面をイメージし楽しむのだ。常にコブをイメージし、小回りターンを繰り返すのだ。
これからコブスキーをはじめようと思っている方で、もし、コブ斜面が怖ければ、フラット斜面の小回りターンからはじめるのだ。これがコブスキーの上達の近道だ。
だが、現実的にはコブビギナーと見られる方が、急斜面のラインコブで必死にもがいている姿を良く見かける。中には、コブ斜面を滑るのではなく、横滑りさせながらコブを削って降りる方もいる。
このレベルのコブビギナーは、繰り返しコブ斜面を滑り続けても上達は遅い。全然上達しないから、コブ滑走が嫌になる方も多いだろう。
スキー検定1級合格者の知り合いでも、コブは滑らないと言い張る方がいる。無理矢理コブ斜面に誘うと、これが1級レベルなのかと目を疑う。こういう方は、コブ滑走が嫌いなのだ。
さて、上達を目指すコブビギナーは、まずフラット斜面での小回りターンで、早い切替しのターンを身につけよう。クイックに確実にしっかりターンするのだ。フラット斜面で小回りターンが身につけば、その応用でコブ斜面を滑る事が出来る。横滑りしながらコブ斜面を降りる事もなくなる。
コブを滑る事が出来ない方でも、コブスキーをはじめたいのなら、無理してコブ斜面を滑る事は無い。まず、フラット斜面で小回りターンを身につけるのだ。
フラット斜面で小回りターンが素早い切替で滑れるようになったら、午後の荒れたフラット斜面でコブを意識して小回りターンに挑戦する。フラット斜面を滑る時に常にコブ斜面を意識するのだ。
これらを身につけてから、滑りやすいコブ斜面を滑るのだ。これが出来ていれば、意外と早くコブ斜面に慣れるはずだ。
気を付けたいのが、コブ斜面を多少滑ることが出来るようになると、つい急斜面のコブに挑みたくなる。リフトから見上げるコブ斜面は、滑りやすそうに見える。だがコブ斜面は、どのスキーヤーに対しても手加減しない。
急斜面のラインコブ滑走で痛い目にあったら、無理するのを止めて、自分のレベルに応じたコブ斜面を滑った方が良い。コブスキーの上達は、楽しんで滑る事が重要だ。
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