白馬さのさかスキー場モーグルコース！公認ラインでコブ滑走を楽しもう！

ついに梅雨入りだ。気象庁は、7日に四国から関東甲信まで梅雨入りした。と発表した。

だが、昨日の雨は夕方に止み、今日は天候も良い。週末も曇り気味の予報だが、雨の心配はなさそうだ。気になるのが風だ。昼頃から妙に風が強い。地域的な強風だとは思うが、時折突風も吹くことがある。梅雨入りの影響だろうか？

空を見上げると雲の動きが早い。この風、しばらく続くかもしれないなぁ。何となくそんな気がした。

今の時期、多少風が強くても、あまり気にならないのだが、スキーシーズンの強風は、コブ滑走を楽しむスキーヤーにとってあまり歓迎できるものではない。


白馬のスキー場では、風に弱いスキー場があるようだ。さのさかモグら〜が4月以降の春スキーに出かける、八方尾根スキー場、4月の前半は、なかなか行けなかったのだが、後に聞いたら、強風でリフトが運休する日が頻発したらしい。
八方尾根スキー場は、聞くところによると、トップシーズンにも強風による運休が相当あるらしい。もちろん下部のゲレンデは問題ない。強風が多発するのは、コブ斜面がある上部のゲレンデだ。

何でも、昨シーズンは年末年始に運休したようだし、今シーズンは、1週間ちかく毎日のように強風だった事があったようだ。日によって、半日以上リフトが運休したらしく、信じられないが、丸1日リフトが運休する日もあったようなのだ。


わざわざ休みを使って、コブスキーを楽しもうと出かけて、コブ斜面のリフトが強風で運休となると、何しに来たのか残念でしかない。せっかくの休みの日に長距離運転し、温泉くらいしか楽しめないとなると最悪だ。

だが、白馬には、さのさかスキー場がある。さのさかモグら〜がトップシーズン、週末になると何度も出かけたスキー場、それが、白馬さのさかスキー場なのだ。

さのさかスキー場には、B級公認のモーグルコースと、ビギナー向けのモーグルコースがあるが、強風によって運休し滑る事が出来なかったという経験がない。必ずといって良いほどモーグルコースにアクセスするリフトは動いている。

たぶん、さのさかスキー場のリフトが強風で運休する日は、白馬の他のスキー場も全滅だろう。それぐらい風の影響を受けにくい立地のスキー場なのだ。


では、さのさかスキー場が、どんなスキー場かを紹介しよう？

さのさかスキー場は、白馬さのさかスキー場と呼ばれていて、白馬のスキー場の中で、リフト5本という、コンパクトなスキー場だ。

だが、コースは多彩で、スノーパークも充実している。さのさかモグら〜は、モーグルコースにしか興味が無いので、パークの良さがわからないが、スノーボーダーなら、ほとんどの方が満足するのではないだろうか？

さのさかモグら〜も、何度か、キッカーやレールなどが並ぶパークの脇を滑ったのだが、結構長い距離のコースだったので、パークで遊びたいスノーボーダーなら、1日中楽しめるだろう。

また、スキー場最上部には、急斜面のゲレンデがあり、雪が降ると、そのゲレンデではパウダースキーを楽しめるのだ。残念ながら、さのさかモグら〜が行った日は、降雪から数日経っている事が多く、パウダーを楽しむ事が出来なかった。だが、そのゲレンデは距離も長く、パウダーが楽しみたいスキーヤーやボーダーの方なら、滑ってみる価値がありそうた。


白馬のスキー場に出かけるのなら、白馬三山や五竜岳など北アルプスの迫力ある眺望を楽しみたい方も多いだろう。白馬のスキー場の多くで、北アルプスの山々を背景にスキーを楽しむ事ができる。だが、さのさかスキー場から北アルプスの山々を眺める事は出来ない。

白馬さのさかスキー場というネーミングなのに、白馬三山が眺められないとなると、何だか騙されたような気分になる。だが、さのさかスキー場の所在地は白馬村だ。しかも白馬村唯一のモーグルコースが整備されている。もうこれだけで白馬さのさかスキー場だ。

もし、白馬三山を眺めながら、スキーを楽しもうと期待して出かけるなら、初日は岩岳スキー場で白馬三山の眺望を目に焼き付けながら、スキーを楽しめば良い。岩岳スキー場から見る白馬三山は、絶対に忘れられない絶景だ。

まず岩岳スキー場は、白馬の他のスキー場より、山が近くに見えるのだ。どこのスキー場より、すぐ目の前に白馬三山がある。たぶん岩岳スキー場は、北アルプスを一番迫力のあるアングルから見る事が出来るスキー場だろう。


岩岳スキー場で初日を楽しんだら、翌日以降、さのさかスキー場のモーグルコースを滑ると良い。目を閉じれば、岩岳スキー場で眺めた北アルプスの眺望が脳裏に浮かぶはずだ。迫力のある白馬三山を思い出してから、モーグルコースを滑るのだ。

必ず、モーグルコースを滑る前に目を閉じて白馬三山を思い出し、そして滑りはじめれば良い。モーグルコースを滑り出してしまえば、目の前のコブ以外、他は何も見えなくなる。特に問題は無いはずだ。

さて、さのさかスキー場だが、眺望が何も楽しめないか？というと、そんな事は無い。北アルプスの迫力ある眺望を楽しめる位置にスキー場が無いだけで、遠くに、あの榛名山が見える。耳をすませば、16バルブ4AGエンジンのエグゾーストノートが木霊するはずだ。


そして、さのさかスキー場にも絶景ポイントがある。青木湖が見えるレイクダウンゲレンデだ。この青木湖を見下ろす眺望は悪くない。



このレイクダウンゲレンデを滑り降りると、青木湖に吸い込まれそうな気分になれるかもしれない。そしてその先が、先ほどのスノーパークだ。のんびり、景色を楽しみながら滑るのがお勧めだ。


このように、さのさかスキー場は、白馬のスキー場の中で小規模なスキー場なのだが、侮れない魅力がコンパクトなスケールの中にぎっしり詰まっている。

いろんな斜面を滑りたい！というニーズに充分応える事は出来ないが、スキーやスノボを思い切り楽しみたいのなら、初心者や初級者から上級者までを満足させる、充分過ぎるコースがある。


もし、白馬らしさを味わいたいのなら、さのさかスキー場で滑り、その日は、北アルプスが眼前に広がるホテルに宿泊すれば良いだろう。翌日は、八方尾根スキー場に出かけても良い。だが、コブスキーヤーだったら、翌日も、さのさかスキー場を滑りたくなるだろう。

コブスキーを楽しみたいのなら、絶対に、さのさかスキー場のモーグルコースだ。1回モーグルコースを滑ると、絶対に忘れることが出来なくなる。他のスキー場の自然コブゲレンデじゃぁ味わえない満足感が、さのさかスキー場モーグルコースにはある。これだけは間違いない！


次の機会に、さのさかモグら〜一押しのモーグルコースの詳細を紹介しよう。




スキーランキング


にほんブログ村