芥川龍之介は、『侏儒の言葉』に、一番大事なことが教えられていると言っています。
その一番最初が
諸行無常
についてです。
無常くらい知っていると思うかもしれませんが、
知っていると分かっているは違います。
テスト前に勉強しないといけない、
それは知っているだけで、
勉強しなければ分かっているとは言えません。
知識で知っていても、分かっていないのです。
分かっていたら実行する。
みんな諸行無常を知っている分かっていると思っていますが、
分かっていないのです。
頭では分かっていても、今日明日は死なないと思っている。
それは、ずっと死なないと思っている心です。
ちょっとでも、死ぬと思っているかというと
全く思っていない。
イキガミという映画があります。
1000人に1人 18−24歳で死ぬという予告書が届きます。
それでもみんな不安に思います。
それだけみんな死ぬのが不安なのです。
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