仏教では、すべての人は、恐ろしい病にかかっていることを教えられています。
しかし、みんな自分が病気と分かりません。
どんなに科学が進歩しても、幸せになれずに苦しんでいます。
それは、自分の心が作りだした結果です。
限りない欲望で、
色々な悪いたねまきをして、苦しみを生みだしているのです。
欲の代表としては、食欲で造る悪があります。
毎日たくさんの生き物を殺して生きています。
浦島太郎も結局は魚を殺して生きている人です。
最後はそれであっという間に人生が終わっておじいさんになってしまいました。
殺生罪だけみても、恐ろしいことをしていると分かります。
菜食主義者はどうかといっても、
農薬を作って野菜を作っています。
無農薬でも、合鴨農法といっても、虫を食べさせています。
虫も生き物です。
虫の立場からいえば、ヤクザを雇われているようなものです。
名誉欲で言えば、
法律家でも、名誉欲のために、冤罪事件を起こすこともあります。
自分達の名誉、出世のために、犯人を造ることもあります。
死刑反対の人は、冤罪もあるからというのが一つの大きな理由です。
冤罪でも10年、20年、家族が離散して、刑務所からでてきても、人生が終わっています。
物凄い無念です。
私達は冤罪で殺している。
欲のために、やっているのです。
その結果、作り出された苦しみの世界が、地獄です。
こんな世界に落ちるんだぞと教えられています。
自覚もなく、数え切れないほどやってきた悪の結果を自分が受けるのです。
地球のどこにあるのか地球の下かという話ではありません。
私たちの生み出す世界です。
それが後生の一大事です。
その後生の一大事の解決を教えられたのが仏教です。
2019年10月24日
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