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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2019年08月25日

プラトンの洞窟のたとえ・現実は真理の投影?

2千年前のギリシャの哲学者プラトンに、有名な洞窟のたとえというものがあります。
プラトンは人間を、洞窟の中で鎖につながれ壁しか見る事ができない囚人に例えました。
洞窟の壁には外で営まれている暮らしの影が映ります。
やがて彼らは壁に映る二次元の影こそ現実だと思うようになります。
振り返って美しい三次元の世界を見る事はできないのです。

このたとえの言いたいことは、
人間は現実の意味を決して理解できないのではないか
ということです。

現代物理学でも、量子論は、同じような結論に至っています。
私たちは、量子についてはすべてを知ることはできません。
必ずわからないところがあります。

この世界が量子でできているとすれば、
私たちは原理的に、自然を理解することはできません。
私たちに見えているのは現実の影だけなのです。

しかしトングは真実は更に奇妙かもしれないと言います。
壁に映る影こそが真の現実かもしれないとということです。
これはホログラフィー原理と呼ばれる理論です。

数学者はブラックホールに詰め込む事ができる情報の量を計算しようとしました。
そしてその量は体積ではなく表面積に比例する事に気付きました。

もしブラックホールがそうなっているなら
恐らく宇宙全体にも同じ事が言えるのではないかと
推理できます。

私たちは皆巨大なブラックホールの中にいる可能性があるのです。

宇宙にある全ては情報の断片だとします。
インターネットに収められた情報のようなものです。

インターネットの情報は、画面に表示すると二次元に見えます。
しかし、実は情報を保管しているハードディスクなどの記憶媒体は、3次元です。
情報は三次元におさまっているのです。

それが、二次元に表示されています。
それと同じようなものが
ホログラフィー原理です。

あなたも私も地球も星も宇宙そのものさえも。
三次元のものは全て実際には錯覚だと言うのです。
情報がおさまっているもっと高次元の世界があって、
それが三次元に投影されているだけかもしれません。

この理論なら、量子に不確定性があり、
すり抜けたりするのは、高次元の情報が
投影されているだけだからだと説明できます。

私たちが三次元世界だと思っている世界は
宇宙のどこかから投射されたホログラムだとも言えます。

プラトンは、それを知っていて、
洞窟の囚人にたとえたかのようです。
自分が見ている世界は、すべて幻であり夢であり、
真実は別にあるということです。

科学の探求がようやく到達していることですが、
私たちが見ている現実は、夢のような幻影に過ぎません。

ところが仏教では、
私たちは皆夢の世界に生きているのだと
教えられています。

そして、人生が終わるとき、
すべてはのように消えてしまいます。

生まれてから死ぬまでに努力して手に入れたものは
すべて消えて行きます。

ではなんのために生きるのでしょうか。
最後にすべて消えていくのに生きる目的は何なのか、
本当の生きる意味を教えられたのが仏教です。

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