後生の一大事とは、
死んだら苦しみの世界に堕ちる一大事のことです。
なぜそんな後生の一大事があるのでしょうか。
それを知るには、まずは因果の道理です。
善因善果
悪因悪果
自因自果
因果応報です。
では、私たちは、善いたねまきをしているのか、
それとも悪いたねまきをしているのか。
悪業煩悩、煩悩で悪ばかり作っています。
まいた種の結果が今生に来なければ死後に来ます。
如何に煩悩で悪いことをやっているか
自覚がないのですが、
生き物を殺す殺生罪でも、
一生涯にたくさんの生き物を殺して食べています。
それも氷山の一角です。
それ以上のたくさんの罪を造っています。
そのため阿鼻地獄に堕罪して、
八万劫中大苦悩を受けると
ブッダは説かれています。
阿鼻地獄とは、無間地獄のことです。
八万劫というのは、
一劫は43200万年です。
想像もできない長期間、大変な苦しみを受けねばなりません。
これを一大事といいます。
この世貧乏でも80年や100年は短いもので、あっという間です。
癌で辛いといっても少しです。
八万劫中大苦悩というのは、もう気が狂いそうです。
こんなことを、ブッダは仏のさとりによって知らされたのです。
そんなことを知らずに自殺する人があります。
このような後生の一大事と、その解決が仏教で説かれています。
ですから、今はお盆ですので、
お盆をご縁に仏教を聞きましょう。
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