たとえば、イケメンとか美女だと言っていますが、事故にあえば醜くなります。
一皮剥けば、膿や血が流れる醜いものです。
それを綺麗だと思っています。
ブッダの時代も、そんなことがありました。
ブッダのお弟子方に布施をする人がいます。
シュリマーという人がありました。
お弟子の上足に布施をしていました。
ある僧侶が、とても綺麗な人だと覗きに来ました。
そして惚れ込んでしまいました。
すると、気が散って修行にならなくなります。
ところがある日、シュリマー亡くなりました。
ブッダは遺体を、ここに運びなさいと言いました。
例の僧侶にこのシュリマーを抱きたい人はいるか?
と聞かれました。
これが人間の姿なのだと言われて説法されています。
人間の迷いの深さを教えられた話です。
真理は不浄なのだから、真理に基づいて生きてゆきなさい。
そして、目的地は人間に生まれてよかったという幸せがあるというのが仏教です。
永遠に変わらない幸せな私になれます。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image