人生はなぜ苦しい海のようなものなのかと言えば、心の闇があるから。
聞けばわかる話です。
人生を次々と荒波のやってくる海にたとえれば、
生きて行くというのは、泳いで行くということ。
ところがどこへ向かっていいのかわからない。
分かり過ぎる。
そこで近くに流れる丸太や板きれにしがみつく。
船と言われても分からない、見えない。
丸太にしがみついては裏切られる、
それが心の闇で苦しむ私たちの姿。
海に浮いているのは丸太は丸太だけ。
船は出てこない。
見えない。
自分は船を求めていますよという人。
船と言う丸太を求めている。
そういう心の闇を、阿弥陀如来は破る力がある。
その力を親鸞聖人は慧日といわれている。
智慧の太陽だと。
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