「鳥辺山昨日の煙今日も立つ眺めて通る人もいつまで」
という歌があります。
鳥辺山とは火葬場のことです。
いつも鳥辺山のふもとを通る人が、
ふと見てみると火葬場から煙が上がっていました。
昨日、通ったときも煙が上がっていました。
今日も人が焼かれているのだなあと思って通っていますが、
いつまで人の焼かれる煙を見ていられるでしょうか。
この世は無常の世界です。
やがで自分が死んで焼かれる煙を、
人に見られる日がくるのです。
毎日、テレビのニュースを見てみると、
交通事故、工場の爆発で、沢山の人が亡くなっています。
いつまで他人の事故を見ていられるでしょうか。
いつかは自分が死ぬニュースを人に見られる時が来るのです。
鳥辺山まで行かなくても知らされることです。
では、必ず死ぬのに生きる目的は何でしょうか?
この不条理な人生の意味が、
仏教に教えられています。
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