「幻の如くなる一期なり」
と教えられています。
「一期」とは一生のことです。
幻の如くなる一期とは、人生は夢幻のようなものだ
ということです。
邯鄲の夢のように人生は夢のように過ぎ去ります。
これから50年というと長いように思いますが、
過ぎた50年を振り返ってみると夢のようなものです。
君たちはどう生きるかという本が売れていますが、
現実と思っているものは夢のように消えて行きますが、
反対に仏法は、時間がたつほど本当だったと知らされます。
この世のことは絶対間違いないように思います。
現在50万円儲かったやないか、これが現実だと思いますが、
過ぎてしまえば何だったのかと思います。
反対に仏法は、聞いている時はおとぎばなしのように思いますが、
時間が経つにつれ、本当だったと知らされます。
「されば未だ万歳の人身を受けたりという事を聞かず。
一生過ぎ易し。今に至りて誰か百年の形体を保つべきや」
一万歳まで生きたという人を聞いたことがありません。
せいぜい百歳です。
一生過ぎ易し。
光陰矢の如しで、あっという間に終わります。
本当だと知らされるのは仏教です。
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