なぜ生きるのかということは
別の言葉でいうと生きる目的のことです。
「なぜ生きるか」に対して、
当然問題になってくるのが
「どう生きるか」です。
君たちはどう生きるかという本も
ベストセラーです。
歩くことで言えば、
どう歩くかという歩き方です。
走ることでいえば走り方です。
先日、オリンピックでマラソンを見ていましたが、
色々な走り方をする人がいます。
目的はゴールにたどり着くということですが、
走り方はさまざまです。
では走り方だけで、走る目的地がなかったらどうなるでしょうか。
走り倒れになってしまいます。
それと同じように、生きることも、
どう生きるかということも大切ですが、
なぜ生きるかはもっと大切です。
どこまでいってもどこにもたどりつかずに
やがて死んでしまいます。
まるで死を待つだけの人生になってしまいます。
ですから、生きる目的は生きて行く上で
非常に重要です。
なぜ生きるかの生きる目的について
ブッダはどのように教えておられるのか
聞いてみましょう。
「人身受け難し今已に受く
仏法聞き難し今已に聞く
この身今生に向かって度せずんば
さらにいずれの生に向かってかこの身を度せん」
生まれ難い人間に生まれることができてよかったという
生命の歓喜を教えられています。
このような身になることが生きる目的です。
そのために生きているのです。
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