鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
と天下が転がり込むのを待った徳川家康は忍耐の人といわれます。
虎視眈々と天下を狙った家康。
かつて眠れる獅子といわれた中国において、
人格者とは、泰然自若として、
悠悠自適に、耐える、待つ人といわれます。
ところが今日はスピードの時代です。
眠れる獅子では目覚めるチャンスを失して、
永眠に入ってしまうのが、今の世界です。
中国はしたたかです。
待っていたら、時代はもっと早く流れて、取り残されます。
チャンスは待つものではなく、つかむもの。
無限にあふれる情報の中から、早すぎてもだめ、
遅すぎてもまた駄目、ジャストフイットでそれをつかんで、
波に乗ったものの勝ちです。
さしずめ
鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス
の秀吉型の積極的、ポジテイブな生き方が望まれますが、
現実は
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス
の信長のように、
思い通りにならぬとムカついて、キレて、チャンスをつぶし、
人生もつぶしてしまう人がなんと多いことでしょうか。
後悔のない人生は待っていちゃこないし、
来ないからといって、キレていてもなおそれはありません。
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