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2022年05月13日
大会初日
春季大会初日は雨のため順延になった。
終日雨との予想なので仕方ないのだが、私としては試合をしてしまいたかったという気持ちもある。明朝になっても雨が止んでいるかどうか分からないし、一日ズレるということは、日曜日も月曜日も試合が行われるわけで、私の予定も大きく変わってしまう。
ほとんどの学校で、部活動には手当が出るが、私の学校ではそうしたものは一切ない。一見、完全なるボランティアにも見えるが、要は、「それも業務のうち…」、ということなのだろう。今回の大会では、食事代も私が負担、これが順延に伴い2日にわたる。また、会場までのバス送迎も、私が運転する。中高一貫なので、当然当日は授業日。授業の手当も考えておかなくてはいけない。一回の大会だけでも、けっこう過酷な仕事が押し寄せる。
「私も、もうそんなに若くないんだよな…」、と思ったら、いつの間にか近隣の野球部の顧問の中では、最高齢になってしまった。たいていの年配の先生方は、管理職になられ、教頭やら校長になる年齢だ。そうでなくても、教務主任などを勤め、第一線の野球部指導からは引いている。
今回、私は審判を若手の先生に任せたが、彼にとっても最低二日連続で大会の審判をするのは負担だったろう。「難しいです。厳しいです」と、直接私に言わなかったが、明らかに負担感というか、苦しさがにじみ出ていた。本当に申し訳ない。
しかし、私は十年以上、こうした仕事を続けている。
ふと、「私とかかわった生徒たちは幸せなのだろうか」、などと考えてしまう。
いつもどおりに4時半に起き、5時半に生徒を集合させ、バスに荷物を積み込み、弁当を取りに行っている間に、LINEで「順延」連絡が入った。再び学校に戻り、荷物を下ろし、生徒たちは授業の準備。私は食事の手配。そして授業…。夜には、学習会もある。
また明日、同じパターンの生活だ。
学校行事とも重なっているので、大会中、会場を往復しなくてはいけない。今日よりさらに大忙しになる。
残念ながら、雨は明日の朝まで降り続くようだ。
おそらくは、予定通りの試合開始はできまい。
それでも気持ちを切らさず、逆に高めて、明日の試合に臨もうと思う。
生徒たちにとっては、数少ない晴れ舞台なのだから…。
終日雨との予想なので仕方ないのだが、私としては試合をしてしまいたかったという気持ちもある。明朝になっても雨が止んでいるかどうか分からないし、一日ズレるということは、日曜日も月曜日も試合が行われるわけで、私の予定も大きく変わってしまう。
ほとんどの学校で、部活動には手当が出るが、私の学校ではそうしたものは一切ない。一見、完全なるボランティアにも見えるが、要は、「それも業務のうち…」、ということなのだろう。今回の大会では、食事代も私が負担、これが順延に伴い2日にわたる。また、会場までのバス送迎も、私が運転する。中高一貫なので、当然当日は授業日。授業の手当も考えておかなくてはいけない。一回の大会だけでも、けっこう過酷な仕事が押し寄せる。
「私も、もうそんなに若くないんだよな…」、と思ったら、いつの間にか近隣の野球部の顧問の中では、最高齢になってしまった。たいていの年配の先生方は、管理職になられ、教頭やら校長になる年齢だ。そうでなくても、教務主任などを勤め、第一線の野球部指導からは引いている。
今回、私は審判を若手の先生に任せたが、彼にとっても最低二日連続で大会の審判をするのは負担だったろう。「難しいです。厳しいです」と、直接私に言わなかったが、明らかに負担感というか、苦しさがにじみ出ていた。本当に申し訳ない。
しかし、私は十年以上、こうした仕事を続けている。
ふと、「私とかかわった生徒たちは幸せなのだろうか」、などと考えてしまう。
いつもどおりに4時半に起き、5時半に生徒を集合させ、バスに荷物を積み込み、弁当を取りに行っている間に、LINEで「順延」連絡が入った。再び学校に戻り、荷物を下ろし、生徒たちは授業の準備。私は食事の手配。そして授業…。夜には、学習会もある。
また明日、同じパターンの生活だ。
学校行事とも重なっているので、大会中、会場を往復しなくてはいけない。今日よりさらに大忙しになる。
残念ながら、雨は明日の朝まで降り続くようだ。
おそらくは、予定通りの試合開始はできまい。
それでも気持ちを切らさず、逆に高めて、明日の試合に臨もうと思う。
生徒たちにとっては、数少ない晴れ舞台なのだから…。