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posted by fanblog

2020年06月10日

習熟度のクラス替え

中間試験を終え、答案も返却。成績も入力した。
この時期、迷うのが、クラス替えである。

私の学校では、数学は習熟度別クラス。
試験範囲も、試験問題も、問題レベルも違う試験を行う。
使う教材すら違う。

学期の成績は、全体を偏差値かして、調整して上位クラスから付けられる。
そうなると、上中位のクラスで、非常に低い点数を撮ってしまった場合、調整した結果も赤点になる可能性が出てしまうわけだ。

だから、試験が終わったこの時期、彼ら成績不振者のクラスを変えるべきか、そのまま様子を見るかで迷い、悩むのである。

次回の期末考査で得点を取ってくれるならそれでいい。
この失敗を奮起にして、頑張ってくれるのなら、様子を見ることができる。

ただし、期末でも同じような点数を取られると、途端に危険ゾーンに陥る。
こうなると、赤点を救済する術がなくなってしまう…。

そんなわけで、今回の試験で、中2の中位クラスの3人をどうすべきか迷った。

ただ、下位のクラスの人数も限界で、これ以上増やせない…。

結果的には、そのままクラスに残し、きっちり警告して、放課後の補講に参加させ。もう一度復習させることにした。

中位のクラスの生徒は、下位のクラスに移動することを極端に怖れる。
だから、「先生、僕、クラス、落ちますか?」などと恐怖の面持ちで私に尋ねる。

大切なことは、失敗を生かして勉強することだ。
彼らはクラスが下位のクラスに行くことによる恥ずかしさを怖れているのいだろう。

彼らをそのままクラスに残すことで、私の授業も、さらに集中力がアップしそうだ。

中位のクラスにしてはよく勉強するメンバーなので、きっと、次の試験では輝いてくれるに違いない。

試験後の彼らは、少しだけ顔つきが真剣になった。

これだから教育は面白い…。
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