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2015年10月27日

宗教という薬

昨夜郵便受けを覗いてみたら
キリスト教関係の小冊子が入れられていた。

私は無宗教ながら宗教には関心があるので、
浅いながらも宗教に関する知識はある方だと自負している。

だからこういった小冊子を配り歩くような
真面目な信者と宗教に関して話してみたい気もするが、
かと言って実際に話すと虚しさを覚える気もするので
実際に話すことはない。

キリスト教を例に取れば、
聖書というものはイエスは神の子、ということがまずありきで
それに沿った福音書が残され、
他の人間臭いイエスが書かれたものは処分された。

イエスの神秘性を最も表しているのは
母マリアの処女懐胎だろう。
だがこれは、聖書研究家によれば
原文の若い娘というワードを、
翻訳するときに処女と誤訳したことによって
それが広まったという。

おそらくその誤訳は、
神の子イエスというイメージに合致していたため
そのまま使われることになったのだろう。

仏教の祖のゴータマ・シッダールタが母親の脇の下から生まれた
という神秘性のある話が微妙に反映されている気がしないでもない。

例えばこういう話を信者にしたとしても
彼らの考えが揺らぐことはない。
何故ならそういった問答はキリスト教成立から
千数百年間繰り返されてきているからだ。
ダーウィンの進化論ですらキリスト教をひっくり返せなかったのだ。
ちょっとやそっとの問答で覆るわけがないほど
強固なバイアスがかかっている。

宗教自体を否定するつもりはない。
宗教というのは常備薬のようなものだというのが私の認識だ。
なにか起きる前の予防薬として、や
起ってしまった際の特効薬、
そして死んだ後のアフターケアまでしてくれる。
本当に死んでしまったらどうなるのか誰にも分からないが、
少なくとも死の際までは役に立つ場合が多いのだろう。

薬と違って宗教が厄介なのは
薬の種類の違いで争いごとが起きることである。
それも大元の薬の処方者が同じにもかかわらず。

薬というのは正しく使えば効果がある。
しかし過剰に摂取したり
間違った使い方をすれば危険である。

そういった話を彼らにしても難儀するだけである。
なにせ彼らは薬の効果を信じて疑わない常習者なのだから。




posted by 黒豚猫 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教
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