ネコと贅沢　ボンビーライフ

100円ショップで買ってきた
コロコロが折れた。

よく
安物買いの銭失い
というが

現代において
コストパフォーマンス的にどうなのだろう。

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ホームセンターとかで普通に売っている品の値段で
100円ショップなら7個買える。

もちろん798円の品は
それなりに丈夫に作られていることだろう。

でも
100円ショップの品も1年以上は使えた。
だから壊れたらまた買うとして
7年以上は使える計算だ。

798円の品が7年使える保証はあるだろうか？
7年以上使える丈夫な品だとしても
例えば引っ越しして無くす可能性もあるだろうし、
もっと画期的な、コロコロに変わるお掃除道具が
登場しないとも限らない。

私がこんな考え方になったのは
ずっと昔にローマで財布を買ってから。

旅行に行って
ブランド物には全く興味はなかったのだが
何気なく入った店がセリーヌだった。

ちょうどセールをしていたので
旅行ということで気も大きくなっていた。
日本円で1万円もしない財布があって
つい買ってしまった。

ブランド品だから一生モノだろう
なーんて思って使っていたのだが
使い方も悪かったのだろう
1年ほどでよれたり擦れたり
2年でボロボロになって
「これはセリーヌだ」と言っても
信じてもらえなくなってしまった。

よくスーパーやデパートで
正月になると
「福財布」という名目で
財布のワゴンセールをやっている。
だいたい千円ほど。
当然ブランド物ではないが
そこそこ使える品だ。

だったらこれでいいではないか。
毎年新調すれば気分もいい。

いいものを大事に長く使うことを
否定するわけではない。
私は同じ車に20年以上乗っているほどだ。

本当に愛着を感じるのなら
コストパフォーマンスなんか気にしないで
大事に使い続ければいい。

そうではない消耗品なんかは
賢く使いたいね
っていうお話。