ざっと1年間の維持費やトラブル等を振り返ってみます。
■燃費等
気になる燃費ですが、HDN(ハーモニアスドライビングナビゲーター)上のデータは以下の通り。
約「7,000km」走行で、概算の通算平均燃費は「11km/L」です。
感覚的には・・・
高速道路走行 =10km/L〜13km/L (走行具合によりかなり変動)
郊外一般道走行 =12km〜13km/h前後
都市部一般道走行=9km/L
近所の買い物(ちょい乗り)=7km/L といったところでしょうか?
ハイブリッドカーとは思えない燃費の悪さ(笑)
しかしこれでもランキング上位「20%」程度なので燃費的には良い方だと思います。
通算1位の方でも、JC08モード燃費(15.8km/L)に到達していないようなので、「トヨタ/レクサスハイブリッドシステム」の中でもパワー型の3.5L"マルチステージハイブリッド"のカタログ値超えがいかに困難であるかがわかります。
とはいえ、燃費が良いに越したことはなく、燃料タンク容量が85Lもあることも相まって、給油の頻度が非常に低くなったこと、長距離ドライブでも高速道路を降りて給油する必要がないのは大変ありがたいです。
なお、停止時からの再始動時、多くの場合、エンジンがかかりますので無音で始動するハイブリッドカーではありません。
また、坂道(ダウンヒル含む)ではEV走行状態でも自動的にエンジンを始動し回転数を上げてシフトダウン(エンジンブレーキを発生)するなど特徴的な動きをします。また、走行時に頻繁にエンジンのON-OFFが行われる、エンジン回転数の上下がせわしないと感じることがあります。これが"マルチステージハイブリッド"の特徴でもあり、賛否が分かれる部分と思います。
静かに、ゆっくり走りたいようなシチュエーションでは従来型HVのような制御になれば理想的なのですが・・・
■消耗品
1年点検の結果、異常がないのはレクサスとしては当然ですが、消耗度合いは以下の通り。
・タイヤ残量 6.5mm (新車時から約1mm減)
・ブレーキパッド残量 10.5mm (新車時とほぼ同等)
当方の標準装着タイヤは、「ミシュランパイロットスーパースポーツ(PSS)」のランフラットタイヤで、ロングライフには定評があるタイヤですが、おおよそ5,000kmで1mm程度減るとのことなので順当な感じです。
ブレーキパッドに関しては、ハイブリッドカーのため、ブレーキング時の大部分が回生ブレーキで行われるため、パッドの減り方も非常に緩やかです。(その割にダストは比較的出ますが、RCF/GSF/LC500と比べると雲泥の差です)
また、「レクサスケアメンテナンスプログラム」(無料付帯)で以下の消耗品の交換も無償です。(無論、車両価格には含まれているということなのですが)
・エンジンオイル交換(半年毎、フィルターは1年毎)
※LC500hの純正交換エンジンオイル「0-20W」は2017年冬頃から、化学合成オイルに変更されています。
・エアコンフィルター(1年毎)
・ワイパー交換(1年毎)
というわけで、このペースで行けば、初回車検までほとんど消耗品の維持費はかからないと思われます。
■自動車税
以下の通り。3.5Lエンジンのため本則税率は「58,000円」なお、あまり燃費がよくないので翌年度の軽減税率はおおむね50%に留まります。
初年度・・・58,000円
2年目・・・29,000円(概ね本則税率の50%減)
■任意保険(自動車保険)
契約形態によりますが、18等級、車両保険=1400万円程度、対人、対物=無制限、ほか一般的な特約等付保の通販型で「約10万円〜」
保険料が気になる方は試算して見ると良いと思います。
▼インズウェブ(一括見積)
※なお、通販型の場合、車両保険金額が1,000万円を超える場合は引受が困難なケースが多いようです。
その場合はコールセンター等でご相談されると契約条件により引受可能となる場合もあります。
■故障・トラブル
・冬場、ガラスルーフから異音発生、ルーフガラス交換。(保証対象)
その他、走行中のエラー、トラブル等は一切発生していません。
・レーダー探知機は「OBD2ポート」に接続していますが、バッテリーあがりの原因となる暗電流対策のため、1週間超乗らない際はあらかじめコネクタから外しています。
・ナビゲーション関係では不具合ありませんが、今までオンラインアップデート(車両搭載のDCM経由)が2回発生しています。
・・・と、現時点ではさすが信頼のトヨタ(レクサス)車ということもあり快適に過ごしています。
維持費がほとんどかからないのは大きなメリットですし、カスタマイズのための純正部品等もかなり安い。カスタマイズ派には嬉しいですね。
「LC500/LC500h」に関しては近日中に初の年次改良が行われる予定です。
改良予想は以下の記事にまとめていますが、果たしてどうなるでしょうか?
着実な改良でフラッグシップクーペとして商品性を確実に高めて熟成してほしいですね。
■レクサスLC ストラクチュラルブルー 間もなく生産終了!そして? (2018/6/29)
http://www.namaxchang.com/article/460253771.html?1533649970
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そうですね〜 "マルチステージハイブリッド"は更に速くエンジンが始動する感じです。特にLC500hはそうです。
エンジンからのサウンドが結構目立つのと、タコメータの上下が煩雑なので、GS450hやマジェスタの方が落ち着いていると思います。せめてEcoモードで、従来型の制御だと好ましいのですが、、、
意外とすぐエンジンかかるGS450hのほうが
かえって自然っぽいんでしょうか…