未だに街なかでも注目を集める流麗なスタイルのクーペと、発売から3年後の2020年6月に追加設定された「LC500コンバーチブル」。
日本では2022年夏に小規模と思われる「年次改良」が予定されておりますが、発売から5年が経過する今年もマイナーチェンジは行われず、ごく一部の改良にとどまるものと予想されます。今となっては、LC500 Convertible発売時の年次改良(一部改良)が「マイナーチェンジだった」(外観変更はなし)と考えるのが自然でしょう。
2022年夏の改良は「2023年モデル」と言われるものですが、同時に「特別仕様車」が発売されることは確実視されております。
さて、どのような特別仕様車か・・・ということですが、これはすでに海外で発表となった情報がヒントになると思われます。
欧州市場の「北海道エディション」に続き、主力の北米市場で3月15日に発表されたのは、「INSPIRATIONシリーズ」。
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind/
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
主な仕様は以下の通りとなっています。
仕様としては「L Package」でありつつも、クーペには「アクティブリヤウィング」を備え、インテリアには「アルカンターラ」を用いるなど、良いところどりの仕様となっているのがポイント。
特に、コンバーチブルには、カタログモデルにはない「ダークローズ」のソフトトップを備えているのは注目です。
過去の日本に導入された特別仕様車もほぼ海外市場と導入のものが投入されていますので、概ね近い内容になるのでは・・・と予想されます。
(ボディカラーに関しては日本では複数から選択できる可能性が高いと予想)
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
■外装カラー :ソニックイリジウム
■専用ホイール:21インチ3D機械加工&グロスブラック鍛造ホイール
■専用インテリア:ブラック&ダークローズ
■専用ソフトトップ:ダークローズ【コンバーチブルのみ】
■追加装備
・電動アクティブリヤウィング【クーペのみ】
・各部ダークスモーク仕上げパーツ(グリル、ヘッドランプ、テールランプ、ロッカーガーニッシュ)
・セミアニリン本革シート(専用カラー)
・ヘッドアップディスプレイ
・ステンレス製スカッフプレート(専用デザイン)
・限定バッヂ(センターコンソール貼付け)
・アルカンターラ内装(ルーフ、ピラー、バイザー、パッケージトレイ)
・マークレビンソンオーディオ
外観では、レクサス初とされる3D機械加工処理がされた21インチホイールに注目したいです。
日本でも導入され、ディーラーオプションとしても購入可能な「AVIATION」のブラックホイールに続く21インチホイールですが、大変複雑な形状かつ純正とは思えないデザインに食指が動く方も多いのではないでしょうか?
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
また、ダークローズ内装は「2017年3月〜2020年5月」まで生産されたいわゆる「前期LC」に設定されていたものですが、今回の「ブラック&ダークローズ」内装は、当時のものとは配色が異なるのもポイント。
前期LCのダークローズ内装は以下の通り。今回の特別仕様車(北米仕様)とは構成が異なることがよくわかります。
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
「特別仕様車」のインテリアは落ち着いたブラックが中心ですが、各部にダークローズの差し色が入り、特にシートベルトが「ダークローズ」であるのはレクサスとしても初であり、これは魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか?
(私的にはシートにはもう少し「ダークローズ要素」が入っていると良いと思いましたが・・・)
【LexusUSAニュースリリースサイトより】
https://pressroom.lexus.com/2022-lexus-lc-500-inspiration-series-relax-and-unwind
なお、日本仕様のレクサスLC(2023年モデル)に関しては、他のレクサス車のような「マルチメディアシステム」や「先進予防安全装備のアップデート」、はおこなわれないものと予想され、概ね以下の軽微な改良が施されると考えられます。
・プッシュスタートボタンスイッチのカラー統一(ハイブリッドブルー廃止)
・レクサスエンブレムのカラー統一(ハイブリッドブルー廃止)
・ハイブリッドエンブレムの廃止
・ボディカラーの追加(ソニッククロム)
・ボディカラーの廃止(ダークグレーマイカメタリック)
外装に関して、もともとLCは「LEXUS」文字エンブレムはなく「車名エンブレム+Lロゴ」だけでしたので、特にガソリンモデル「LC500」、「LC500 Convertible」においては見た目の改良点はほとんどないと考えて良さそうですが・・・・正式発表を待ちたいところですね。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image