公式サイトによると、LC500/LC500hいずれも「12月中旬以降の出荷」とのことですが、当方が先週末に販売店で確認したところ、販売店へ向けてのアナウンスではLC500が「来年2月」、LC500hが「来年1月」以降の納車目安となっているようで、既に年内納車は不可の状態となっているようです。
1回掲載されると納期が3ヶ月程度まで短縮されるまで一定期間、毎週更新されるのが常なので、今後どう推移するのか見守りたいと思います。
https://lexus.jp/news/lc_info/
さて新型LS(LS500/LS500h)の情報もかなり明らかになってきましたが、ちょっと意外に感じたのが「LDH」について。
LDH・・・「レクサスダイナミックハンドリングシステム」、いわゆる後輪のタイヤの切れ角が変わる機能で「DRS」などと呼称され、昔からのクルマファンの方は「4WS」で通じる方もいらっしゃると思います。
LDHは、LEXUSのスポーティモデルに設定され、価格はおおむね「20万円+消費税」相当とされています。
今回の新型LSでは、FRモデルには、ベースグレードも含めすべてのグレードに「標準装備」されます。
LDHに間してはLCでも「違和感がある」と評されることが、多くまだまだ進化中のデバイスといえ、スポーティなラグジュアリークーペのLC500/LC500hでも装備されるのは「SPackage」のみですので、フォーマル色の強いLSで全車標準装備(AWDモデルは除く)はこれはいったい何故??
発表前のため、公式見解はありませんが、LSに「LDH」が標準装備される理由は?
それは、そのボディの大きさを少しでも感じさせないよう、取り回しの良さをPR(「最小回転半径」を稼ぐ)するため、ではないでしょうか?
以下は現行との比較。 同じサイズではLDHがつくことにより、最小半径を「同じ」に留めています。
AWDモデルではLDHが装備されないので、現現行より最小半径が大きくなります。
<FRモデル>
現行LS ショート 5.4m
現行LS ロング 5.6m → 新型 LS LDHあり 5.6m <現行と同じ>
<AWDモデル>
現行LS ショート 5.7m
現行LS ロング 5.9m → 新型 LS LDHなし 6.0m <現行+0.1m>
比較されると思われる、メルセデス・ベンツの「S550ロング」では最小半径が「5.7m」、アウディ「A8 4.0クワトロ」で「6.1m」つまり、LSはこのクラスの競合より最小半径を「小さく」することを目的としているのでは、と。
最小回転半径が小さいほうが取り回しは有利ですので、法人需要も高いLSでは結構重視される項目だと思います。
既に、一部の販売店セールス担当の方は「LS500h」に試乗しているという話もありますので、その乗り味や豪華な装備、世界初の安全装備技術などを踏まえ、今後ますます商談が本格化してくるものと思われます。(LCと同様、ハイブリッドモデルが先行発売、ガソリンモデルは約2ヶ月遅れの12月から販売予定との噂)
(が、その前に新型アウディA8がまた凄そうで、こちらにも注目したいところ!)
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