LX570が発売されてから1年あまりが経過しました。あまり広告宣伝活動もされていないですが、果たしてその売れ行きは?
「LX570」はなにげに「LEXUS Safety System+」の初採用車。
そしてLEXUS初の3列シート車、ナビゲーションソフトも刷新されるなど意外に手が入っています。
そして、流れるウィンカー(シーケンシャルターンシグナルランプ)も初採用。
室内の質感は旗艦車のLSに準じており、非常に高品質。
そして、価格は「1100万円」という非常に高額!!(自動車税も年額88,000円!)
全長が5メートルを超え、全幅は2メートルに迫るその巨大なボディは駐車・保管環境も選びますし、まさに限られた人のためのクルマ。
さて、LX570の日本国内における月販目標台数は「50台」とSUVのシリーズの中では控えめな数値です。
しかし、昨年以降、本年9月までの販売台数グラフ(当方調べ)は以下の通り!
多少ばらつきはあるものの、安定的なセールスを続けており、目標台数を大きく超える台数が販売されており、数値の大きな落ち込みもみられません。
LX570はデビュー当時から控えめな宣伝活動にかかわらず、発売時期から1ヶ月間の初期受注は「2,000台」と大ヒットを記録したのは記憶に新しいところです。(LEXUSの小規模販売のクルマの初期受注はだいたい目標台数の15−20倍を記録することが多いですが・・・)
初期受注の2,000台は概ね本年4月までには解消したと思われ、その後も概ね200台前後で推移し、2016年9月までの販売台数は「3,270台」です。
(うちディーラーでの試乗車・展示車は100台弱と推測)
ちなみに、昨年11月デビューのLEXUS GSFはほぼ同価格ですが、2016年9月までの販売台数が「876台」ですので、LX570のセールスの好調さがわかります。
私自身、都市部や観光地でもLX570に出会う機会が結構あり、その存在感に驚くとともに、これだけ高額なクルマがこれだけ売れていることに驚きです
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