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2022年03月02日

シジュウカラを救出




去年の春の事。

庭掃きをしていたら
流し台の横の雨樋の中から
”カサカサ カサカサ ”と
しきりに音がしているのに気が付いた。


 アッ、シジュウカラが落っこちたんだ!


咄嗟にそう思った。

その前日に、その雨樋の上のあたりで
スズメがシジュウカラを追い払っている様子を
目撃したから。


スズメはちょうどその辺りに巣を造って
子育てを始めたばかりだったのだ。


きっとシジュウカラはまたその辺りに行って
スズメに追い払われた瞬間
雨樋の中に落ちてしまったのに違いない。


 どうしよう・・・・・
 ここのつなぎ目のネジを外して
 下に引っ張ったら樋が外せるかも



急いでドライバーを取って来て
ガチガチやってみたがネジはビクともしない。

 油を注したらネジ回るかも。
 
と思った時に夫が出てきて、
「なにしてんだ?」と聞いてくれた。


訳を話すと、事も無げに
「放っとけば自分で出て行くさ。」なんて!

「出られる訳無いでしょ!
 こんな細い筒の中なんだもの。
 羽ばたくことがうまくできないんだから。」


「・・・・・うん。」


しばらくして夫が
「ここを壊すしかないな。」と、
一番下の樋の先端の丸く曲がった部分を
両手で握りグリグリ回したら、
意外にも壊れることも無く簡単に外れて、
ほんの数秒待ったら
まだ幼いらしい小さなシジュウカラが頭をのぞかせた。


  ワッ! カワイーイ
  手に乗せてみたい!!
 


     胸キュン

 


” 天使のお使い ” みたいなシジュウカラは、
一瞬躊躇してから
やがてソロソロと出てきて、
パーーッと飛び立って行った。

   ホッ


飛んで行ったシジュウカラを目で追うと、
玄関の傍の木の枝に止まって、
じっとこっちを見ている。

シジュウカラ.jpg
 (これは無料写真からのお借りもので
   実際はもっとヒナっぽい)


そして数秒後、
シジュウカラはどこかに飛び去って行った。


「ねえ、あの子 助けられたこと理解したんじゃない?」

「どうだかなあ。」

「きっとそうよ。
 あの木に止まってしばらくこっち見てたもん。
 考えてたんじゃない?」

「どうだかなあ。」




      
    



あとで「シジュウカラ」
で検索すると、
「シジュウカラ言語」というのが
検索候補に出ていたので、
ここをクリックすると

「文法を操るシジュウカラは
初めて聞いた文章も正しく理解できる」

という記事にたどり着いた。

NHKテレビ「サイエンスZERO」で紹介された
      コレ
      

世界初! 「鳥の言葉」を証明した“スゴい研究”の「中身」
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/blog/bl/pkOaDjjMay/bp/p0XWGW8MX7/ 

    

京都大学生態学研究センターの鈴木俊貴先生が
シニア自然大学校公開講座で発表した 
シジュウカラの言語能力についての研究成果

 『身近な野鳥「シジュウカラ」のトピックス!
  シジュウカラ同士話でし合っている』


 というお話。 

シジュウカラは
「ピーツピ」と「ヂヂヂヂ」「ピーツピ・ヂヂヂヂ」など
いくつもの鳴き声(単語)を組み合わせて
複雑なメッセージを伝えあっているんだって!


「言語を組み立てる能力があるくらいだから、
 きっとあの子は私たちに助けられたことを
 理解したんだ」

と私は確信した。




ヒヨドリにもいろんな鳴き方がある。
それを言語と言えるかどうか分からないけれど
きっとそれぞれ意味があるのに違いない。

 あれ?
 そう言えばこの冬初めて来てから今まで
 あんまり鳴かないねえ。



 早朝にいつもやって来て

  ” ピ――――ッ  ピ――ッ "

 って1回 鳴くだけでそのあとは・・・
 たまに何かに驚いた時に鳴いたかな?

 そうそう、他のヒヨドリにいきなり飛び付かれた時。
          
         参 照


 去年の夏に来た時は
 あんなにいろんな鳴き方してたのに・・・


またネット検索

「ヒヨドリ 鳴かない」で探したら
あった!

「1月中旬を過ぎると鳴かないヒヨドリが多くなる。」
という観察記録。 

この記事を書いた方は、
「猟期に当たるから目立たぬように
鳴かないのかな?」
と分析していたけれど、

でも逆に「冬になるとヒヨドリがうるさい」
と書いている人も。
       

 ああ、狩猟の盛んな地域とそうでない所の違いかも。


だけど、ひよちゃんが鳴かない原因とは
関係無さそう。


 ねえ、アンタ " ひよちゃん " よね?

 他のメスヒヨより一回り小さいし、
 この冬初めて来た時
 前みたいに真っ先にグミの木にこっち向きに止まって
 首を傾げたりしながらしばらくこっち見てたもんねえ。

 黙っててなんだか寂しいなァ
 元気よく " ピーチヨ ピーチヨ " って鳴いてくれないかなあ。
 




今日も私が家に居る間一声も鳴かずに、
私が用意しておいた刻みりんごとレーズンと玄米ご飯を
夕方までにすっかりきれいに食べてしまってあった。


ヒヨドリが一日に食べるエサは
きっとこの何倍かの量だろうと思うけれど、
私はこれぐらいにしておく方が良いのだろうと思う。

喜んで食べるものばかり与えていたら
きっと栄養バランスが悪くなってしまうだろう。

自然界にある物も自分で選んで食べて
健康に育って欲しい。


 初夏の頃になったらきっとカレシ連れておいでよね!
 





・・・ つ づ く ・・・  かな?


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