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2020年07月27日

ヒヨドリの子育てにヤキモキ



カエルの大合唱が聞こえなくなってから
いよいよ本格的な梅雨に入った。




来る日も来る日も雨が降り続くある日、
私の部屋のすぐ前のコブシの木にヒヨドリが2羽。

「ピィーッ、ピィーッ」と何か相談中みたいな様子。

 エッ、もしかしてまたここで子育て?

よく見るといつのまにか可愛いおわん型の巣ができている。

そう言えば、この3つに分かれた枝は、
うまい具合に上の枝々に茂った葉が傘になって、
日照りでも心配無いし
雨がよほど降っても巣にかかることは無さそうだ。

 このブログを始めてかれこれ4年近くなるが、
 最初の記事が

    「ヒヨドリのかたき討ち」 だった。
     
このコブシの木の全く同じ所に
同じようなお椀型の丸い巣 


あの時のヒヨドリたちは、
私が庭木の枝に刺したリンゴを毎日食べていたので
もうすっかり慣れていて、
私が傍に居ようが
すぐそばの窓から様子を見ていようが、
全く気にせずにじっと座って卵を暖めたりしていたのに、
今年のヒヨドリたちは大違い。

「ヒヨドリは非常に用心深い」
とネット記事にあったけど、
幾日かして卵を抱き始めてからも、
せっかく暖めた卵が冷たくなってしまいはしないかと
心配になるほど、
夫や私を警戒して人の気配がすればすぐ飛び立ってしまう。

そして、人が庭などに居る間中は決して戻って来なくて
玄関を入ればすぐ戻って来る。
 

なもんで、夫は
「ヒヨドリに気兼ねして草刈りもできやしない」と ぼやく。

雨のやみ間に、
やらなければならないことはいっぱいあるのだ。

私だってたまの晴れ間に洗濯物を外干ししたくても
廊下に吊るさなくてはならない。
               

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ヒヨドリの抱卵はおよそ2週間ほどと言われるけど
卵を抱き始めてから確かもう15日経ったハズなのに
まだ孵化した様子が無い。

「ほらあ、出掛けてばっかりいるからダメでしょう。
もう卵冷たくなちゃってるんじゃないの?」
などと、ひとりブツクサ言いながら
家の中から眺めてはヤキモキしていた。




翌朝
ヒヨドリがやたらと騒々しい。

急いで部屋の窓から見ると、
2羽で巣のへりに止まって中を見ながら
さも「やっと生まれたね」と会話しているように
ピーッ! ピーッ! と鳴き交わしている。
      
 
そして、間もなく1羽が飛び立ったかと思うとすぐ戻り、
巣の中に頭を入れて口にくわえた何か小さなものを
そっとヒナに与えているらしい動作。
 

 ヤレ良かった。


 だけど、以前のあのヒヨドリたちは
 最初からもっと大きなエサを与えていたけど・・・
 
 この冷たい長雨のせいで大きな虫って育ってないのかなあ。
 セミなんかはもちろん、
 バッタとかコガネムシみたいなのも見ないし
 あ、青虫ならあちこちにいるねえ、

 そうそう、アマガエルを与えている動画見たことある。 

 庭のユスラウメはもうとっくに落ちちゃったし・・・・

 あ、南天の実ならまだあるよー

 さっき上げてたのは南天の実?
 ろくなもの無くて大変ね。
 時期が悪かったよねえ。
          


 しっかり育つのかなあ・・・




━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━


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2020年08月27日

エサ不足?



今年も予想通りの長梅雨。

  
     



毎日のように冷たい雨が続いて、
じょうずに葉の茂みの下を選んで作ったひよどりの巣にも
雨がかかりはしないかと部屋の窓からのぞいてみると、
じっとヒナを抱いている親鳥が濡れている様子は無さそうで、
時々上を見て、
巣の上の葉の先から滴り落ちかける雨滴を見つけては
くちばしで吸い取っているらしい様子にホッコリ。
                   

 何羽うまれたのかなあ。
 ヒヨドリは卵を大体4個産むらしいけど、
 ちゃんと4羽生まれたのだろうか?
 

 それにしてもオスは何をしてるの?


よく家のそばの電線に止まっていて、
私たちが玄関を出たりしてメスが巣を飛び出してどこかに行く度に
ピーッ! と大きな声で鳴くのがオスらしいけど、
メスが飛び出してから鳴くのだから
「警戒!」とメスに伝えているワケではないらしい。

 ねえ、そんなとこで見てないで虫捕りに行ったらあ?
 



私だって外出しなくてはならない用事もいろいろあるし、
家にいる間だって
四六時中見守っているわけではないので、 
もしかしたらオスも時々ヒナにエサを運んできているのだろうか?



4日目の朝、(だったかな?)
私の部屋の窓のカーテンを開け、
ガラス戸をそおっと開けて巣を見た途端、
ヒヨのお母さんと目が合ってしまった。

その途端にサッと音も無く飛び出してしまう。

すると、4羽のヒナが頭を上げるのが見えた。
まあるい頭に大きく開けた黄色のクチバシ。

 ワア、可愛い 

あんなに出かけてばかりいたのにちゃんと4羽生まれたのだ。

 よかったあ



家にいる時間帯で見る限りでは、
メスが時々エサを咥えてきて1羽だけのヒナに与えて
あとはエサを取りに行く様子も無くそのまま座ってしまい、
ジーッとヒナたちを抱いている。

  あれ? みんなに上げないの???
 


そして人の気配に驚いては飛び出してどこかに行ってしまう。
 

 オイオイ、ヒナたちが冷たくなっちゃうでしょう!
 ちゃんとゴハン足りてるの?

 
仕方なく私たちは外でやりたい事も我慢して
早々に家に引っ込まなくてはならない。


すると間もなく、ついでのように何やら咥えてきて
また一羽にだけ与えて座ってしまう。

  ???

当ブログの第一話 「ヒヨドリのかたき討ち」のヒヨたちは、
随分大きな虫(バッタとかセミなど)を咥えてきて
生まれたばかりのヒナの大きく開けた口に
そっと入れては戻して咥えなおし、
また入れては戻しを何回も繰り返して
やっと喉の奥に押し込むようにして、
「そんなに大きいのじゃなくてもっと小さい虫がいるでしょうに」
と心配させられたけれど、

(大体、ヒヨドリというのは大きな虫をヒナに与えるものらしい)

今は時期的に小さな虫しか捕れないらしく、
「それっぽっちでいいの?」と心配になる。

それとも、私たちの居ない間に何べんも出入りして
給餌をしているのだろうか・・・・・?
 
 ウン、きっとそうだね。
  ・・・・・
 ちゃんと育ててね





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2020年09月02日

巣立ちはしたけど



孵化後8日目

親鳥がエサを運んで来ると一斉に首を伸ばして
黄色いクチバシを大きく開けた丸い頭がユラユラ。

                

なんとかここまで育ってくれて、
ヒヨドリは普通孵化してから十日ほどで巣立つというから、

 (早すぎでしょ!!)

順調に育てば、あと2〜3日で巣立ちを迎えるはず。
 

 でも、ママがあんなに巣を出てばかりいたからねえ・・・
      (ノ _ - 。)



近頃は家の周りにノラ猫の姿をほとんど見かけないが、
もしかしてたまたま通りかかったノラちゃんに
ヒヨドリの存在を知られたら・・・
巣立ちしたばかりのヒナを襲われたら・・・
と心配になって、
庭の隅のイチイの木から小枝を分けてもらって来て
親鳥の留守の時にコブシの木の下にぐるっと敷き詰めた。

猫はこういうトゲトゲのある環境が嫌いなのだそうで、
こうしておけば木に登ることはできないだろうと。

でも、巣立ってからは猫から守ってあげることはできない。

1週間ほど前、
裏の畑で猫につかまりそうになったヒヨドリのヒナが
必死で飛び立って逃げ、
かろうじて助かったのを目撃しちゃったのだ。
           

巣を離れてしまったらあんな危険もいっぱいあるだろう。

どうかしっかり成長してから巣立ってほしい。



9日目

今日も雨。
毎日雨で気温は低いし
エサは私の見る限り小さな虫や木の実ばかりで、
それも、あんまりせっせと運んで来ているようには見えない。

 ちゃんと育っているのかなあ

普通ならあと1〜2日で巣立つはずだけれど、 
親が帰って来る度に一斉に首を伸ばすヒナたちは
まだ羽根もろくに生えていないし
とても明日や明後日に飛び立って行きそうには見えない。



10日目

雨の降り続く日々。
どこでエサを探しているのかと心配。

時々与えているエサは、
何か てんとう虫ほどの大きさの丸いもの。
もしかしたら、茎ブロッコリーの葉などによく居る害虫の
ナガメというヤツかもしれない。

このところ、毎日茎ブロッコリーの葉や花蕾の所にいくつもいて、
コヤツらを捕殺するのが日課になっているけど、
そう言えば一匹も居ない時もあるので、
もしかしたらこのナガメもヒナたちのエサに?

 でもあんな小さな虫じゃあ
  ヒナたちの食欲を満たせないでしょうに・・・

 私が大切に育てている茎ブロッコリーの害虫だから
 きれいにとってくれれば助かるけど・・・


 ここ数年、異常気象続きだから
 ヒヨドリだって予定通りに子育てできない事もあるんだろなあ。
 

                      


11日目の朝


雨上がりの庭で、
夫が庭の隅に置いた椅子に座ってじっと腕組みをして
向こうの畑の隅を見ている。

「どうしたの?」と声を掛けたら、
「そこの草むらにヒヨドリのヒナが一羽だけいるんだ」
と言う。

「えーっ、巣立ったの?
 で、ほかのは?」

「どうやら親が連れて行ったらしい」

  ???

 一羽だけ育ち損ないで取り残されちゃったの?


見ればイチイの木の根元の草むらに一羽、
細い声で ピーッ、ピーッ と鳴いてじっとしている。

 エ!  どうしよう・・・
 
取り敢えず
「どうしたの?ひとりぼっちなの?」
などと声をかけながらそーっと近づいてみると、
逃げようともせずに簡単に両手で包むように
捕まえることができた。

けれど、どうすればいいのかわからない。

ヒナはまだ羽根が全身に揃っていない状態で、
これでは飛び立つことは無理だろう。


できるだけホワッと持つようにするのだけれど、
さすがに初めて親以外のものに触られたら怖いに決まっている。

ピーッ、ピーッ と鳴いて手の中でもがいている。

あったかいヒナ鳥の体を包むように持って、
しばらく途方に暮れた。

夫が、
「何かエサは無いか」と言うので
思案してやっと思い付いた。

ヒナを夫の手に預けて家に入り、
冷蔵庫から豚肉を取り出して
ほぼバッタの大きさぐらいかと思われる大きさに刻んできた。
ピンセットでつまんでクチバシに近づけたら、
夫の手の中で大きく口を開けて、カワイイったら・・・ 

親がやっていたように
ピンセットでつまんだままそっと口に入れてみて、
うまく呑み込めないので出して向きを変えてまた入れてみたら
3度目に呑み込んでくれた。


そこでハタと思い出した。


「野鳥のヒナを見つけたらそっとしておきましょう」

とネット記事で読んだことがある。


ほとんど親鳥が見つけて、
飛べるようになるまでエサをあたえ続けて
独り立ちさせるらしい。



栄養たっぷりの豚肉を食べさせたし、

 豚肉なんか上げて良かったのかなあ (;´・ω・)

しばらくひとりにしておいても
飢えないうちに親鳥がやってくるかもしれない。


夫に頼んで、木の上の巣に戻してもらって、
家の中から見守ることにした。




━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━


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2020年09月10日

取り残されたヒナ


   前の記事

猫やカラスに見つかってしまわないかと心配でならないが
ずっと廊下で見ているワケにもいかず、
あれこれ用事を足して戻ってみると、
ヒナは巣を出て
畑のキュウリの棚の上の端にヨロヨロしながら止まって、
細い声で「ピーー、ピーー、ピーー」と鳴いていた。

 ヨカッタア
 そんな高い所に飛び上がることできたんだ。

 でもどうしよう・・・・



なすすべもなく家に入ると、
間もなく親鳥がどこかから飛んできて
ヒナに何かエサを与えた。

  ホッ 


でもその瞬間ヒナは落っこちてしまって、
そのあと何処に隠れてしまったのか
声はするのだが姿が見えない。


親鳥はすぐどこかに飛び立って、
(きっとエサを探しに行ったに違いない)
私も仕事がいっぱい溜まっているので、
仕方なくそこを離れ
ヒナからしばらく目を離していた。


しばらくすると

 ピーーーッ! 
    ピーーーッ! 
 
  ピーーーッ! 
    ピーーーッ!


と、激しく親鳥たちが鳴く声が聞こえる。


取り敢えず忙しい用事だけ済ませて来て
廊下からみると、
2羽が物干し竿に並んで止まって
必死で下を見て鳴いている。


” ここまで飛んでおいで ” と呼んでいるらしい。


あのコブシの木の枝に営巣し
ヒナたちを巣立たせるまでは
あんなに人の気配をこわがっていたのに、
今は全く周りを気にするゆとりも無い様子。


きっとあのあたりの、草むらか花壇の中にでも
ヒナは居るのだろう。

 行ってなんとかしてやれるものなら・・・




後ろ髪引かれながら用事で出かけて
およそ1時間半後に帰宅すると、
もうヒヨドリ親子の姿はどこにもなかった。

     


急いで庭や畑のあちこちを探してみたが、
ヒナ鳥が猫などに食べられたような形跡は無く、
ほかに考えられることと言えば、
カラスとかトンビなどに連れさられてしまったか・・・ 

いやいや、
親鳥がせっせとエサを与えて、
私が出掛けていた1時間半ほどの間に
なんとか飛び立てるまでに成長できたのかもしれない。


孵化後たったの11日で3羽は飛び立てたのだから、
あの子もおよそ半日で成長が追いついた・・・

と考えてもおかしくはない。


 そうそう、きっとそうなんだ。
 なにしろヒヨドリの生長は超スピードなんだから。

 このところ、
 ヒヨドリが営巣したころからずっと
 猫もカラスもトンビも、
 この辺りで見かけなかったし・・・
 
 今頃どこかの大木にでもヒナたちを止まらせて
 親鳥はエサ探しに励んでいるのに違いない。
 うん、きっとそうに違いない。



「悲劇を想像するのは無駄!」

そう自分に言い聞かせた。


 しっかり育ってね。


 メスかオスかわからないけど、
 あの私から豚肉をもらって食べたヒナが
 いずれ連れ合いを連れてきて
 この庭に巣作りするといいな。


 あ、
 またあんなにヤキモキさせられるのもゴメンだなあ。

            



━☆★☆★☆━ ヒヨドリの子育てのお話はこれでおしまい ━☆★☆★☆━


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