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2021年06月07日

スズメと仲良し





近頃
ひよちゃんの為に私が置いたお皿の
玄米ご飯を目当てに
スズメたちが代わる代わるやって来るようになった。

 
昨日は2羽のスズメが

チュンチュン、チュンチュンチュン!
     チュチュチュン、
       チュチュチュチュ!!
  と

なにやらお皿の上で楽しそうだと思ったら、
そうじゃなくて
取っ組み合い突っつきあいの
喧嘩が始まってたのだった。
    
  アハハ、なんか可愛い喧嘩ねえ。
           


すぐ1羽が負けて近くの枝に止まって待ち、
勝った方が独り占めして満足して飛び去ると
入れ替わりに、
負けた子がお皿に乗って食べ始める。


  ヘーエ、
  スズメの社会ってこんな簡単に地位が決まっちゃうの?

  そう言えば
  2羽以上一緒にお皿の上で食べてる事って
  あんまり見たこと無かったかな?・・・

  あ、たまには2羽一緒に来て食べてることあるねえ・・・
  ああいうのって、カップルなのかな?



スズメたちはあとからあとから代わる代わるやってきて、
ひよちゃんが来ないうちに果物以外の玄米ご飯などは
ほとんど食べられてしまう。

仕方なくグミの木の根元に
残りご飯を水で洗ってパラパラにしたのを撒いてやったら
今度は小さな群れでやって来て、
たちまちキレイに食べてしまって
またひよちゃんのエサを食べに行くのだ。
            



ヒヨドリって
成鳥になると昆虫もカエルも食べなくなって
木の実や果物や花の蜜などが好物なのだそうだけど、
玄米ご飯も麦飯も好んで食べる。



 スズメさんも可愛いけどさ、
 そこいらじゅうにゴマンと居て、
 いつも仲間と群れて
 楽しそうにおしゃべりしながらお食事でしょ?

 私はひとりぼっちのひよちゃんのために   
 せっせと果物を小さく刻んだり、
 私のダイエット用にって用意した玄米ご飯
 水洗いして食べやすく工夫したり上げたりしてるのにさ、

 アンタたちはあとからあとから
 いったい何羽してやって来て
 ひよちゃんのごはん食べちゃってるの
 

                 
               
                   
なんだかスズメに腹が立ってきた。


ひよちゃんは私を覚えててエサを貰いに来たんだから
ひよちゃんがカワイイ。
私が見てるのに気が付けば素っ気なく逃げてしまっても、
それでも ひよちゃんがカワイイ。

あの日、

「ご無沙汰でーす、
    こんなに大きくなりましたよ」って 
挨拶するみたいに
庭先でこっち向いて羽をフルフルした姿が
目に焼き付いてるんだもの。
     
   ( このページ の   
  ************** の下
            をご覧ください )



 去年の夏の朝、独り取り残されて、
 庭のイチイの木の下で不安そうに

  「ヒーヨ  ヒーヨ」 って

 か細く鳴いてたあの子がひよちゃんなんだよね?
 あの時、
 お肉食べさせてもらったの覚えてたんでしょ?


 あれは人間の子供にしたら多分・・・
 5〜6歳ぐらいだったんじゃないかな?



人間ならまだママに甘えて

「今日は幼稚園おやすみしたーい」
なんて言ってるような年頃だったんだと思う。


ずーっと4羽一緒にピーピー鳴いて
ママにゴハンもらってたのに、

あの朝
ほかの子たちは親鳥について飛んで行けたのに、
ひよちゃんはまだ羽根がしっかりしてなくて
巣から落っこちちゃって、

取り残されていきなり独りぼっちになって
必死でピョンピョン(ヨチヨチかな?)して
みんなが飛び去った方角の
イチイの木の下までやって来て、
心細くて 「ヒーヨ ヒーヨ」と鳴いてたら
私の手で抱き上げられて、

(まだ羽根が生えそろっていないから
 デコボコしてて、人間より高い体温の感触が
 しっかり私の手に残っている)

「何かちょうだい」ってお口を大きく開けていたら
なんか食べたこと無いムニュっとした物を
押し込んでもらって(美味しかったかどうか)
  参照
ゴックンしたら
そのあともとの巣に戻されて・・・・

そのあとは私も夫も出掛けてしまったので
分からないけれど
きっと間もなく親たちが1羽足りないのに気付いて
急いで夫婦で探しに来たのに違いない。

 ん?さすがに数の認識なんて無いかな?


 あとで調べたら、

 ヒヨドリの親は、
 はぐれた幼鳥を
 鳴き声で自分の子供だと認識して探し出し、
 ちゃんと給餌して育てるのだけれど、
 一晩経ってしまうと
 分からなくなってしまうのだそうだ。
 あの日のうちに間に合ってよかった。


               


その時の事は  このページ をご覧ください



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




最近になって気が付いたのだが
ひよちゃんは母鳥に比べてひと回り小さい。


もう他のヒナたちは伴侶を見つけて、
もしかしたら自分たちで造った巣に
可愛いヒナが居るのかもしれない。

きっとまだほんの生まれたてのヒナの頃から
ひよちゃんは華奢で弱々しくて、
いつも他のヒナたちの勢いに負けてしまい
あまりエサを貰えなかったのではないかと思う。


だから未だに親と一緒に暮らしている
・・・のかな?


  なんだか切ないねえ  



・・・・・つづく・・・・・


2021年06月19日

悲劇




前の記事を書いた翌日の夕方


桜の木とかなり古木の桑の木と
雑草のみになっている下の畑の方から

 ピーーッ! ピーーッ! ピーーッ! 

と、
ただ事では無さそうなヒヨドリの鳴き声。

      

 


そしてヒヨドリの声に雑じって

  キチキチキチキチ 
    キチキチキチキチ とモズの声 

毎年秋になると決まって聞こえるあの鳴き方だ。

これから梅雨というこんな季節に、
「あの鳴き方」を聞いたことは無い。


え?まさか・・・と思いながら
急いで行ってみると、
1羽のヒヨドリが桜の木のあたりから飛び立った。

モズは見当たらなかったが
私は直感した。

その「まさか」の事態が起こったのだ。

 きっと1羽のヒヨドリが襲われて
 その連れ合いか何かが悲鳴を上げていたんだ!


台所に居ると毎日聞こえてくる
ヒヨドリたちの鳴き声や、
毎日庭の木の実を食べにやって来る
ヒヨドリたちの様子から、
近頃下の畑のあたりによく居るのは
ひよちゃん親子だけのようだったから
私はとっさにそう思った。



 やられたのは誰?!!
 ひよちゃん? 

 それともひよちゃんの親たちが新たに巣づくりして
 生まれたヒナが ?

 そんな筈無いよね、
 新しく巣作りをしたら
 きっとひよちゃんとは一緒に居ないと思う。

 

 わあ、ひよちゃん親子の誰かが・・・

   No ー

急いで家に戻ってパソコンを開いた。

モズについてのいくつもの記事。

モズって、
あの可愛らしい姿に似合わず
(よく見れば猛禽類らしい顔だけれど)
自分の2倍以上も大きい動物も餌食にしてしまうという。



無いことを祈りながら
「モズ ヒヨドリ」で検索すると、

 エーッ、有る ! 


モズがヒヨドリを襲って食べてしまう一部始終を
偶然目撃してカメラに収めた方の 記事を見付けてしまった。 

 「自然と友だち118 信州辰野便り  
    モズがヒヨドリを襲う」

  という記事です。
  残酷過ぎて載せたくないので
  「どーしても見たい」という方は
  ご自分で検索してください 
          
  


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌朝


ちょうど朝食が済んで
居間に来たタイミングで、
目の前のグミの木に一羽のヒヨドリがやってきた。

メスだ。

 え?ひよちゃん?
 無事だったの
 

と思ったら、
私が昨日の夕方置いておいたエサをひとしきりついばんで
サーッと飛び立ったすぐ後に
先のより ひと回り小柄なメスのヒヨドリが 

 あ、こっちがひよちゃんだね!
 さっきのは お母さんね。
 あ、そうそう、
 親鳥が食べた後ひよちゃんが食べるんだっけ。

 あ〜あ、お父さんがモズにやられちゃったんだ
 
       。
       。
       。

昨夜見つけたネット記事の
ヒヨドリの無残な姿が脳裏をよぎって
ヒエビエと胸が痛んだ。




ヒヨドリは
あの 数年前の かたき討ち の出来事のように
         
  今思えば、記憶力の優れたヒヨドリの事だから
   あのかたき討ちはきっと
   生まれてすぐのヒナたちを食べられてしまった
   あの我が家の庭に営巣したヒヨドリの親
   そのもののお手柄だったに違いない。

 
憎い相手に対しては必死で果敢に挑んでいくけど、
普段の性質はスズメとさほど違わない。

 
 ひよちゃんなんか、
 スズメが大勢で自分のエサを横取りしていても
 追い払ったりもせずに、
 一緒に仲間になって食べていたりするのに・・・

   ・・・・・・・


 だけど、
 憎んでも仕方ないね。
 モズは猛禽なんだから。

 ヒヨドリが木の実・草の実を食べるのと同じように、
 モズは昆虫や小動物を捕食するように
 生まれついたんだもの。
 



 あ、そう言えばヒヨドリだってヒナには
 大きなセミやバッタとか アマガエルなんか
 食べさせてるんだっけ!

 元々アマガエルが可愛くて仕方ない私なのに、
 ひよちゃん可愛さにケロちゃんの事は
 意識の外に押しやってしまっているのかなあ・・・

 そうじゃないね、
 時々畑や庭にアマガエルがピョンピョンしてたら
 「モズとかヒヨドリに食べられないでね」
 なんて声かけたりしてるけど・・・・

 カエルの番人してるワケにゃいかないんだもの。

             
 あ、果樹園のおじさんなら
 「もっとモズが居てくれたらいいなあ」
 と思うかも知れない。

      
    「ヒヨドリのかたき討ち」



 この辺りに
 モズはそれほど多くは居ないようだけど
 今度はひよちゃんが標的にされる可能性だって (・_・;)               


 自然界の営みの
 ほんのひとコマに過ぎないのだと割り切って
 胸に収めるしかないんだ。  
    
             

あれこれと様々な思いが頭を駆け巡った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               


今日を含めここしばらくの出来事から想像すると、
ヒヨドリはヒナが成鳥になっても、
パートナーを見つけて独立するまでは
行動を共にして生活するらしい。
(これは例外的で一般的には余り無い事なのかな?)


 去年ひよちゃんの親が子育てした頃は
 毎日のように冷たい雨が降って、
 セミやバッタみたいな大きな虫が居なくて
  ・・・・・
 木の実・草の実もまだあまり無かったし
 4羽のヒナにとってはエサが足りなくて、
 多分ひよちゃんは生まれ付き虚弱で
 エサを貰うのが他の3羽より下手で
 生育が悪かったんだね。

 だから親鳥たちはこの発育の悪い子を
 大切に保護してきたのかなあ。


などとまたクドクドと思いめぐらせて、
何だか涙ぐましい気分になった。

   
  ・・・・・ つづく ・・・・・

2021年06月25日

ホントのひとりぼっちに



翌朝

朝食の片付けを済ませて居間に来たら、
間もなく一羽のヒヨドリがグミの木にやって来た。

 ん?どっちかなあ、
 ひよちゃんじゃなくてお母さんね。
 


私が用意しておいたエサを
あちこちキョロキョロと気にしながらついばんで
サーッと飛び去るとすぐそのあとに
やっぱりお母さんよりひと回り小柄なひよちゃんが来た。

母子一緒に行動しているらしい様子に
少しホッとしたのと同時に、
2羽がいじらしくていとおしく、
胸がジーンとしてしまった。



知能指数の高いヒヨドリだから記憶力も良いだろうし
きっと、親子の情愛とか怒りとか悲しみなど
様々な感情も有るんだと思う。

5年ほど前に
我が家の庭のコブシの木で子育てを始めたヒヨドリたちは
子供たちを奪われた事とその犯人(犯カラス?)
をしっかり記憶していて
   (私の独り合点かもしれないが)
たまたま発見したそのカラスに手ひどい一撃を加えて、
なお逃げるカラスをどこまでも追いかけて行った
あのシーンは目に焼き付いている。
       
  (ヒヨドリのかたき討ち) 


 あの後どうなったのかなあ・・・
 知る由もないけどねえ





その日
ヒヨドリについての情報を検索していて
目に付いたイチゴ栽培に関するネット記事。

庭に作ったイチゴが赤くなると
ヒヨたちにみんな食べられてしまうのだそうだ。

ヒヨドリはイチゴもそしてバナナも好きなのだと知って、
私は自分の勉強不足を反省した。

そして
早速ヒヨたちのためにイチゴを買って来て、
食べやすく刻んだキウイとイチゴをエサ台に置いてみた。

バナナは私も毎日のように食べるけど
余りしっかり熟れていないのが好きなので、
以前ヒヨドリのために木の枝に刺しておいたら
全く食べなかったという経験から
バナナは好みでないと思っていたのだが、
良く熟れたのなら食べたのかもしれない。


 あれ?
 そう言えばなんかのサイトで
 南国系の果物は食べないって記事を見たから
 バナナ上げなかったんだっけ。
 そうそう、
 どなたかの投稿動画でヒヨドリがバナナ食べてるの
 見たことあったけど、
 あのヒヨは例外なんだと思ってたんだ。

 この間買ったのがきっと2〜3日したら熟すから
 バナナも上げてみよう。
 小松菜とかブロッコリーなんかも好きなんだってね。



         



けれど、
その翌日からお母さんヒヨの姿は見られなくなってしまった。


その朝、
ひよちゃんはひとりでやって来た。


刻んだイチゴを3切れだけついばんでから
サーッと近くの古木の枝に移って、
ピーッ、ピーッとふた声鳴いてから
左に、右に、また左にといつもよりゆっくり首を巡らせて、
あきらかに何か(きっとお母さん)を待っている様子だった。
多分30〜40秒程だったと思う。

いつかの、私が「きっとオスを求めて鳴いてるんだ」
と感じた寂しそうなあの時の声、

 ヒーヨ ヒーヨ ヒュルルルルー

    ヒーヨ ヒーヨ ヒュルルルルー と、

あの時も もしかしたら親を呼んでたのかもしれない。

私はジーンと涙ぐましくなった。

 きっとひよちゃんは
 ホントのひとりぼっちになっちゃったんだ。
               
 お母さんはどうしたんだろう・・・
 まさかまたモズに・・・は考えたくない。
 考えたくないし、 きっと違うよね。
       
 母子一緒に行動してたみたいだから、
 もしお母さんがモズにやられたんなら
 ひよちゃんは目撃してるはずだから
 今みたいに待ってはいないんじゃない?
 あ、それとも死んじゃったことが理解できないのかな?
 
 ううん、
 多分お母さんは別の家庭を作ることを選んだんでしょう。
 ていうか、新しいオスに目を止められて
 カップルになってしまったという方が正しいのかな。


野生の鳥の世界ってそんなものだと思う。

 ひよちゃんのお母さんはまだ若いんだもの
 再婚したっておかしくないよね。
 人間の世界では5日で再婚なんてほぼ無いけど、

 あ?未開国みたいなとこだったら有りかな?

 ヒヨドリの寿命は長くて8年ぐらいというから

 ・・・・・5日って人間にしたら何年?

 単純に割り算・掛け算しても計れないよねえ。



私は、
「ひよのお母さんは再婚したのだ」
と思う事に決めた。
いや、きっとそうなんだ。

 ひよちゃん、
 私が付いてるから、
 毎日おいしいもの上げるから元気出して

 ユスラウメの実はいくらも残ってないけど、
 グミの実だってもうすぐ赤くなるし
 あ、うちのグミの実は何故か渋いんだっけ。

 スズメちゃん達もいっぱい来るから寂しくないよ。
 ・・・あんまり関係ないかな?

 早く大きくなって、ステキな相手を見つけようね。


 そして、
 「結婚しましたよー  」って連れておいで。





    ・・・・・つ づ く・・・・・




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