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2018年11月25日

タイでの日常生活(21)ーーガソリンスタンド


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今回は、タイ人の日常生活で重要な役割をなしているガソリンスタンドに関して、記してみたいと思います。
基本的に、ガソリンスタンドといえば、ガソリンを入れるところですので、基本的な面では世界共通だと思って間違いないでしょう。しかし、よく見ると、タイと日本のガソリンスタンドとは、面白い違いがあることが分かります。その面白い違いに注目したいと思います。

《よく見かけるガソリンスタンド》
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蓮のマークのガソリンスタンド。名前はPTT。タイで最もよく見かけるガソリンスタンドです。
pt[1].gif
PTのマークのガソリンスタンド。庶民的ガソリンスタンドという感じです。唯一ガソリン代の一部を慈善活動に使っているガソリンスタンドです。
その他、Caltex、Shell、SUSCO、Essoなども、多くはないですが、ガソリンスタンドを開いています。

《ガソリン代》
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最近ではガソリン代が高騰しています。1年くらい前は、22バーツくらいだったものが、今は、30バーツを超えている。最近(11月末)になって、原油価格が下がったこともあり、29バーツのレベルになりましたが、タイ人の平均的な日当や月給を考えると、高いといわざるを得ません。人々はそれでも車に乗るのは、何でかな?って気もします。田舎では、月に2万バーツの給料を貰う人は、あまり多くないはずなので、一回、車にガソリンを満タンにすると、1000バーツを越えたりします。これでは生活をかなり圧迫していると思われます。それでも車に乗る。便利だからでしょうね。ある人に言わせると、見栄もあるのだとか。

《ガソリンの種類》
大体、日本と同じに近いと考えていいようです。一部呼び方が違うガソリンスタンドもありますが、全般的に、「95」といわれているガソリンが,日本ではハイオクに当たります。当然、これはが一番高いガソリンになります。次は、「91」と言われるガソリンです。日本でいう「無鉛」に当たります。多くの人は、この「91」を入れます。次は、「ベンジン」と言われるガソリンです。「91」より混合物が多いのでしょうか、価格は「91」の10%安という感じです。ガソリンの質としては、無鉛の領域に入るようで、「91」の代わりに「ベンジン」を入れる人もかなりいます。エンジンの負担は大きくなるということでした。最後は、「軽油」です。軽油が最も安い燃料になりますが、対応する車は、ディーゼルのみです。

《ガソリンスタンドのサービス》
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ガソリンスタンドに車を入れると、「ぴぴぴーー」という笛の音が聞こえてくるところがあります。例の運動会などでよく先生が吹いていた笛の音です。こちらの給油機の方に来いという合図なのです。これは始め少しびっくりしましたね。「ダメダメ、そっちじゃない」って注意を受けているような気がして、一時スローダウン。
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給油サービスはフルサービスです。日本はセルフが多くなりましたね。タイではセルフは見たことがありません。タイでは、人件費が安いので、スタンドマンを沢山雇っていても、儲けが出るのでしょう。PTでは、水をくれたりするところもあります。日本ではペットボトル入りの水をくれるところにお目にかかったことはありません。いいサービスですね。日本のフルサービスでは、スタンドの人がオイルを見たり、水を見たりしてくれますね。また、窓を拭いてくれるところもあります。これらのサービスはタイでは一切期待できません。彼らの中には、ガソリンスタンドは、ガソリンを売るのが仕事だと思っているのでしょう。
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その為、写真のような設備はガソリンスタンドにはありません。写真は日本のガソリンスタンドの写真です。洗車機は日本のガソリンスタンドに取って、必要条件のようです。
勿論、オイル交換など出来る設備もありません。給油だけでその他のカーケァはしないのです。元々、ガソリンスタンドに、エンジンなどのケアが出来る技師がいなくて、スタッフは全員普通の人なのです。エンジンを見てくれなど、考えられないお願いになるようです。それは、カーディラーに持っていってくれということです。フルサービスなので、タイヤに空気を入れるくらいはしてくれそうですが、タイヤの空気は自分で入れないといけません。空気入れのコンプレッサーが独立して、ガソリンスタンドにあるので、そこまで車を動かして、自分で空気を入れます。「エアのチェック頼むね」、なんて言葉は使われないのです。

《ガソリンスタンドの役割》
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タイでは、ガソリンスタンドそのものは、ガソリンを売ることだけがその役割なのです。その他はないのです。ガソリンスタンドといえば、給油機を思い出しますが、広い意味でタイでは、小さいのは別ですが、ガソリンスタンドといえば、一種のミニショッピングモールの役割を担っています。ガソリンスタンドの敷地の中で様々なショッピングが出来ます。
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服を売る店、Amazonというコーヒーショップ、フードコートと言っているが、ちょっと大げさな表現になりますが、レストラン、いろいろな食事が出来る、小型のレストラン、衣服を売る店、コンビニ(セブンイレブン)、銀行のATM、個人がテントを張って食べ物を売る一種の露店、等々。様々な店が並んでいます。マッサージや美容室まであるところがあります。
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その他重要なのはトイレが完備していることです。日本のガソリンスタンドではトイレをお借りするのは少し難しいですね。タイでは自由に使えますし、係の人がいつも綺麗に掃除していますから、気持ちよく利用できます。
必要な物が大体そろっているので、人によると、ここに来て、時間を潰す人もいるようです。タイ在住になれて来た外国人は、Amazonへラップトップを持ち込んで何時間でもそこでねばる人もいるということ。
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タイではガソリンスタンドは生活全般をカバーする重要な生活スポットになっている感じがします。しかし、全てのガソリンスタンドがミニショッピングモールのようになっている訳ではなく、ガソリンを販売するだけの小規模なガソリンスタンドもあります。しかし、必ず、トイレは利用できる。トイレにこだわりますが。

《最後に》
いかがでしたか。描写があまり上手でないので、理解しにくいところもあったかと思いますが、お許しください。私の全般的なタイのガソリンスタンドへの印象は、とてもタイの人達は合理的だということです。ガソリンスタンドへ行けば、大体何でも済ませられる、これって便利ですよね。ゆったりしている感じのするタイ人ですが、生活のしやすさということからいうと、現実主義者的ですね。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活
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定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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