2018年10月28日
ロングステイで何してるか(3)ーー水耕栽培
今までいくつかやった中で、結構、順調に続いているのは、水耕栽培です。
英語ではHydroponics(ハイドゥロポニクス)といいます。タイでは、ハイドゥロポニクといいます。最後の「ス」が言えてないんですね。今日は、この「水耕栽培」について、ご紹介したいと思います。
順調といっても、いろいろと苦労があり、紆余曲折の末、まぁ順調というところです。
水耕栽培を始めようと考えたのは、ネットでその記事を見たことが始まりです。
日本では父から受け継いだ田んぼや畑があるのですが、本格的に稲を作ったり、野菜を育てたりということはしていませんでした。
定年後は農業もしようと予定に入れてはいたのですが、水耕栽培は頭にありませんでした。
まずネットで見つけたのは、PVCパイプを使った水耕栽培です。それが下の写真です。第1号機から第3号機まで作りました。初めはうまくいきませんでした。
何故うまく育たないのかという理由をネットで探して、それを改善していきました。 例えば、タイのような暑いところですから、暑さ対策が必要だろうと思いました。ネットで日陰を作ってやったのですが、枯れてしまったり、ヒョロヒョロっとして、幹がしっかりしませんでした。暑くても日光が必要なんですね。このことは他の草花にも言えることのようです。太陽とはありがたいものです。また一定のところまで育っても、その先に進まず、結局、枯れたようになったり、葉っぱが十分に茂らなっかりしました。 それは栄養分が足りないのだということが分かりました。タイで販売されているA,Bという肥料を使うとうまく育つということを知り、早速、ネットで購入して試してみました。予定通り、野菜は育つようになって来ました。その他、水耕栽培をしている人のところに行って、話を聞いたり、設備を見せてもらったり、分からないことを質問したりしました。その情報もこの後のステップに随分役に立ちました。 |
PVCパイプを卒業して、やや本格的に水耕栽培を始めようと決意し、水耕栽培用に作られたパイプを使って栽培をすることにしました。
こういったことは、ネットでも勉強しましたが、直接訪問した人たちから教えてもらったことが大部分です。どこでパイプを買ったらいいか、どのように設置すればいいか、栽培を始めて何をしたらいいか等々、教わりました。
下にある写真が、PVCパイプから水耕栽培用パイプを使って、現在栽培しているシステムです。
このシステムを始めてからも、いろいろと苦労はありました。
最初に依頼した業者(業者といっても、近所の何でも屋の大工ですが)は、金をケチったために、使っている屋根のパイプが、四角形状の薄い鉄だったために、雨が降ると、屋根のビニールに水が溜まり、すぐに曲がってしまいました。
そのあと、現在のドーム形式の屋根に変えた訳です。
同じ所で栽培しているのだから、毎年同じことが起こりそうな気がしますが、毎年、違うことが起きますね。考えると、当たり前ですね。
去年は雨が多く、葉腐れのような状態が蔓延したとか、虫が多かったとか、同じことは起きないんですね。勉強になります。
考えてみると、我々人間の体も同じですね。去年までこんなことはなかったのに、何で今年は!!!ってことがよくありますね。
出来た野菜は、大々的にではないですが、近所の人にあげたり、売ったりしています。
また、タイ人が好んで食べる「生春巻き」のようにして販売したり、差し上げたりしています。
大した収入にはなりませんが、今まで、所謂、投資した資金の回収を少しずつですが、進めています。3年から5年はかかりそうです。
初期投資だけでなく、後から、いろいろと物入りでその出費を計算すると、直ぐに元が取れるといえるほど簡単ではないようです。
しかし、元が取れなくても、この水耕栽培は銭儲けのためではなく、趣味でやっているので気にはなりません。
むしろ、周りの人々やお坊さんに野菜や生春巻きを、貢ぎ物として差し上げることが出来ることを、嬉しく思っています。
タイに来て、のんびりとした日々の生活を、快適に、のんびりと送れることに感謝をしているのです。お宅の野菜は美味しいねって言ってもらえることが何よりです。
1年半前に水耕栽培を始まるに際して、Opening partyと銘打って、近所の人や知り合いなどを呼んで、パーティを開きました。
たくさんの人が来てくれて、大盛況でした。もっとも、タイの人たちはパーティが大好きです。飲んで食って、歌って。特にカラオケが大好きです。
このパーティの時も、勿論、カラオケを用意しました。
今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
まだまだ、面白いブログを書けるようになるには時間がかかりそうですが、頑張ります。
また、ご訪問下されば嬉しいです。
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