2016年01月23日
死をも招くPM2.5の恐怖はいかに回避できるのか?
世界一のCO2排出量大国中国では高濃度のスモッグが首都北京を覆い、
PM2.5(微小粒子状物質)による「危険」な汚染が常態化しています。
PM2.5の粒子は髪の毛の太さの約30分の1と微小
なので、
肺の奥深くまで入り込み、呼吸器系疾患を持つ方はたまったものではありません。
肺がんのリスク、循環器系への悪影響も懸念されるこの事態に
「命が危ない!」ということは
あまり議論されてきていないようです。
《PM2.5による疾患 in台湾》
台湾ではPM2.5による大気汚染が原因で、2014年の1年間に
6.000人以上もの人たちが死亡した...という報告があります。
(慢性疾患による死者3万3774人のうち、約20%はPM2.5が原因)
(内訳は虚血性心疾患2244人、脳卒中2140人、肺がん1252人、慢性閉塞性肺疾患645人)
台湾の汚染原因は、北部は交通、中南部は工場や火力発電。
おまけに、秋冬の季節風で中国大陸から汚染物質が運ばれてくるのです。
台湾のPM2.5年間平均濃度は1立方メートル当たり
25マイクログラム(25μg/m3)で日本は15〜20μg/m3。
《殺人汚染物質を無断で空輸する中国》
環境汚染除去が一向に進んでいない中国からは、黄砂とともに恐るべきPM2.5
が日本に飛来していることが、人工衛星画像の解析からも確認されています。
中国では今後も多くの原発建設が予定されていることもあって、
中国における環境問題は日本人の健康にも大いに関係しているのです。
その中国では北京オリンピックの頃も大気汚染が騒がれていましたが、
肝心の死者数については、正式に何も報告されていません。
《信頼できない中国の公表数値》
中国が発表している大気汚染の数値は政治的に歪められています。
経済成長率の数値だって怪しいものです。
そんな中国では、毛沢東の大躍進(1958〜62年)時に3600万人もの人たちが餓死し、
人肉(自分の子供を含む)を食べることはけっして特別なことではありませんでした。
当時の幹部連中は、餓死者が出たことについて固く口を閉ざし、餓死者の人数統計に
ついてはごまかし続け、死者数をかなり少なめに偽装公表していたのです。
軍事費についてもそう...
中国が公表している国防予算は、中国が実際に軍事目的に
支出している額の一部にすぎないとみられています。
一事が万事、このような状況なのです。
「中国政府が公表する各種数値は粉飾されている」と
間違いなく言えるでしょう。
そこで、
PM2.5による中国人死亡者数の推算なのですが
何ら発表しない中国の代わりに台湾の事例を参考に算出してみると...
(中国発表のPM2.5年間平均濃度すらないので、状況証拠から仮定するのみですが)
《死者推定の最小値》
中国本土でのPM2.5による死者数は、台湾と条件が同じとみて
考えると最小値が算出されます。台湾の人口が約2350万人、
中国の人口が約13億6,800万人。
すると、中国では毎年最小37万人ほどがPM2.5によって
死亡していると推算されるわけなのです。
ちなみに、2016年1月の時点では、PM2.5の濃度数値は
・台湾 72〜137
・日本53〜122
・中国の北京周辺415
・北東部220、南部152、西部325
(中国では日によって、999の高数値もあり)
こうしたことを考慮した場合、
中国は台湾に比して少なく見積もっても3倍以上の
大気汚染に晒されているとみてもいいのではないでしょうか。
《異常な耐性の中国人》
歴史を紐解くと、中国ほど大洪水や飢饉、黄砂、ペスト、
各種疾病などに翻弄された国はないのです!
そうした諸々が、中国人の耐性を大きくしたのかもしれませんね。
《数字で測れない中国という国》
中国では一人っ子政策時に生まれた2人目以降の1300万人に
戸籍がなく、人口統計に算入されていません。
つまり、ジプシーのような暮らしをし、人口に反映
されていない人たちもかなりの数いるとされています。
また、南京大虐殺に関しても信用できないデータがあります。
中国は、(当時の南京には20万人しか住んでいなかったが)
「南京大虐殺で30万人(あるいは40万)を虐殺した」として
ユネスコの遺産にさえ登録してしまいました。
こうした国で、PM2.5による死者が何万人だろうと、
敢えて公表するに値しないことかもしれません。
しかし、PM2.5が日本及び他の近隣諸国に与える影響を
考えるならば、見過ごすことのできないゆゆしき問題なのです。
《まとめ》
「健康」を考える場合
私たちは食事・運動・睡眠などを総合的に考えるわけですが...
PM2.5のような大気汚染や原発などによる放射能汚染は
個人レベルではどうすることもできません。
未来の子供たちのためにも、この大公害を
深刻なる健康問題
と考え、我々はもっともっと大きな声を上げて
いかないといけないのではないでしょうか。
インナー美男子(美女子)を目指して (^ ^)
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