2017年03月20日
睡眠中に夢遊立食する大人たち 〜 寝ぼけのメカニズムは...?
寝ぼけとは、通常は見られないような言動が睡眠中に出現する現状です。
側から見ていると、とても睡眠状態とは思えないような行動をとる場合も
あります。トイレに行ってきちんと用を足してきたり、料理を作って食べたり...
寝ぼけは、目覚めると行動がやむため、睡眠に随伴する異常現象の一種と
考えられています。子供の場合は睡眠時遊行症と呼ばれ、寝付いてから熟睡
ののち、大きな寝返りとともに起き上がり、目を開き歩き出します。
要は、体は目覚めているのに脳は眠っている状態なのです。
一方、大人になって起こる寝ぼけには、夜中に起きて食べ物を食べてしまう
睡眠関連食行動障害というものがあります。意識朦朧とした中でカップラーメン
を作って食べるなど、「本当に寝ているのか?」と疑わしくなるほど複雑な行動
をとります。ではいったい、どんな人が夜中にカップラーメンを食べたりするの
でしょうか?
それは
睡眠中に四肢がピクつく人
睡眠中に呼吸障害のある人
しかしながら、この奇妙な行動が起こる仕組みや原因はまだ解明されておりません。
人間60歳を過ぎるとレム睡眠行動障害なる寝ぼけも現れるといいます。
これは、睡眠中に悪夢を見て、大声でしゃべり、時に激しく動いたり歩き出したり...
近くにいる人は、知らない間に殴られてしまうかもしれないので注意が必要です。
【結論】
寝ぼけのメカニズムは現代の医学をもってしても未だ解明されておりません。
家族にあまりにも寝ぼけ行動の激しい人がいる場合には、転倒しないように
見守ってあげたり、障害物を片付けたり、低い位置で眠るようにしてあげたり
と気を遣ってあげてくださいね。
【追記】
神経疾患の初期症状として起こることもありますが、深刻な病気に
なることはないでしょう。ただし、慢性的に続く場合には薬物治療も
ありますので、「誰か助けてくれ〜!」と深刻な悩みになっている人は
一度信頼できる医師に相談されてみてください。
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