2016年09月03日
「松はなぜ枯れる?」その原因・予防・対策まとめ
亡き父が大切にしていた庭の松が枯れてしまいました。
その原因と対策を知ろうとインターネットを使い、
いろいろ調べてみましたが、なかなか奥が深い...
一応、調べた結果を以下にまとめてみましたので
同様のお悩みを抱えている方々の参考になれば幸いです。
【松枯れのしくみ】
Q1: 松はどうして枯れるの?
A1:松くい虫がマツを枯らします
松を枯らす原因となる虫たちがいるわけですが、
専門的には複数種存在し、それぞれ異なります。
ここでは、彼らのことを「松くい虫」と総称し
話を進めたいと思います。
要は、この「松くい虫」が松の中に入り込み、
松を枯らしていくのです。
なぜ松は枯れるのか?
それは、簡単に言うと、松の幹の中を流れている水が止まって
しまうからです。「松食い虫」が増えると、松の中の仮道管が
詰まってしまって,葉っぱに水が行き渡らなくなるのです。
それで,マツの葉が急に赤く変色し,枯れてしまうのです。
《松くい虫とは》
「松枯れ」は松の伝染病です。原因は「松くい虫」で、
その病原はマツノザイセンチュウ。その媒介者はマツノマダラカミキリです。
マツノゼイセンチュウは線虫の一種で、長さ1mm足らずの
肉眼では判別できない微生物です。
マツノマダラカミキリはカミキリムシの一種です。体調は20〜25mm、
暗赤褐色で白いまだらがあります。
マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの成虫によって、
枯れたマツから健全なマツに運ばれ、これを枯らすのです。
《症状》
「松くい虫」に侵されたマツは、8〜10月に枯れ始めます。
少数は11月以降、時に年を越してから枯れはじめることもあります。
「枯れ」は葉の変色によってわかります。8〜10月に枯れ始めた場合
葉は急に赤褐色になりますが、11月以降に枯れ始めた場合はだんだんと
黄褐色になります。どちらの場合も最後には枯れ、葉は落ちてしまいます。
そして
木全体が枯れるのです。枯れの進み方は、木の先端から下へ、
下枝から上へ、また木全体が一度に、と一定ではありません。
幹を傷つけたり枝を折ったりしても、その傷口からはヤニ(脂)が
まったく出ません。
《松くい虫の伝染》
カミキリの成虫は5月下旬〜7月中旬、枯れたマツの木から出ていきます。
6月のうちにこの脱出のピークがあります。このとき、カミキリは体の中に
線虫を詰めています。この数は1頭のカミキリあたり1万以上のことも珍しく
ありません。
そしてカミキリは元気なマツの細い枝に飛んでいきます。そこでまた...
枝の皮を食べ、このとき、線虫はカミキリの体から出て、カミキリが
かじった枝の傷からマツの中に入っていくのです。マツは弱り、8〜9月
から枯れが目立ってきます。枯れたマツの幹や枝の皮に、7〜8月、
カミキリは産卵します。
卵は1週間もすればふ化します。そして8〜10月、幼虫ははじめマツの内皮を、
ついで材の表面を食べて成長します。一方、線虫は材の中で交尾・産卵を
重ねて増えていきます。
幼虫は材に細い穴を掘り、11月になるとその穴に木屑を詰め、
穴の行き止まりに潜んで冬を越します。年を越し、 5〜6月に
幼虫はさなぎになります。そして15〜30日後には成虫に。
このとき、線虫はカミキリの体に移り、その体内に入ります。
そしてまた、5月下旬〜7月中旬、カミキリの成虫は枯れたマツ
から出て行くのです。体の中には線虫を詰めて…。
このように、伝染の鎖は1年に1回転しているわけです。
前の年に枯れた木が周りに沢山あるほど被害は激しいでしょう。
この被害は伝染病ですからね。気象によっても被害程度は変わります。
夏、雨が少なく気温が高いと、「松くい虫」は激しく起こります。
このような夏には、カミキリの成虫の線虫を伝搬する行動が活発に
なるからです。また、この病気自体が発生しやすくなるからです。
Q2: 松くい虫だけが松枯れの原因ですか?
A2: いいえ,マツが枯れる原因はたくさんあります
でも,松くい虫(マツの材線虫病)ほど恐ろしい原因はありません。
マツノザイセンチュウがマツを枯らすと,マツノマダラカミキリが
卵を産める木が増えるので,マツノマダラカミキリが増えます。
増えたマツノマダラカミキリは元気の良いマツの枝をかじり,
マツノザイセンチュウがマツの木の中に入るのを助けます。
そうして,元気の良いマツがどんどん枯れていく,伝染病だからです。
《松くい虫以外でマツが枯れる原因》
1.自然に枯れる
一つ一つの木が大きくなると,必要な養分や太陽の光も多くなります。
ところが,養分や光は土地の面積あたりで決まっていますから,数を
減らさないと一本一本の木に必要な量になりません。そのため,養分
や光の取り合いなって,競争に負けた木は枯れてしまいます。
こうして,林の中には枯れた木が毎年必ずできます。マツノマダラ
カミキリなどの昆虫はこうしてできた枯れ木を食べて生きてきたのです。
2.他の病気や虫害で枯れる
マツを枯らす病気はマツの材線虫病のほかにもたくさんあります。
中でも,海岸のマツ林で集団枯れを引き起こすつちくらげ病は怖い
病気です。青森県のアカマツ林ではならたけ病で集団枯れが発生
しました。害虫ではマツケムシが大発生してマツの葉を全部食べてしまい,
マツを枯らすことがありましたが最近ではほとんど見られません。
3.土が原因で枯れる
樹木が根から水分や養分を吸うためには,土が柔らかくて,ほどよい
湿り気と空気を含んでいることが必要です。踏み固められたり,水が
多すぎると空気が無くなり,根が呼吸できないので枯れてしまいます。
また,夏に1か月以上も雨が降らない異常気象の年には,乾燥に強い
はずのマツでも枯れてしまうことがあります。
4.空気の汚れが原因で枯れる
滅多にありませんが、あまりに空気が汚いと
枯れる原因にもなり得ると言うことです。
他にも、
何らかの原因 (酸性雨や高温期の剪定・枝切りなど)で松の根がいたみ、
根のはたらきが衰えたり、一般樹木並みに肥料を与えてしまったり、
過度に水を与えてしまったり...
稀ではありますが、土質が悪すぎる、といった場合もあります。
《松枯れの対策方法は?》
「松枯れ」症状が現れてから枯れるまでのスピードは早く、
気づいた時には手遅れという場合が多いです。
松枯れを防ぐには三つの方法があります。
一・・・マツノマダラカミキリを防除する
二・・・侵入したマツノザイセンチュウを増殖させない
三・・・感染した木を素早く処分することで感染拡大を防ぐ
【マツノマダラカミキリの防除】
一般的な害虫防除と同じく、薬剤散布により害虫を遠ざけます。
カミキリの成虫が発生する前の春先から行うのが一般的です。
樹幹注入剤によりマツノザイセンチュウの増殖を防ぎます。幹に穴を開け、
直接薬液を注入するため傷跡が残ってしまいますが、現状最も効果的で
環境に優しい防除方法とされています。カミキリ成虫の発生三か月前より使用します。
《感染拡大を防ぐ》
被害木にはマツノザイセンチュウやマツノマダラカミキリの幼虫が潜伏している
場合が多く、適切に処分することで感染拡大を防ぎます。幼虫が羽化する前、
秋〜春のうちに枯れ木を伐倒し、くん蒸や破砕、焼却などを行います。
《樹勢を保つことも重要》
樹木の消毒ももちろん重要なのですが、松を健康に保つことも同じぐらい
重要です。健康な松は、外敵から身を守る「松脂」を多く分泌するため、
害虫から食害されにくくなります。施肥や活力剤により松の健康を
しっかりと維持しましょう。
「松葉枯れ病」は菌が葉っぱに繁殖し、葉っぱが枯れる病気です。
葉から葉にうつり、放っておくと全部枯れる恐れがあります。
松くいにかからないように予防をするしかありませんが、
万が一罹患した場合は葉っぱを除去して焼却処分し、
全体の消毒も行いましょう。
《一番の予防方法は》
5月頃、カミキリ虫が寄ってこないように薬をまくこと。
また、二次感染を防ぐため、松くいにかかった松は伐採して処分しましょう。
松くいは、健康な松にどんどん移っていきますので、
早期発見・対処がとても重要です。
《助けることが期待できる松枯れとは》
・マツノザイセンチュウ(松くい虫)とは関係のない枯れであること
・葉の黄化現象が30%以下であること
・松の小枝を折ると松脂(マツヤニ)が出る、葉を噛むとマツヤニの味がする
※ キトサン溶液「松枯れ用」を施すと、キトサンの発根作用により
細根がよみがえり、栄養や水分を吸い上げる力が高まります
《助けることが困難な場合》
・マツノザイセンチュウ(松くい虫)が原因の松枯れ
・松の小枝を折ってもマツヤニが出てこない、葉を噛んでもヤニの味がしない
【終わりに】
マツノザイセンチュウによる松枯れに気が付いた頃
にはその松はすでに枯れています。
松がおかしいと気が付いた頃には松は完全に命が断たれているのです。
その後水が蒸発して、夏ならば一週間で、冬ならば1ヶ月以上かけて
葉の緑が失われます。
松の枝を折っても松脂が出てこない、葉を噛んでもヤニの味がしない
場合には助けることは不可能です。
なすすべもなく立ち枯れを見守ることになります。
残念です...
一応、
キトサン溶液の使用法を記しておきますね。
【1回当たりの使用量】
※ 計2回施すことになります
樹木の幹の直径
5センチ キトサン原液0.2リットル
5〜10センチ キトサン原液0.4リットル
10〜20センチ キトサン原液0.6リットル
20〜33センチ キトサン原液1リットル
33〜40センチ キトサン原液1.2リットル
40〜50センチ キトサン原液1.4リットル
50〜60センチ キトサン原液1.6リットル
60〜70センチ キトサン原液1.8リットル
70〜80センチ キトサン原液2リットル
【使用法】
・キトサン溶液「松枯れ用」の原液を100倍の水で薄めます
・散水する範囲は枝の下の地面一体
(ジョウロかバケツで土に静かに注ぐだけ)
【使用回数】
発見次第直ちに1回。その1ヶ月後に2回目を行います。
その原因と対策を知ろうとインターネットを使い、
いろいろ調べてみましたが、なかなか奥が深い...
一応、調べた結果を以下にまとめてみましたので
同様のお悩みを抱えている方々の参考になれば幸いです。
【松枯れのしくみ】
Q1: 松はどうして枯れるの?
A1:松くい虫がマツを枯らします
松を枯らす原因となる虫たちがいるわけですが、
専門的には複数種存在し、それぞれ異なります。
ここでは、彼らのことを「松くい虫」と総称し
話を進めたいと思います。
要は、この「松くい虫」が松の中に入り込み、
松を枯らしていくのです。
なぜ松は枯れるのか?
それは、簡単に言うと、松の幹の中を流れている水が止まって
しまうからです。「松食い虫」が増えると、松の中の仮道管が
詰まってしまって,葉っぱに水が行き渡らなくなるのです。
それで,マツの葉が急に赤く変色し,枯れてしまうのです。
《松くい虫とは》
「松枯れ」は松の伝染病です。原因は「松くい虫」で、
その病原はマツノザイセンチュウ。その媒介者はマツノマダラカミキリです。
マツノゼイセンチュウは線虫の一種で、長さ1mm足らずの
肉眼では判別できない微生物です。
マツノマダラカミキリはカミキリムシの一種です。体調は20〜25mm、
暗赤褐色で白いまだらがあります。
マツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの成虫によって、
枯れたマツから健全なマツに運ばれ、これを枯らすのです。
《症状》
「松くい虫」に侵されたマツは、8〜10月に枯れ始めます。
少数は11月以降、時に年を越してから枯れはじめることもあります。
「枯れ」は葉の変色によってわかります。8〜10月に枯れ始めた場合
葉は急に赤褐色になりますが、11月以降に枯れ始めた場合はだんだんと
黄褐色になります。どちらの場合も最後には枯れ、葉は落ちてしまいます。
そして
木全体が枯れるのです。枯れの進み方は、木の先端から下へ、
下枝から上へ、また木全体が一度に、と一定ではありません。
幹を傷つけたり枝を折ったりしても、その傷口からはヤニ(脂)が
まったく出ません。
《松くい虫の伝染》
カミキリの成虫は5月下旬〜7月中旬、枯れたマツの木から出ていきます。
6月のうちにこの脱出のピークがあります。このとき、カミキリは体の中に
線虫を詰めています。この数は1頭のカミキリあたり1万以上のことも珍しく
ありません。
そしてカミキリは元気なマツの細い枝に飛んでいきます。そこでまた...
枝の皮を食べ、このとき、線虫はカミキリの体から出て、カミキリが
かじった枝の傷からマツの中に入っていくのです。マツは弱り、8〜9月
から枯れが目立ってきます。枯れたマツの幹や枝の皮に、7〜8月、
カミキリは産卵します。
卵は1週間もすればふ化します。そして8〜10月、幼虫ははじめマツの内皮を、
ついで材の表面を食べて成長します。一方、線虫は材の中で交尾・産卵を
重ねて増えていきます。
幼虫は材に細い穴を掘り、11月になるとその穴に木屑を詰め、
穴の行き止まりに潜んで冬を越します。年を越し、 5〜6月に
幼虫はさなぎになります。そして15〜30日後には成虫に。
このとき、線虫はカミキリの体に移り、その体内に入ります。
そしてまた、5月下旬〜7月中旬、カミキリの成虫は枯れたマツ
から出て行くのです。体の中には線虫を詰めて…。
このように、伝染の鎖は1年に1回転しているわけです。
前の年に枯れた木が周りに沢山あるほど被害は激しいでしょう。
この被害は伝染病ですからね。気象によっても被害程度は変わります。
夏、雨が少なく気温が高いと、「松くい虫」は激しく起こります。
このような夏には、カミキリの成虫の線虫を伝搬する行動が活発に
なるからです。また、この病気自体が発生しやすくなるからです。
Q2: 松くい虫だけが松枯れの原因ですか?
A2: いいえ,マツが枯れる原因はたくさんあります
でも,松くい虫(マツの材線虫病)ほど恐ろしい原因はありません。
マツノザイセンチュウがマツを枯らすと,マツノマダラカミキリが
卵を産める木が増えるので,マツノマダラカミキリが増えます。
増えたマツノマダラカミキリは元気の良いマツの枝をかじり,
マツノザイセンチュウがマツの木の中に入るのを助けます。
そうして,元気の良いマツがどんどん枯れていく,伝染病だからです。
《松くい虫以外でマツが枯れる原因》
1.自然に枯れる
一つ一つの木が大きくなると,必要な養分や太陽の光も多くなります。
ところが,養分や光は土地の面積あたりで決まっていますから,数を
減らさないと一本一本の木に必要な量になりません。そのため,養分
や光の取り合いなって,競争に負けた木は枯れてしまいます。
こうして,林の中には枯れた木が毎年必ずできます。マツノマダラ
カミキリなどの昆虫はこうしてできた枯れ木を食べて生きてきたのです。
2.他の病気や虫害で枯れる
マツを枯らす病気はマツの材線虫病のほかにもたくさんあります。
中でも,海岸のマツ林で集団枯れを引き起こすつちくらげ病は怖い
病気です。青森県のアカマツ林ではならたけ病で集団枯れが発生
しました。害虫ではマツケムシが大発生してマツの葉を全部食べてしまい,
マツを枯らすことがありましたが最近ではほとんど見られません。
3.土が原因で枯れる
樹木が根から水分や養分を吸うためには,土が柔らかくて,ほどよい
湿り気と空気を含んでいることが必要です。踏み固められたり,水が
多すぎると空気が無くなり,根が呼吸できないので枯れてしまいます。
また,夏に1か月以上も雨が降らない異常気象の年には,乾燥に強い
はずのマツでも枯れてしまうことがあります。
4.空気の汚れが原因で枯れる
滅多にありませんが、あまりに空気が汚いと
枯れる原因にもなり得ると言うことです。
他にも、
何らかの原因 (酸性雨や高温期の剪定・枝切りなど)で松の根がいたみ、
根のはたらきが衰えたり、一般樹木並みに肥料を与えてしまったり、
過度に水を与えてしまったり...
稀ではありますが、土質が悪すぎる、といった場合もあります。
《松枯れの対策方法は?》
「松枯れ」症状が現れてから枯れるまでのスピードは早く、
気づいた時には手遅れという場合が多いです。
松枯れを防ぐには三つの方法があります。
一・・・マツノマダラカミキリを防除する
二・・・侵入したマツノザイセンチュウを増殖させない
三・・・感染した木を素早く処分することで感染拡大を防ぐ
【マツノマダラカミキリの防除】
一般的な害虫防除と同じく、薬剤散布により害虫を遠ざけます。
カミキリの成虫が発生する前の春先から行うのが一般的です。
樹幹注入剤によりマツノザイセンチュウの増殖を防ぎます。幹に穴を開け、
直接薬液を注入するため傷跡が残ってしまいますが、現状最も効果的で
環境に優しい防除方法とされています。カミキリ成虫の発生三か月前より使用します。
《感染拡大を防ぐ》
被害木にはマツノザイセンチュウやマツノマダラカミキリの幼虫が潜伏している
場合が多く、適切に処分することで感染拡大を防ぎます。幼虫が羽化する前、
秋〜春のうちに枯れ木を伐倒し、くん蒸や破砕、焼却などを行います。
《樹勢を保つことも重要》
樹木の消毒ももちろん重要なのですが、松を健康に保つことも同じぐらい
重要です。健康な松は、外敵から身を守る「松脂」を多く分泌するため、
害虫から食害されにくくなります。施肥や活力剤により松の健康を
しっかりと維持しましょう。
「松葉枯れ病」は菌が葉っぱに繁殖し、葉っぱが枯れる病気です。
葉から葉にうつり、放っておくと全部枯れる恐れがあります。
松くいにかからないように予防をするしかありませんが、
万が一罹患した場合は葉っぱを除去して焼却処分し、
全体の消毒も行いましょう。
《一番の予防方法は》
5月頃、カミキリ虫が寄ってこないように薬をまくこと。
また、二次感染を防ぐため、松くいにかかった松は伐採して処分しましょう。
松くいは、健康な松にどんどん移っていきますので、
早期発見・対処がとても重要です。
《助けることが期待できる松枯れとは》
・マツノザイセンチュウ(松くい虫)とは関係のない枯れであること
・葉の黄化現象が30%以下であること
・松の小枝を折ると松脂(マツヤニ)が出る、葉を噛むとマツヤニの味がする
※ キトサン溶液「松枯れ用」を施すと、キトサンの発根作用により
細根がよみがえり、栄養や水分を吸い上げる力が高まります
《助けることが困難な場合》
・マツノザイセンチュウ(松くい虫)が原因の松枯れ
・松の小枝を折ってもマツヤニが出てこない、葉を噛んでもヤニの味がしない
【終わりに】
マツノザイセンチュウによる松枯れに気が付いた頃
にはその松はすでに枯れています。
松がおかしいと気が付いた頃には松は完全に命が断たれているのです。
その後水が蒸発して、夏ならば一週間で、冬ならば1ヶ月以上かけて
葉の緑が失われます。
松の枝を折っても松脂が出てこない、葉を噛んでもヤニの味がしない
場合には助けることは不可能です。
なすすべもなく立ち枯れを見守ることになります。
残念です...
一応、
キトサン溶液の使用法を記しておきますね。
【1回当たりの使用量】
※ 計2回施すことになります
樹木の幹の直径
5センチ キトサン原液0.2リットル
5〜10センチ キトサン原液0.4リットル
10〜20センチ キトサン原液0.6リットル
20〜33センチ キトサン原液1リットル
33〜40センチ キトサン原液1.2リットル
40〜50センチ キトサン原液1.4リットル
50〜60センチ キトサン原液1.6リットル
60〜70センチ キトサン原液1.8リットル
70〜80センチ キトサン原液2リットル
【使用法】
・キトサン溶液「松枯れ用」の原液を100倍の水で薄めます
・散水する範囲は枝の下の地面一体
(ジョウロかバケツで土に静かに注ぐだけ)
【使用回数】
発見次第直ちに1回。その1ヶ月後に2回目を行います。
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