2016年01月20日
冬庭彩る果樹キンカンは栄養満点~育て方&驚くべき効能
黄色い果実をたくさんつけるキンカンの鉢植えは、
何とも幸せな気持ちにさせてくれますね~(^ ^)
そんなキンカンは、年に3~4回花を咲かせ耐寒性が強く、
病害虫にも強く、皮ごと丸かじりで食べられる...
観て良し!食べて良し!育て易し!
と三拍子揃った素晴らしい果樹ですね~!
そんな、念願の金柑の木を
ついに購入いたしましたっ(^ ^)/
やった~~~ (^ ^)/
本場の中国では、
盆栽として親しまれ、
家庭果樹として人気があり、
お正月には縁起物として利用されているんですよ(^ ^)
その姿は「福徳」であり
「黄金」の艶やかさがあり
そして
多くの果実は「子孫繁栄」を意味する幸せの木!
何とも寂しい冬の庭に、鈴なりの黄色い果実が
明るい彩りを与えてくれます。
あなたの庭にもおひとついかがですか(^ ^)
【種類】
販売されている種類は数種類しかなく
ニンポウキンカンやスイートシュガーが一般的です。
最近では、種なし品種の"ぷちまる" も多く出回って
おり、女性や子供に人気があります。
今回私が購入したのは
「フクシュウキンカン」という種類で
大実キンカン(ジャンボキンカン)として
販売されておりました。
果実が大きく鑑賞に適しています(^ ^)
果実の酸味が強いので生食には不向きです。
果実が美味しく生で食べられるのは
・ネイハキンカン
・マルキンカン
・ナガキンカン
生産量の多い宮崎県(全国の70%)では
・たまたま
・春椿
鹿児島には
・いりき
といった品種もあります。
【食べ方】
生でそのまま食べるか、甘露煮やシロップ漬け
にして食しましょう(^ ^)
3~5月頃が甘くて美味しいですよ!
【育て方のコツ】
キンカンは接ぎ木2年目の苗でも3年目には
たくさんの花と果実をつけてくれます(^ ^)
果実は枝先に集中しますので、
形がよく大きなものだけ残して
他は摘み取りましょう!
3年目の苗であれば、1枝に1~2個を目安に
1樹あたり10~15個の実をならせましょう!
それ以上の実をそのままつけたままにしておくと
次年度に収穫できなくなります。
摘花・摘果を適切に行い、連年結実を目指しましょう!
【植え付け】
3月下旬~5月上旬が適期です。(春植え)
比較的寒さに強いのですが、
庭植えの際は、日当たりと水はけが良く
風当たりの強くない場所を選んでくださいね(^ ^)
(接ぎ木部分が埋まらないように浅植えするのがポイント)
枯れ枝を除去し、先端部分を少し切り、支柱を立てます。
植え付け後はしっかり水やりしましょう!
冬、北風の当たらないところに!
購入した金柑樹で~す (^-^)
【管理】
(水やり)
植え付け直後や夏場などは特に注意して
十分に水をやりましょう。
ただし、成熟期の10~12月は
土を乾かし気味にした方が果実が喜びますよ(^ ^)
(肥料)
実をたくさん付け過ぎると弱ってしまいますので
肥料は
・春に芽が出てくる前 (粒状肥料を200g株元にばらまき軽く土を耕す)
・7月下旬 (50gを同様に追肥)
・9月下旬 (50gを同様に追肥)
施肥量は、成木になるにつれ徐々に増やしていきます。
また、弱っているなーと感じたら液体肥料を使うと効果的!
(剪定)
整枝と剪定は3~5月に行います。
剪定は、樹形を整え病害虫の発生を防ぎ、毎年果実を
成らせるために大切な作業です。
形は、自然な「ほうき仕立て」が一般的!
主枝を2~3本決めて、木の内部日当たりを良くし、
枯れ枝や密集している枝を整理します。
(混み合った枝を軽くさばく程度)
あまり剪定し過ぎると花が減るのでご注意ください。
(病害虫)
病害虫が発生したら初期の段階で殺虫剤(マラソン)を散布。
厳密には病害虫の種類によって殺虫剤の種類も違ってくるのですが
そこまで徹底しなくても良いと思います。
(果実管理)
キンカンはもともとたくさん実がつく性質がありますので
あまり神経質になる必要はありません(^ ^)
傷ついたり長いことついている実を適宜
摘果していきましょう。
【収穫】
11月下旬頃から、オレンジ色になってきた実から順に
収穫していきましょう。
そして、次年度の収穫に悪影響するので、遅くとも
2月上旬までには収穫してしまいましょう!
いろいろ調べていると
アゲハ蝶の幼虫がつきやすいと書いてありました。
将来アゲハ蝶になると思うと大事にしてあげたいのですが...
一気に葉っぱを食べられてしまいエライことになるようなので
ここは心を鬼にして駆除するしかなさそうですね
最後に、気になる金柑の美味しい果実効果を紹介しておきますね(^ ^)
【栄養と効能】
・ビタミンC・・・風邪予防、美肌効果など
(喫煙する方には是非オススメです)
・ヘスペリジン・・・血管強化、コレステロール値改善、血流改善、
抗アレルギー作用、発ガン抑制など
・ビタミンE・・・生活習慣病予防(動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病など)
・カルシウム
(以外にも、果実の中で多くのカルシウムを含んでいます)
他にも、
・咳止め効果や喉の痛みを抑える作用
・感染症予防
・免疫力亢進
・リラックス効果(ストレスの緩和)
・疲労回復
・整腸作用
・加齢に伴う視力低下の抑制
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