2016年11月02日
美味しい落花生(らっかせい) の栽培方法・収穫時期・栄養まとめ
「らっかせい」はマメ科の野菜で、花が落ちた部分から
「弦(げん)」が伸び、地中に入っていってそこに実がなる
ことから「落花生」と呼ばれています。
「落花生」栽培の楽しみは何と言っても収穫後に食べること
ですが、その前に、土から掘り起こす作業そのものが
楽しみでもあります。
もしかすると
「落花生の栽培は難しい」
と思っている方もいるかもしれませんが、実は
そんなことありません。誰でも簡単に栽培できます。
落花生は病気や害虫に比較的強い野菜なので、栽培期間
が長いにも関わらず、初心者でも上手に育てられます。
ただ、
敵は鳥類です!
ネットをかけず栽培していると、カラスや鳩などの鳥たちが
ムシャムシャと食べ尽くしてしまいます!
気をつけましょう!
【落花生の栽培のコツ!】
まず、落花生栽培の基本として以下のことを覚えておきましょう!
・生育適温は25〜28℃
・直播とポット播きができるが、直播の場合は霜の心配がなくなってから
・高温で日当たりの良い場所を好む
・粘土質の多湿な土壌では上手く育たない
・連作は出来ない
・水やりは少なめに
・土中に実がなるので植え付け前の土壌はしっかりと耕すべし
・元肥には石灰質肥料を多めに
・種から撒く時は種を一晩水に浸けておくと良い
・初心者の場合は早生種を選ぶと栽培期間が短くてより簡単
・株元への土寄せと中耕は忘れずに行いましょう
さて、ここでは直播栽培について紹介しておきましょう。
【落花生を種から直播で育てる】
畑やプランターに直播するときは一粒ずつ1cmの深さに蒔いて、
3cmほど覆土します。苗の間隔は30〜50cmあれば十分です。
芽が出るまでは水をたっぷりやりましょう!
その後の水やり頻度は、開花までは少なめに、開花後は
土の表面が乾かない程度に与えてあげましょう!
(あまり神経質になる必要はありません)
草丈が30〜40cmになり分枝してきた頃に土寄せを行い、
周辺の土を耕し、弦が土中に潜りやすくしてやりましょう!
花が咲き始める頃に、化学肥料を1株あたり5gほど与えます。
ラッカセイは窒素が効きすぎると実が上手く育ちません。
窒素が少ないカリ成分の多い肥料を使いましょう。
追肥は葉の色や生育状態を見て必要に応じて与えるようにします。
【収穫時期】
5月上旬以降にタネを蒔いた落花生は、収穫までに5ヶ月
ほどかかります。つまり、収穫時期の目安は10月です。
葉が全体的に黄ばんで下葉が少し枯れ落ちてきた頃が
収穫適期となります。
【栄養・効果】
ピーナッツ (落花生) は10月が旬です!美容や健康に良い
と言われている一方、食べ過ぎると「鼻血が出る」
「ニキビができる」など、負の印象を持っている方も
いることでしょう。
しかしこれらは「都市伝説」です!
医学的な根拠は全くありません!
ただし、バターピーナッツなど、油で炒って味付け
されたピーナッツは過酸化脂質を多く含むので
食べすぎない方が良いでしょう。
というわけで、以下に落花生の栄養効果をまとめて
おきますので、参考になさってください。
■ピーナッツの栄養効果
1)肥満防止
ピーナッツに含まれる脂肪は太りにくい植物性の脂肪です。
血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ、動脈硬化などの
生活習慣病を予防する効果のある不飽和脂肪酸 (オレイン酸・リノール酸)
が豊富に含まれています。太りにくく、ダイエット向きな食品なのです。
2)冷え・血行不良を改善
ピーナッツにはビタミン・ミネラルもバランス良く含まれています。
中でもビタミンEは細胞を丈夫にし、老化、がん、心筋梗塞、脳卒中予防
に効果が期待できます。さらに、ピーナッツに多く含まれているアミノ酸
のアルギニンは血行を良くし、冷え性や血行不良による肩こりを改善します。
3)抗酸化作用
ピーナッツの種皮には多量のポリフェノールが含まれており、
抗酸化力が強く、悪玉コレステロールを減少させて動脈硬化を防ぎ、
心臓病やがんを予防する効果が高いといわれています。
そのほかにも
・便通改善効果
・血糖値の上昇を抑える働き
・アルコールの代謝促進
などなど。
美容・健康のためにも是非食べたい一品なのです!
1日の摂取量目安は20〜30粒程度が良いようです。
【終わりに】
育て続けておよそ半年.....
やっと収穫できましたっ (^-^)
約30分間 塩茹でして、いざ実食!
よくできましたっ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
美味でごじゃる
もっと食べるでおじゃる
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
来年もまた頑張るぞと
決意した瞬間でしたっ(≧∇≦)
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