緑黄色野菜の代表格であるブロッコリーは、ビタミンC・カロテン・鉄分・カルシウムなどを多く含む非常に健康に良い食べ物です。
特に、花蕾(からい)に含まれるビタミンCはレモンよりも多く、 柔らかい茎には、花蕾よりもビタミンA、Cが豊富です。
そして、最近の研究で少しずつ明らかになってきているスルフォラファンという成分の存在...
これは、脂肪肝(肝機能低下)や悪酔い緩和、ガン予防、心筋梗塞、脳梗塞などの対策に非常に効果が高いことがわかってきています!
「なんだか疲れが取れないなぁ」
「いつもだるいよ〜」
という方は是非、積極的にブロッコリーを食べてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
【簡単に摂取する方法】
生のブロッコリー若しくは、新芽のブロッコリースプラウトをよく噛んで食べること
茹でたブロッコリーは、かいわれ大根や大根おろしと一緒に食べると効率よくスルフォラファンを摂取できますよ(^-^)
【料理】
「健康に良いのは知っているけれど、茹でてサラダとして食べる以外食べ方を知らないしなぁ...」
確かにそうですよね〜
私も以前はそうでした(^_^;)
でも、実はいろんな食べ方ができるんですよ!
例えば、
・ブロッコリーの天婦羅
(切り方は一口大にして)
油に入れて40秒ほどでOK!
塩をつけていただきます
・ブロッコリーの卵とじ
一口大に切ったブロッコリーをだしで茹
でます(強火で2分)
溶き卵を混ぜ、蓋をして余熱で温めて
完成!
※ 茎の部分も柔らかく美味しいので、アスパラガスのように利用しましょう。
・茎のきんぴら
作り方は普通のきんぴらと同じです
(5mm幅に切って)
・浅漬け
めんつゆ、とうがらしをお好みの量入れて数時間で出来上がり!
※ パスタに入れても美味しいですよ!
(この場合は8分ほど茹でる)
※ ベーコンやオリーブ油などと一緒に茹で
たり炒めたりしても美味しく、苦手な人
でも食べやすくなります
※ お米の研ぎ汁で茹でると
【保存方法】
チルド室(0〜2℃)にラッピングして保存するのが一番良いです(^-^)/
***
さあ、栄養価が高いのはわかったし、料理も何種類かは出来そうだっ(^-^)
簡単に作れたら栽培してみようかなぁ...
そんな方には
ブロッコリースプラウトがオススメです!
【スプラウト栽培】
用意するものは、
種、脱脂綿、霧吹き、アルミホイル、箱(豆腐のパックでもよい)
箱に脱脂綿を敷き、水を含ませて種を置き、アルミホイルで暗所を作ってあげるだけ!後は1日2回、霧吹きで水分を補給してあげましょう。
1週間後には食べられますよっ(^-^)
地中海生まれのブロッコリーには栄養分満載なのですが...
プリン体が含まれていますので、人によっては食べ過ぎないように注意が必要です。
「よしっ、スプラウトも良いけれど、ブロッコリーも自分で育ててスムージーにして摂取していこう」
「これで健康間違いなしだっ」
という方は、以下の栽培方法をご覧くださいね(^-^)
【ブロッコリーの品種選び】
ブロッコリーはアブラナ科のキャベツの仲間で、日本へは明治初めに導入されました。(普及したのは第二次世界大戦後から)
生育適温は20℃前後と、冷涼な気候を好みます。苗の段階では高温に強いのですが、蕾が肥大し始めるころには暑さに弱くなるため、真夏を除いた春、および秋が栽培適期です。
ブロッコリーは、苗の植えつけ後50日余りで収穫できる、極早生種の‘シャスター'や‘エルデ'、‘すばる'などが初心者にはオススメの品種です。
また、‘ハイツ'や ‘緑嶺'は、植えつけ後65日で収穫でき、たくさん収穫できる多収品種で、くせがなく美味しいので、家庭菜園にオススメです。
他にもいろんな品種がありますので、お好みのものを選んでみてくださいね(^-^)
また、最近登場した茎ブロッコリーの‘スティックセニョール'や‘グリーンボイス'は耐暑性に富み、夏季でも安定した収穫が期待できますよ(^-^)
【育て方のコツ】
できるだけ外葉を大きく育てるために、まず土作りが大切です。完熟堆肥などの有機物をたっぷり施すように心がけましょう。
培養土を入れた9cmポットにタネを5〜6粒まき、発芽したら3本に間引きます。本葉2枚で2本に、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚になったら、植えつけます。
※ 苗を園芸店で購入する場合には、春なら3月下旬頃から、秋なら8月中旬頃からです。タイミングを逃さず、本葉5〜6枚の苗を入手しましょう。
以前にアブラナ科植物を植えた場所を避け、(植えつけの2週間前に1m2当たり100gの苦土石灰を散布し)よく耕しておきます。
(1週間前に、1m2当たり堆肥2kgと粒状肥料を1m2当たり200g散布し、よく土に混ぜ込みます)
幅60〜70cmの平畝を作り、株間を40〜45cm空け、植え穴を掘って水をたっぷり注ぎます。
水が引いたら苗を植えつけ、株元をしっかり押さえて土と根鉢を密着させましょう。
【種蒔きと収穫の時期】
春まき(2月中旬〜3月中旬)
6月に収穫
夏まき(7月中下旬)
10月下旬に収穫
【追肥・土寄せ】
植えつけ後、本葉が10枚程度になったら株元に軽く土寄せし肥料を与えます。
その後は適宜、2週間に1回を目安に土寄せと肥料やりを繰り返します。
【害虫】
アオムシやコナガ、ヨトウムシを発見したらすかさず殺虫剤&消毒なのですが、
せっかくご家庭でヘルシー野菜を栽培するわけですから、できるだけ薬物は使用せず、見つけて随時退治していきましょう(^-^)
(面倒ですけどねっ)
また、定植したばかりの幼苗が倒れたら、土の中に潜むネキリムシを疑いましょう。
(殺虫剤「サンケイダイアジノン粒剤3」を土に混ぜ込んで防除します)
新芽にアブラムシがついたら、殺虫剤を散布して防除します。
根に大小のコブができ、生育が不良となる根こぶ病には堆肥を多めに施します。
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いかがでしたか?
私の場合は、ブロッコリーは朝採り市場で新鮮なものを安く購入し、スプラウトのみ栽培するようにしています(^-^)
くれぐれも、プリン体の摂取過剰には気をつけて、健康的な毎日を過ごしてくださいね ( ´ ▽ ` )ノ
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