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2021年09月11日

マイ指掛け

指掛け、指スリと言います
毛糸で編まれていて、左手の親指と人差し指にはめて、竿の滑りをよくするもの
三味線の必需品

私は市販の指掛けがチクチクしてしまいます
締め付け感も強く、ループが食い込む感じがする
なので、自分の指に合わせて編んだのを使っています

↓写真右が市販の指掛け、左は手製
違い分かりますか?

20210911-1.jpg

実は、矢印の方向に向かって輪の幅が広くなってます

20210911-2.jpg

自分の指幅に合わせて、親指の付け根に向かって幅を広くしたのでフィットします
ソフトで締め付け感ありません

20210911-3.jpg

このようにはめて使用します

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20210911-5.jpg

網目ひと目で寸法が変わってしまうので、
ちょうど良いサイズに作るのが意外と大変
何個か作ってようやくフィットするのが出来ました
ずっと使っているとループが伸びたり、毛糸が潰れて幅が広くなったりします
時々新調が必要です



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2021年09月10日

とある秋晴れの

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誰もいない駐車場にて



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2021年09月09日

黒田節稽古

今日は9月9日、重陽の節句

午前中はどしゃ降りの雨模様でしかも寒い
9月上旬ってこんなに寒かったっけ?

本日の稽古
・黒田節(かっこいいバージョン)
後奏ではなく、1番と2番の間に長唄風の難しい間奏が入るやつ
これがね・・・難しいんですわ
カエシバチは入るわ、早いわ、10から7に飛んだり
で・・・なかなかついて行けない

難しい間奏を少しゆっくり弾いてもらいました
やはり、速度が速いとバチの着地が下手
斜め後方に滑ってしまう
腕が動いてしまう
まだまだ練習が足りない

今日の先生のひと言

そりゃもう、練習あるのみ!

そうですわな・・・

次何やりたい?
が最近の先生の口癖です
只今、楽譜は56種
だんだん自分の知ってる曲がなくなってきたので、
先生のオススメを見繕ってもらっておくことになりました

今日はバチ皮シールを買いました
バチ皮の端がめくれて何度も貼り直すうち、扇形の端が傷んできました
ちょっとでも剥がれているとそこにバチが引っかかって、
すぐに同じところがめくれてきてしまいます
何か、ぼろい三味線に見えてしまうので貼り直すことに

↓最近はシールになっていて便利なのがあります

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透明なんだ・・・
自分的には透明じゃないやつのほうが好きだなぁ
(但し、そっちは価格は5倍)
こっちはコーティングされていて丈夫なのだそうだ
確かに薄くて引っかかりにくそうだし、表面も丈夫そうだ
すごく薄い物なので貼るのは意外に難しい
接着面にホコリが付いてしまう
スマホのフィルム並みに難しいぞ

なんか、ゴミ入ったかも・・・

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↓側面の皮の浮いたところに、糊を差しているところ

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少し浮き上がったところは、隙間に米糊を差して、
貼ってある表面の方にはみ出ないようにして押さえる
水っぽい糊はNG
水っぽいと表面側にはみ出た水分で剥がれてしまいます

皮を貼るのは米糊(姫糊)なので、
ヤマト糊、フエキ糊など(澱粉糊)でOK
米糊は、ごはんつぶをすり潰し、裏ごししたものに水を入れて
火に掛けながら混ぜて作る
半透明になってきたら出来上がり
米糊の強度はかなり強く、木工用ボンドと同程度だそう
300年保つ障子が貼れるとか、室町時代の木の仏像は米糊で貼り合わせていたとかいわれます
和紙や木との相性は抜群です

そういえば、弓道の的の紙は米糊で貼っていた
的場の看的所(かんてきじょ)には、
鍋に入れた米糊に刷毛が入れられていつも置いてあった

姉様作りの古い教本にも、「姫のりで貼ル」などという表記が出てきます

三味線のプチメンテも終わったことだし
練習頑張らなくては



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2021年09月08日

胴掛けゴム

胴掛けゴム(腕の滑り止め)菱形タイプ(両面テープで貼るタイプ)

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胴掛けの巻きゴムは色数が少なくて6色(赤、黒、黄、オレンジ、濃紺、茶色)くらいしかないので
大抵は胴掛けと色が合わない
ラテックスはゴムと色のラインナップが違うので、色が合う方を優先して買う人が多い
ラテックスはゴムより滑りにくいけど、劣化しやすく結構ゴム臭い
しかも分厚いから、巻きタイプは胴掛けが本体から浮きやすい
私はとりあえずコンパクトな菱形タイプを貼ってみたが、
使い慣れてなくて違和感・・・

↓で、こんなん買ってみた

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胴掛けゴムなんて、滑らなきゃいいんだから何かで代用出来そう
これは両面の滑り止めシートで、厚みは薄い
この角度でマウスも落ちない驚異の滑り止め、という触れ込みだが・・・

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え!?これホントにめっちゃ滑らん!!


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床に置いた三味線が動かない!!
床に接しているわずかな滑り止めシート部分が効いているのだ

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しばらく使ってみよう

(ホコリで汚れてくると滑り止め効果が薄れるので、お湯などで拭き取るとよい、とある)

色はギリギリ許せるかなぁ
もっといろんな色あればいいのに!!



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2021年09月07日

リビング収納

リビングの窓下収納を設置
これまでは、奥行きも幅も違う、あり合わせの棚を並べていて凸凹だった
棚の構造も作りもちゃっちいので物の重みで棚の真ん中がしなっていたりした
見る度使う度にイライラするので全部新調し、壁面一列にビッと

1cm単位でオーダー出来るニトリの組み立て家具
(納期一ヶ月くらいかかりました)
裏板に置く場所に合わせたコンセント穴を開けまくる
(裏板は薄いのでカッターで開けられる)

しかし、既製品感が部屋の雰囲気に合わない
これほどまでに合わないとは予想外
安っぽい子ども部屋みたいになってしまった・・・
しかも、天板の白が
やけに眩しい
白い家具も考えものだ

20210907-1.jpg

見る度に落ち着かない
リビングの雰囲気を打ち壊しているので、何とかしたい

↓妥協策で、天板を替えることにした

・棚の天板を家にあったベニヤを着色したものに替えてみる
・天板の小口加工がダサいので角材で隠す

20210907-2.jpg

かなりイマイチではあるが、
・眩しいのはなくなった
・多少は部屋の雰囲気に馴染んだ
・収納効率はアップ
・フラットでスッキリして使いやすくなった

だったら・・・

最初から全部ベニヤで作りゃあいい

材料をコペンに積めないので面倒くさがったのがいけないのだが
これも、ひと月もすると最早どうでも良くなるのだった

そういえば
浦安のディズニーランドの花火が毎晩見えるアパートも
海浜幕張のベランダから海が見えるマンションも
一日で見なくなった

見慣れると言うことはそんなもんなのかも知れない・・・



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posted by konomezuki at 18:51 | 制作ログ

2021年09月06日

無地の胴掛け

今まで使っていた胴掛けを外したら、
巻きゴムの外側、腕が当たるところが結構汚れていた
白っぽい色の胴掛けは汚れが目立っちゃうね

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ちょっと剥がしてみると布も脈がなくなっていることが分かる
そして中はプラ芯だー
やったー、貼り直せる!!
芯が経木だと紙が剥がれないので使えないのだ

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胴掛けに用いる生地は、薄すぎず厚すぎずがよい
古布は色が落ちるのでNG
音緒や胴掛け紐は正絹なので、やはり絹地が合う
絹独特の美しい光沢があるので、綿や化繊は合わないのだ

手持ちのものにはちょうど良いものがない
そういえば・・・そっくりな色の袴用の正絹無地はぎれがあったな
思い切って無地を貼ってみた

↓よっしゃあ、ドンピシャな色!!( ̄∇ ̄)
無地コーデの場合は寸分色が違っちゃいけないのだ

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日本の伝統色「濃色(こき)」という色
深い深い、高貴な紫色
私はこの色が大好き

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無地の胴掛けもシンプルで良い
見習いの弟子っぽくていい
この場合、胴掛けゴムの色が唯一のアクセントになる(色数も少なくあまりいい色はないが・・・)

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裏側は、長唄「高砂」の歌詞が書いてある和紙
お経じゃないよ

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昔は胴掛けを作るのに経木に新聞紙を貼って補強していた
経木でカーブを作るのはさぞ大変なことだったろう
裏貼りは、やはり古い教本を使ったりしたんだろうな

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いくつあっても嬉しい胴掛け



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2021年09月05日

新しい胴掛け

練習しようと思ったら、二の糸が切れてました
この前切れたので(音緒切れ)繰り出しして凌いでいたけどアウト
一の糸と三の糸も切れてはいないが、いつも押さえる場所が汚くなってきたので
三本いっぺんに交換

黒田節の編曲バージョン
後奏の部分が長唄風のやつ
・・・てか、これ難しすぎ
弾く速度がとても早いところがある
坪を見てる暇がない
見ないで移動しなければならない
これ、メチャクチャ勘所を見ないで押さえる練習になるわー

糸を替えるついでに胴掛けも交換
以前、自分で作った胴掛け
自分の羽織の余り裂
音緒は銀色

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胴掛け作りたくなったなぁ
菊柄のやつ
でも胴掛けの芯がない
その前に指掛けを編まなくちゃ
しかし・・・編み物って気が乗らないんだなぁ



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2021年09月04日

文金高島田の姉様

初挑戦の文金高島田
黒引き振り袖に角隠し、トラディショナルな花嫁スタイル
帯は立て矢結び
タイトルは「おつるさんの嫁入り」
角隠しの白とかぶるので、頭髪は黒の須崎半紙で作りました
おつるさん、なので鶴づくしの衣裳です(頭の鶴の飾りは遊びです)

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角隠しは紙で作ったので、きりりとシャープに仕上がりました

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額に仕立てました

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和紙のつまみ細工の紅白花鶴

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松竹梅に藤

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季節の花のつまみ細工と、富士山をあしらって

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宿泊施設の和室に飾っていただいています
背景の市松模様は、和室のふすまの柄に合わせました

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築50年の機織り工場を営む古民家をフルリノベーションした、富士山の見える宿
富士吉田市富士見「つるば舍」



詳細:エアビーアンドビー
つるば舍



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つるば舍オープン

富士吉田市富士見に一棟貸しの宿泊施設が出来ました
富士急行「葭池温泉前駅」そば 駅徒歩1分至近!
新宿発高速バス、「中央道下吉田」バス停から徒歩10分
公徳公園、開湯葭之池温泉などの名所も徒歩圏内、観光に便利なところです

知る人ぞ知る超穴場のスポット
公徳公園からの富士山絶景

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創業安政三年(西暦1856年)の葭之池温泉(徒歩約3分)

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名物吉田うどんも食べられます(吉田うどんの中で一番美味しいです!)

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こちらが宿泊施設「つるば舍」といいます
10人まで宿泊OK、駐車場は3台駐められます
和風木造家屋一軒家

かつて高級絹織物で栄えた富士吉田市
築50年の機織り工場を営む古民家をフルリノベーションしました
黒漆喰と板塀の外観、室内は木の温もり感じる空間です

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つるば舍には有り難い神様もいらっしゃいます
建物の持ち主のご先祖のものです
願をかけたら足が治ったという言い伝えがあります

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庭の石畳は日本海や各地の川から集めた石で作ったもの

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玄関はこちら、いらっしゃいませ

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建物は線路に面しており、ホームの真裏なので
デッキから富士急のいろいろな車両を眺めながらくつろげます

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明治36年、大月から御殿場までを結ぶ馬車鉄道が開通
レール上の車両を馬が引いて進むスタイル
富士馬車鉄道(大月〜谷村間)、都留馬車鉄道(吉田〜籠坂間)、御殿場馬車鉄道(籠坂〜御殿場間)
三区間、それぞれ別会社が運営していました
そのうちの都留(つる)馬車鉄道はこの近くを通っていました
名称の「つるば舍」は、この都留馬車から来ています

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ホームに滑り込む各駅下り電車が間近で見られます
ガタンゴトンとレールを走る音、遠くから線路を伝ってくる走行音・・・
いろいろなラッピングの車両があるので面白いです
急行がホームを通り過ぎる時のホーン、トーマス電車も!
鉄道マニアでなくても楽しめます!

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桜が美しい、春の葭池温泉前駅
無人駅です

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駅のホームの端からつるば舍を見下ろしたところです
駅至近!というより駅に隣接と言っても良い・・・

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玄関を入ってすぐ左のスペース

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和室から表庭を見たところ

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床の間の絵は「つるば舍」の名前の由来にちなんで鶴と馬の物語
おつるさんとウマヲさんの絵
おつるさんとウマヲは夫婦で、二人で馬車屋「つるば舍」を営んでおります
馬車を引いていたウマヲさんは、ある日弱った鶴のおつるさんを助けました
その縁で、おつるとウマヲはメオトになりました
つるば舍はたいそう繁盛しました
一時、重労働で体を壊したウマヲが疲れを癒やしたのが
富士山の湧き水「富士山深層水」の温泉「馬の湯」です
おつるさんの滋養のある料理と温泉で、すっかり元気になりました
この絵は、月夜の晩に二人でお礼参りにでも出かけるところでしょうか・・・

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つるば舍自慢の開放感あるリビングです

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リビング横のベッドルーム

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リビングの階段を上がると屋根裏部屋
プレイルームにも寝室にも

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赤いのれんの奥は、つるば舍自慢の風呂「馬の湯」です

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ウマヲさん印ののれんです

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レトロなタイルの脱衣室

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富士山の湧き水をわかした風呂は最高です

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馬の湯へようこそ!

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銭湯のようなモザイクタイルはオリジナル作品

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都留馬車鉄道をモチーフにしたタイル画です

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夜になり、つるば舍に灯がともりました・・・

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それではごゆっくりお休みください!

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予約:エアビー&ビー
つるば舍

※浴室モザイクタイルデザイン、のれん制作、額作品の制作をさせていただきました



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posted by konomezuki at 14:34 | お知らせ

2021年09月02日

長崎さわぎ

21℃、10月ですか?
寒い!長袖・・・
そして雨の一日でした

稽古場へ行く途中、明大の横を通ります
ガラス張りのタワーのエントランスに、珍しくやけに人がいると思ったら・・・
試験か何か?
学生のワクチン接種の受付を行っているようでした

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本日の稽古
長崎さわぎ(わらじ酒)
では「わらじ酒」行きましょう〜と、先生は「わらじ酒」と呼びます
今日は三本とも糸を変えたばかりで、三味線の糸が伸びやすい
しかも雨(湿気)の影響を受け糸巻きが止まりにくい
一生懸命止めようとしても手を離した瞬間にスルリと戻ってしまう
こういう日は三下がりから二上がりにしたくない

長崎さわぎは賑やかで調子の良い曲
ノリが良い分、丁寧に弾かないと、調子に乗って雑になってしまう
二本いっぺんに弾いちゃったり、滑ったり
本手を弾き終わり、
「うん、調子のいい曲だから、大丈夫そう。いい雰囲気だよ」
珍しく褒めてもらう

次に先生が替手を入れます
長崎さわぎの替手はそれほど難しくない
ところどころ違う部分がある、といった感じなのでつられずに済む

弾きにくい箇所は一カ所
二の糸が4、三の糸が0のチャンが出てくる
二の糸を押さえ三の糸解放のチャンは、あまり出てこないタイプ
「つぅーん、ちゃん、ちゃちゃちゃんちゃんちゃんちゃん」
ここは三の糸に触らないように指アーチを深くして対応(手の形は崩れても良い)
しかし、私は指掛けの付け根が触ってしまうので
「ん?そこ当たる?」
「・・・その指掛け、太くない?」
自分で指に合わせて編んだ指掛けだったが、竿にあたる部分の幅がちょっと太い
しかも並太で編んだから、擦れて潰れて余計幅が広くなった
しまった、コマ編み一段分太かった
一段違うと3ミリくらい違ってしまうので、実は編むとき迷ったのだ
こういう時に幅を適当に作ってしまうと後でこういう影響が出る
細めに作らなあかんな・・・(編み方忘れた)
しかも、あまり太い糸で編まない方がよさそうだし
毛糸はいっぱいあるので、そのうち直そう

さわぎは、江戸時代、遊里で三味線や太鼓で囃子立てて唄ったにぎやかな歌のこと
歌舞伎でも酒宴・遊興の騒ぎのBGMでよく使われる
大鼓や小鼓入りのにぎやかなものが多く、後世は広く宴席などで唄われた
江戸だったら「三下がりさわぎ(吉原さわぎ)」が有名
さわぎ、といえば本来はこれを指す
さわぎは日本各地にあり「○○さわぎ」と名前が付いています

「箱根さわぎ」というのもあるそうです
昔、先生が箱根の見番に行ってこれ教えてこいと持たされた曲
知らない曲を教えられるってすごい
ただし、知らない曲もうまくごまかして教えてしまうらしい
先生は箱根の芸者衆にも指南していたのか・・・
箱根芸者といえば確か「きらり妓(こ)」
先生、箱根で温泉は入っただろうなぁ

話のついでに、先生が「吉原さわぎ」のさわりを弾いてくれました
時代劇のお座敷シーンなどでもよく出てくる曲
[]︎さあさ浮いた浮いたー
というやつ
何か旋律が複雑でかなり難しそうだ
「そのうちやるからねー」

最後もう一回やろう、と長崎さわぎの締めをツーコーラス弾きます
弾き終わって
「うん、いいじゃん」
やったー、OK出たー(ToT)

帰り道、金華公園の坂道で地面に白くて丸いものがたくさん転がっているのを見ました
まだ熟していないギンナン
今までこんなに転がっているのは見たことがない
昨日の豪雨で落ちたのでしょうか
もうそんな季節なんですね

次の曲頂きました
「三味線二重奏黒田節かっこいい(難しい)バージョン」
黒田節は以前やりましたが、長い後奏の入ったバージョン

20210902-2.jpg

チラッと見ただけで、E難度「カエシバチ」という文字が・・・
ちょっと先生に弾いてもらったのですが、初めてのパターン
長唄!?
これ、手が動くのか?



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