2022年11月29日
ソロの紅葉が真っ赤です
今年はとても赤い紅葉になっています
ほんの数日でずいぶん変わります
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| 日々諸々
2022年11月28日
晩秋の庭
ドウダンずいぶん赤くなりました
ソロの木も黄色からオレンジに
いつの間にかマンリョウも
マンリョウ、ナンテンの赤いの見るともう正月っぽい
毎日のように「喪中はがき」が届きます
あ〜、今年ももう年賀状の季節かぁ・・・
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| 日々諸々
2022年11月27日
地球照
しばらくぶりに月見るようじゃいけないな
月は癒やされます
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| 月のギャラリー
2022年11月23日
スクハジライブ
スクハジ、というのは「スクイーズ・ハジキーズ」の略です
音福の長唄コースの先生・松永鉄駒(まつながてつこま)さん、
松永鉄六さんの女性ユニットです
三味線の「スクイ」と「ハジキ」を上手くもじったユニット名
定期的にライブをされています
会場はお江戸日本橋亭でスクハジライブでした
あいにく今日は本降りの雨
(晴れたら着物で行こうかな〜なんて思いましたが)
小ぢんまりした和風会場で、落語や邦楽などがうってつけです
「秋冬のふきよせ」など季節にちなんだ曲や
充実の出囃子コーナー、黒髪、五條橋など盛りだくさんのライブでした
五条橋は圧巻!!
・・・てか、二人とも
上手すぎるㄟ( ▔∀▔; )ㄏ
世の中にはこういう人たちがいる
プロというのはすごいなぁ
その道を究めた人はすごいなぁ
感動して帰って参りました
長唄のライブ、というのは初めてでしたが、とても素晴らしいライブでした
全く知らない人には、長唄の演奏なんて退屈そう・・・?なんて思われがちですが
長唄の魅力がガンガン伝わって来るライブでした
エネルギッシュに活動されているスクハジさんならではの、
オリジナリティあふれる舞台だったと思います
私は今、出囃子を習っていますが、
出囃子は長唄の中の一部をとったものが多いので、その本曲を知ることは大事です
誰もが、出囃子は落語を盛り上げる三味線・・・くらいの認識しかない
短くて小気味よい雰囲気の出囃子は、すぐに弾けそうなので
ちょっと三味線が出来るようになると、みんなやりたがるものです
例えば「老松(古今亭志ん朝さんの出囃子)」にしても、
かっこいい出囃子なので、老松やりたい!というリクエストがあっても、
本編の長唄はとても難しいそうです
しかも、出囃子で使われているフレーズにさしかかるまでが超長〜いんだそうです
出囃子を弾くには長唄が分かってないといけない、というのを痛感します
長唄自体もカッコいいのですが、今日は邦楽の世界の奥深さを感じました
帰りは、音福・出囃子の紫衣穂先生とお茶をご一緒させていただきました
三味線のこと、いろいろお話伺って楽しかった!!
やっぱすごいわ〜、日本て
外来の文化ばかり追いかけている場合ではない
日本人なんだから、三味線やらなくてどうする
これからも三味線頑張ろうと思いました<(_ _)>
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音福の長唄コースの先生・松永鉄駒(まつながてつこま)さん、
松永鉄六さんの女性ユニットです
三味線の「スクイ」と「ハジキ」を上手くもじったユニット名
定期的にライブをされています
会場はお江戸日本橋亭でスクハジライブでした
あいにく今日は本降りの雨
(晴れたら着物で行こうかな〜なんて思いましたが)
小ぢんまりした和風会場で、落語や邦楽などがうってつけです
「秋冬のふきよせ」など季節にちなんだ曲や
充実の出囃子コーナー、黒髪、五條橋など盛りだくさんのライブでした
五条橋は圧巻!!
・・・てか、二人とも
上手すぎるㄟ( ▔∀▔; )ㄏ
世の中にはこういう人たちがいる
プロというのはすごいなぁ
その道を究めた人はすごいなぁ
感動して帰って参りました
長唄のライブ、というのは初めてでしたが、とても素晴らしいライブでした
全く知らない人には、長唄の演奏なんて退屈そう・・・?なんて思われがちですが
長唄の魅力がガンガン伝わって来るライブでした
エネルギッシュに活動されているスクハジさんならではの、
オリジナリティあふれる舞台だったと思います
私は今、出囃子を習っていますが、
出囃子は長唄の中の一部をとったものが多いので、その本曲を知ることは大事です
誰もが、出囃子は落語を盛り上げる三味線・・・くらいの認識しかない
短くて小気味よい雰囲気の出囃子は、すぐに弾けそうなので
ちょっと三味線が出来るようになると、みんなやりたがるものです
例えば「老松(古今亭志ん朝さんの出囃子)」にしても、
かっこいい出囃子なので、老松やりたい!というリクエストがあっても、
本編の長唄はとても難しいそうです
しかも、出囃子で使われているフレーズにさしかかるまでが超長〜いんだそうです
出囃子を弾くには長唄が分かってないといけない、というのを痛感します
長唄自体もカッコいいのですが、今日は邦楽の世界の奥深さを感じました
帰りは、音福・出囃子の紫衣穂先生とお茶をご一緒させていただきました
三味線のこと、いろいろお話伺って楽しかった!!
やっぱすごいわ〜、日本て
外来の文化ばかり追いかけている場合ではない
日本人なんだから、三味線やらなくてどうする
これからも三味線頑張ろうと思いました<(_ _)>
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| 三味線関連&稽古日記
2022年11月21日
一下がり
雨上がりの月曜日
山の上ホテルのイチョウはもう上が散り始めていました
蔦はすっかり枯れています
金華公園のイチョウも散り始め
いつもは黄色い絨毯なのに
今年はあまり色が黄色くないです
タワーパーキングの蔦は紅葉が始まり・・・
稽古場近くのプロテインドリンク(?)の店がなくなっており改修中でした
いつも前を通りながら、何の店だか分からず素通り
次はわかりやすい普通の珈琲店とかになればいいなぁ
この時刻、すでに灯りのともる稽古場に入っていくと
三味線の音にあふれている稽古場です
同じ時間帯で津軽クラスの稽古があるのでひときわ賑やかです
先生は、モノトーンの大きな格子模様の着物
モダンな雰囲気です
今日は、発表会の曲を一通り一回おさらいしてから一下がりの稽古です
・前座の上がりAの出だしの6、0は、
最初から6を薬指、人差し指で5の位置をキープしておいてそのまま3、0に上がる
6と5の幅は、3と2の幅と同じなので、二本押さえたまままで移動する
私はこの二本押さえがなかなか出来ないので、自然に出来るようになるのが大変
意識して行わないとまだ自然に指が動きません
長唄は速いので、親指、人差し指と薬指コンビを駆使した安定走行をしないと弾けないのです
端唄はゆっくりしていて早く弾くものはあまりないので、速度にもついていけないので
端唄出身者はこれに慣れないといけません
一下がりは、
何と一の糸を下げます
一の糸を下げる、って意味だったんだ・・・
確かに三下がりは三の糸を下げるもんな
私はまた、三下がりの三分の一を下げるのか?などと思ったりしたが・・・
一の糸はまずいじらないので、一瞬どこだっけ?ってなります
二上がりとごっちゃになったような不思議な音程で、
いつも押さえる場所で、違う音が鳴るので混乱してしまいます
練習用の曲を何回か弾いて、
いよいよ一下がりの曲、賤機帯をやってみます
しずはたおび、と読みます(せんきたい、ではありません)
賤機帯は謡曲「隅田川」物狂能の物語で、悲しく暗い物語です
[]︎名にし吾妻の隅田川〜という出だしです
人買いにさらわれた我が子を探して、京から隅田川まで下ってきた母は、
渡し場の船頭から、子供がすでに死んでいることを聞かされ正気を失ってしまいます
周りは桜吹雪が舞う美しい景色で、人々は浮かれているけれど
母親の目に映るのは水墨画のような無彩色の世界。
船頭にからかわれ、川に浮いている桜の花びらを拾い集めたなら、
子供の行方を教えてやろうと言われた母親は、
一心不乱に川に浮かんだ桜をかき集めます
笹の枝を持って着物を片脱ぎにし、髪も乱れた姿で踊り狂う姿
歌舞伎や舞踊では典型的な狂女として描かれます
この笹の枝は「狂い笹」といい、心が病んでいる人、気のふれた人が持つシンボルの枝
(なぜ、笹の枝なのだろうか?)
これは神話の「天岩戸の神隠れ」の物語にちなんでいるそうです
太陽の神であるアマテラスは、高原で暴れているスサノオを怖がり岩戸に隠れてしまいました
そのため、世の中が真っ暗になり乱れてしまいました
アマテラスに表に出てきてもらうために、アメノウズメノミコトという踊り子が
舞を舞ってアマテラスの興味を引き、思わず身を乗り出したアマテラスは
岩戸の影に隠れていたアメノタヂカラオに捕らえられ、岩戸の外へ引き出されました
それから世の闇は晴れ、平和が戻ってきました
その時、アメノウズメノミコトが笹の枝を持って舞った、ということから来ているのだそうです
笹の枝を通して、この世のものでない魂が乗り移るとも考えられていたのだとか
(アメノウズメノミコトは、最古の踊り子とされ、芸能の神様として祀られています)
それにしても、神話ってこんなもん?
登場人物こどもか┐(-。ー;)┌
一下がりの賤機帯
中盤で今までにないリズムが出てきます
0、10、0、0、10、0、0、「ドン、リドドン、リドドン」
洋楽でよくあるズン、チャ、ズズン、チャズ・・・ってやつ
こういうのが出てくる長唄って、なかなか衝撃的ですわ〜
長唄でも殆ど出てこない六下がりと一下がりはさらっとやって
次は勧進帳へ
勧進帳は最初の頃にやりましたが、大間で(ゆっくり)の曲
今度は四半拍子で、その倍速です
本格的な長唄ってこんなに速いのか(しかも1曲が長い)
早くて長くて(^_^;)ついていけない
長唄はけっこうテクニックが必要なのだそうです
三味線は長唄が基本という所以がわかります
レモン画翠で初めてターナーのガッシュ買ってみました
(いつもリキテックスを愛用)
リキテックスとは天地逆のデザインなので、キャップを下にした並べ方だと全部逆さま
見にくくて、店でいちいちひっくり返す
<アクリル絵の具とアクリルガッシュの違い>
平たくいえば含んでいる顔料の配合の違い
・アクリル絵の具 顔料が少ない
・アクリルガッシュ 顔料が多い
そのため、アクリル絵の具は透明感があって水彩絵の具のような表現がやりやすい
アクリルガッシュは不透明で、塗り重ねが効き、均一な塗りつぶしがやりやすい
リキテックスの黒は、実はあんまり真っ黒じゃない
ターナーのアクリルガッシュには、
黒の色が一番黒そうな「ジェットブラック」というのがあったので試しにこれにしてみた
ジェットブラック
いい名前だな
果たして墨汁のような効果が出るんだろうか、ジェットさんよォ〜
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山の上ホテルのイチョウはもう上が散り始めていました
蔦はすっかり枯れています
金華公園のイチョウも散り始め
いつもは黄色い絨毯なのに
今年はあまり色が黄色くないです
タワーパーキングの蔦は紅葉が始まり・・・
稽古場近くのプロテインドリンク(?)の店がなくなっており改修中でした
いつも前を通りながら、何の店だか分からず素通り
次はわかりやすい普通の珈琲店とかになればいいなぁ
この時刻、すでに灯りのともる稽古場に入っていくと
三味線の音にあふれている稽古場です
同じ時間帯で津軽クラスの稽古があるのでひときわ賑やかです
先生は、モノトーンの大きな格子模様の着物
モダンな雰囲気です
今日は、発表会の曲を一通り一回おさらいしてから一下がりの稽古です
・前座の上がりAの出だしの6、0は、
最初から6を薬指、人差し指で5の位置をキープしておいてそのまま3、0に上がる
6と5の幅は、3と2の幅と同じなので、二本押さえたまままで移動する
私はこの二本押さえがなかなか出来ないので、自然に出来るようになるのが大変
意識して行わないとまだ自然に指が動きません
長唄は速いので、親指、人差し指と薬指コンビを駆使した安定走行をしないと弾けないのです
端唄はゆっくりしていて早く弾くものはあまりないので、速度にもついていけないので
端唄出身者はこれに慣れないといけません
一下がりは、
何と一の糸を下げます
一の糸を下げる、って意味だったんだ・・・
確かに三下がりは三の糸を下げるもんな
私はまた、三下がりの三分の一を下げるのか?などと思ったりしたが・・・
一の糸はまずいじらないので、一瞬どこだっけ?ってなります
二上がりとごっちゃになったような不思議な音程で、
いつも押さえる場所で、違う音が鳴るので混乱してしまいます
練習用の曲を何回か弾いて、
いよいよ一下がりの曲、賤機帯をやってみます
しずはたおび、と読みます(せんきたい、ではありません)
賤機帯は謡曲「隅田川」物狂能の物語で、悲しく暗い物語です
[]︎名にし吾妻の隅田川〜という出だしです
人買いにさらわれた我が子を探して、京から隅田川まで下ってきた母は、
渡し場の船頭から、子供がすでに死んでいることを聞かされ正気を失ってしまいます
周りは桜吹雪が舞う美しい景色で、人々は浮かれているけれど
母親の目に映るのは水墨画のような無彩色の世界。
船頭にからかわれ、川に浮いている桜の花びらを拾い集めたなら、
子供の行方を教えてやろうと言われた母親は、
一心不乱に川に浮かんだ桜をかき集めます
笹の枝を持って着物を片脱ぎにし、髪も乱れた姿で踊り狂う姿
歌舞伎や舞踊では典型的な狂女として描かれます
この笹の枝は「狂い笹」といい、心が病んでいる人、気のふれた人が持つシンボルの枝
(なぜ、笹の枝なのだろうか?)
これは神話の「天岩戸の神隠れ」の物語にちなんでいるそうです
太陽の神であるアマテラスは、高原で暴れているスサノオを怖がり岩戸に隠れてしまいました
そのため、世の中が真っ暗になり乱れてしまいました
アマテラスに表に出てきてもらうために、アメノウズメノミコトという踊り子が
舞を舞ってアマテラスの興味を引き、思わず身を乗り出したアマテラスは
岩戸の影に隠れていたアメノタヂカラオに捕らえられ、岩戸の外へ引き出されました
それから世の闇は晴れ、平和が戻ってきました
その時、アメノウズメノミコトが笹の枝を持って舞った、ということから来ているのだそうです
笹の枝を通して、この世のものでない魂が乗り移るとも考えられていたのだとか
(アメノウズメノミコトは、最古の踊り子とされ、芸能の神様として祀られています)
それにしても、神話ってこんなもん?
登場人物こどもか┐(-。ー;)┌
一下がりの賤機帯
中盤で今までにないリズムが出てきます
0、10、0、0、10、0、0、「ドン、リドドン、リドドン」
洋楽でよくあるズン、チャ、ズズン、チャズ・・・ってやつ
こういうのが出てくる長唄って、なかなか衝撃的ですわ〜
長唄でも殆ど出てこない六下がりと一下がりはさらっとやって
次は勧進帳へ
勧進帳は最初の頃にやりましたが、大間で(ゆっくり)の曲
今度は四半拍子で、その倍速です
本格的な長唄ってこんなに速いのか(しかも1曲が長い)
早くて長くて(^_^;)ついていけない
長唄はけっこうテクニックが必要なのだそうです
三味線は長唄が基本という所以がわかります
レモン画翠で初めてターナーのガッシュ買ってみました
(いつもリキテックスを愛用)
リキテックスとは天地逆のデザインなので、キャップを下にした並べ方だと全部逆さま
見にくくて、店でいちいちひっくり返す
<アクリル絵の具とアクリルガッシュの違い>
平たくいえば含んでいる顔料の配合の違い
・アクリル絵の具 顔料が少ない
・アクリルガッシュ 顔料が多い
そのため、アクリル絵の具は透明感があって水彩絵の具のような表現がやりやすい
アクリルガッシュは不透明で、塗り重ねが効き、均一な塗りつぶしがやりやすい
リキテックスの黒は、実はあんまり真っ黒じゃない
ターナーのアクリルガッシュには、
黒の色が一番黒そうな「ジェットブラック」というのがあったので試しにこれにしてみた
ジェットブラック
いい名前だな
果たして墨汁のような効果が出るんだろうか、ジェットさんよォ〜
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
posted by konomezuki at 12:21
| 三味線関連&稽古日記