Matzocoatl「毒蛇だって知ってただろ？」

以前、映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の感想を書いたのですが、

そこでも触れたメイキング映像での言葉。

ジョン・ファヴローが料理の指導を受けている時に、

ただパンを切るってだけなのだが、

その時に教えている本物の料理人が、

これを失敗したら世界が終わるぐらいに考えろ、

というぐらいに切る事に集中しろと言っていた。


もうあの映画を観たのが3年以上も前なのだけど、

いまだにあの言葉は凄くためになったと思っている。


特に映像を撮影する、なんて行為は、

そのRECを押してからもう1度押すまでの間が映像に残る訳だから、

大事なのはRECを押す前ともう1度押すまでの間の2つ。


録画の設定が適切になっているかは撮影前に確認するのはもちろんの事だが、

明るさ、ピント、意図した構図を確認し、

さらにカメラワークが必要なら事前に練習やイメトレ、

全てが揃ってから初めてRECボタンを押す。


RECボタンを押したらブレない様に意識したり、

または逆にブラしたりして意図した効果を与えたり、

カメラワークを行って欲しい映像が取れたらRECボタンをもう1度押す。


この間、世界にはこの事しか存在しないと思えるぐらいに集中するべき。

実際はドキュメンタリー撮影の場合はその後のポジショニングとかも出てくるんだけど、

とりあえず、撮ってる時は撮影に集中するんだと。



そう言えば、全然関係ないんだけど、

夢で貞子的な幽霊っぽいのに立体駐車場で追い詰められた。

ああいう夢を見ると、実際にも胸が苦しくなるのはなんだろうなあ。

あの貞子は先日行った「いちのみや特選落語会」での談笑師匠のせいなのだろうか。

いや、本当にその時は苦しかった。


そして何故だか追い詰められたら何人かに囲まれていたんだけど、

あのうちの1人が頭をかぶりつかれていた。

たぶんそれはやったことはないけどネットで有名なまりもちゃんなんだと思う。

脳の思考の出すノイズって何が影響するかほんと分からんもんだよね。

自分を操る超集中力