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2019年01月24日

田中(仮)の人言葉は「怠惰」、これは未来永劫変わりません

「○○言葉」って、いっぱいあるみたいだが、

なんか納得できない事が多いと思っている。


「石言葉」って知ってますか?

車で移動している時にラジオを流しているのですが、

ある番組のショッピングコーナーで、

「真珠の石言葉は…」と言っていた言葉が耳に残った。

ちゃんと聴いていた訳ではなかったので、

真珠の石言葉は何だったのか覚えてないのだが、

それよりも気になったのは「石言葉」の方だ。



「花言葉」というのはちょくちょく聞くし苦い思い出がある。

当時付き合っていた彼女の母親の誕生日と聞いて、

花屋でお花を買ったのが「紫陽花」だったのだが、

紫陽花の花言葉は「移り気」とか「浮気」だと後から知って、

なんとなく気まずい思いをした事があった。


花言葉もそうなのだが、この言葉は誰が考えているのだろうか。

赤いバラの「情熱」など前向きな言葉はまだ良いとしても、

「浮気」なんて言葉にされた紫陽花は、考えた人を訴えても良いだろう。

ネットの説明によると、

紫陽花の花の色が時期によって変化することから付けられたそうだが、

時期によって色が変わるのを、例えば「変化」だったり「器用」とか、

なんか別の言葉にもできたはずじゃんね…「浮気」ってなんだよ。


「人言葉」って言葉をもし作るなら、

田中さん(仮名)が誰からみても怠け者でだらしなかった場合、

田中の人言葉は「怠惰」だって付けられたとする。

でも、彼はいざという時は自分の事よりも、

他の人を助けたりする心優しい一面があった。

その場合は、そういった要素は全て無視して、

人言葉は怠惰になってしまうのだ。


英勉監督の人言葉は「センスがない」だ。

なんて勝手に付けられたらそりゃ英勉監督も怒るでしょ。

それは怒っても良いよ。

彼にだって「主演女優の株は下げない」という良い部分もある。

どれだけ映画本編がダメであっても女優の株は下げないのだ。


そんな話は置いておきまして、

自分が納得できないのは1度決まってしまったら変わらないという事。

花を見て感じること、石を見て感じることって、

その人の精神状態だったり状況によって大きく変わるはずだ。

そして、もちろん人によって感じ方は違うはずだ。

時期に合わせた色の変化を、

年齢にあわせて輝き方を変える夫婦と見立ててもいいじゃないか。

なのに、紫陽花は「浮気」って決まったら、

未来永劫、紫陽花の花言葉は「浮気」なのだ。

英勉監督は感動できる面白い映画を撮る日がくるかもしれないじゃないか。


だから、「○○言葉」ってのは、なんか納得できないんですよね。

田中の人言葉は「怠惰」…「オレは怠惰の田中だ」とか自己紹介されたら、

なんかちょっとカッコいいかも知れないけど…そんな事は無いか。


最終的には誰かが勝手に意味を決めるのではなくて、

それぞれが感じた様に花も石も使えば良いと思うんですけどね。

宝石ことば―誕生石のメッセージ






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