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2015年06月26日
中学2年理科C(刺激と反応)
中学2年理科C(刺激と反応)
感じるってなんっだろう?なんで感じることができるだろう? それを受けてなんでリアクションできるのだろうか?全くよくわかりません。しかしちょっとだけ分かることがあります。それは刺激を受ける場所と刺激を受けた信号がどういう経路を通っているか、です。結局、表面的なことしかわかっていません。でもそれでいいんです。わかっていることをまとめましょう。それでもすごい不思議です。不思議世界の周りをなぞって感じてみましょう。
感覚器官 ・・・ 外界の刺激を受け取る部分 (目、鼻、舌、耳、皮膚など)
目のつくり: 光は水晶体(レンズ)を通り、網膜の上に像を結ぶ。
耳のつくり: 音の振動は鼓膜に伝わり、音を伝える骨、耳小骨を通じてうずまき管に伝わる。
(魚の刺激の受け取り方)
@ 水面に手をかざす
光の刺激を目で受け取り、手から遠ざかろうとする。
A 水流をつくる
水流の刺激を体表で受け取り、水流と反対向きに泳ぐ
B 縦じま模様の紙を回す
光の刺激を目で受け取り、模様と同じ方向に泳ぐ
なぜ、そうできるかはよくわかりませんが、その刺激をどこで受け取り、それにうまく反応していることはわかります。すごいことではないでしょうか。
神経系 ・・・ 脳やせきずいと全身の神経全て
@ 中枢神経 ・・・ 脳やせきずいの様に多くの神経が集まっている神経
A 末しょう神経 ・・・ 中枢神経から枝分かれして全身に広がる神経
まさに文字通り、神の道って感じです。よくできています。 (・∀・)
(伝わり方)
@意識して起こす運動
感覚器官 → 感覚神経 → せきずい → 脳 → せきずい → 運動神経 → 運動器官
A無意識に起こる反応 (反射)
感覚器官 → 感覚神経 → せきずい → 運動神経 → 運動器官
知らないうちにかってに伝わってくれています。有難うって感じです。 ┌(┌^o^)┐
(動くためのしくみ)
@ 骨格: 多くの骨がたがいに結合してからだを支え、内蔵を保護している。
A 関節: 骨と骨のつなぎ目
B けん: 骨と筋肉をつなげている部分
誰に言われたわけでもないのに、上手く役割分担し、それぞれ役割を果たしています。すごい。 (*_*)
なぜだか知らないけれども、よくできていると思いませんか。こんなすごいものが偶然の産物とはとても信じられません。でも現実にできています。もっと知りたいを思う子をいるでしょうが、中学生ではその入口までです。もっとも中身そのものは人間の頭ではまだわかっていません。神のみぞ知るです。神の領域を味わいましょう。
2015年06月20日
中学2年英語C (お願いする)
中学2年英語C (お願いする)
人にお願いするときはどうするか?その基本表現の雰囲気を味わいましょう。まずは習うより慣れろって感じで触れ合ってみましょう。教科書をみると次の様に書かれています。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
Step 1 基本表現を練習しよう
1. ・・・してもよいですか ? 2. ・・・してくださいませんか ?
May I ______________________ ? Could you __________________?
Step 2 モデル対話を練習しよう
モデル対話を練習して、ペアになって言いましょう。
Step 3 対話をしよう
ペアになり、次の内容の対話をしましょう。
1.A: 今話しかけてもよいか尋ねる。 -> B: 許可する。
2.A: このコンピューターを使ってもよいか尋ねる -> B: 「今使っているから」と断る。
3.A: 英語で手紙を書いてほしいと頼む -> B: 引き受ける。
4.A: 英語をチェックしてほしいと頼む -> B: 「今忙しいから」と断る。
Tool Box
丁寧に許可を求める・依頼するときの言い方 答え方
丁寧に許可を求めるとき 許可する・引き受けるとき
May I use this computer ? Sure./No problem./OK./All right.
丁寧に依頼するとき 許可しない・断るとき
Could you check my English for me ? I am sorry, …(理由を言う)
(Can you ……? Please …… のどちらよりも丁寧)
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
教科書も苦労しています。落ち着かない中学生にいかに勉強をさせるか。あの手この手を使って、単調な勉強に変化をつけています。じっと考えるだけでなく、友達と遊びながら、身体で英語表現を味わいましょう。5感全てを使って慣れましょう。5感で感じることが語学習得の王道でしょう。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
Could you ・・・ が Please ・・・や Can you ・・・ よりも丁寧である、という感覚はつかめるでしょうか。Could you は疑問文で、Please は肯定文をちょっと丁寧にした感じです。日本語に置き換えると、Could you ・・・は ・・・できますか? 、 Please ・・・は ・・・てください。って感じです。Could you はできませんとの選択肢を与えられていますが、Please にはやりませんという選択肢はない、って感じです。なので、相手に選択肢を与えているCould you の方が相手を尊重している感じで丁寧な印象を与えます。では、Could you と Can you はどうでしょうか。 Could は Can の過去形です。過去形と現在形では受ける感覚の違いは距離感です。現在形は身近に感じ、過去形は距離が遠く感じます。そこで、英語人の感覚の違いは、現在形での依頼は身近で依頼されているのに対して、過去形での依頼は遠くから依頼されている感じです。強制力が弱まり、柔らかく依頼されているイメージになり、丁寧な表現に感じる様です。なので、Could you の方が丁寧な表現となります。
英語の感覚も理屈だけではなかなかマスターしにくいことです。5感をつかって、英語に親しんで感覚をつかんでいきましょう。理屈による理解と遊びの中で感覚を掴むことの両面から英語を攻略していきましょう。
2015年06月14日
中学2年数学C (連立方程式)
中学2年数学C (連立方程式は便利な道具)
中学1年の方程式では、変数は1つ、式は1つでしたが、2年になると、変数は2つ、式は2つになります。1年から2年になってかわることは、1つが2つになるだけです。子どもによっては簡単と思うでしょう。しかし、ほとんどの子は1年と時の方程式の記憶があやふやになっている状態で2つに増やされても困る、と感じていることでしょう。場合によっては中学一年の復習からはじめましょう。
(中学一年の方程式の復習)
みかんを3ケ買って、1000円払ったら、お釣りが700円でした。みかんは一個いくら?
方程式を立てて求めましょう。
答え: みかんの値段を x とすると、 1000 - 3x = 700
左辺、右辺とも 1000を引いて - 3x = 700 - 1000
- 3x = -300
左辺、右辺とも -3 で割って x = 100
(中学二年の方程式へジャンプ)
みかんを3ケ買って、リンゴを2ケ買ったら、お釣りが400円でした。
また、みかんの値段とリンゴの値段を足すと250円です。
みかんの値段とリンゴの値段はそれぞれいくらですか?
方程式を立てて求めましょう。
求め方:
中学一年的な解き方
みかんの値段を x とすると、リンゴの値段は 250 - x
1000 - 3x - 2(250 - x) = 400 ・・・・・@
この方程式を解いて、x=100
よって、みかんは100円、リンゴは150円と求められます。
中学二年的な解き方 (連立方程式を使った解き方)
みかんの値段を x 、リンゴの値段を y とすると、
1000 - 3x + 2y = 150 ・・・・・A
x + y = 250 ・・・・・・・・・・・・B
Bを変形して、y=250 - x ・・・・・・・・・・・B’
B’をAに代入して、@と同じ式になり、求められます。
連立方程式を立てなくても、答えは求まります。では連立方程式はなにがいいかというと、連立方程式をつかった方が、文章をそのまま式に変換できるため、考えやすい、ということです。文章がややこしくなればなるほど、その効果がよくわかります。数学ではいろいろな解き方をマスターして、いろいろな解き方を考えて見ましょう。その中で、その問題に合せて、選んでつかっていきましょう。
因みにこの問題を小学生に知識(方程式を使わない)で解くと次の様になります。
お釣りは400円なので、買った値段は600円です。
みかんの値段とリンゴの値段を足すと250円なので、それぞれ2ケ買うと500円です。
実際はみかんを3ケ買ったので、600 - 500 はみかんの値段になります。
だから、みかんは100円、リンゴは150円となります。
結局、いろいろと考えれば、方程式を立てなくても問題は解けます。しかし、文章から答えも導き出す考え方がややこしくなります。方程式は問題を解くための道具です。この道具をつかえば、文章題から式への変換が簡単になります。文章をそのまま式に変換できる場合が多く、文章を読みつつ、そのまま方程式を立てられる、または簡単に式を立てられます。今まで文章題が苦手な子も得意になるかもしれません。連立方程式の便利さを感じて、味わって見てください。
2015年06月08日
中学2年理科B(人間って? 消化・吸収・呼吸・排出)
中学2年理科B(人間って? 消化・吸収・呼吸・排出)
人間ってよくできています。その機能を学びます。よくまあこんなもんが出来上がったものだ、と感心します。どうしたらこんなうまく進化できたか不思議がいっぱいです。頭がいいといわれる人間がどうやっても人間を作ることはできません。つくることができないものが自然に出来ています。出来ていることだけはわかります。人間って不思議です。不思議な人間を探求しましょう。
(消化)
消化 ・・・ 食物中の成分を分解して、からだの中に吸収しやすい形に変化させる過程。
消化器官 ・・・ 食物を消化し、必要な養分をからだにとり入れるはたらきをする部分。
消化菅 ・・・ 口から始まり、食道、胃、小腸、大腸を経て肛門で終わる1本の長い菅。
消化液 ・・・ 食物を消化するはたらきをもつ液。
消化酵素 ・・・ 消化液にふくまれ、養分を分解し、吸収しやすい形に変える物質。
理科用語を覚えましょう。用語に使われている漢字の語感を意識すると覚えやすいです。
実験: 唾液のはたらきを調べる。
@ 試験管A : デンプン溶液 + だ液
試験管B : デンプン溶液 + 水 を用意する。
A 試験管を40℃の湯に入れる。
消化酵素は体温に近い温度でよく働くため。
B ヨウ素液を入れて、デンプンの有無を調べる。
C ベネジクト液を加えて加熱し、糖の有無を調べる。
現象を調べるための実験例として、理解しましょう。単なる例なので単にそのまま丸暗記しても仕方ありません。なぜそうするかを考えることそのものが大切です。なぜその手順になるかを理解するかが大切です。
(吸収)
小腸のつくり: 小腸の内側のかべには絨毛という突起がたくさんある。
表面積を大きくして養分を吸収しやすくなっている。
消化された養分の吸収:
@ ブドウ糖とアミノ酸: 柔毛の中の毛細血管に入り、肝臓へ
A 脂肪酸とモノグリセリド: 柔毛の中で再び脂肪となってリンパ菅に入り、全身へ
(呼吸)
@ 肺のつくり ・・ 肺は肋骨や横隔膜で囲まれた胸腔という空間の中にある。
A 肺ほう ・・ 気管支の先端にある小さな袋
B ヘモグロビン ・・ 物質で酸素の多いところでは酸素と結びつき、酸素の少ないところでは酸素を離す。
C 呼吸運動 ・・ 肺には筋肉がないため、自らふくらんだり縮んだりすることができない。
横隔膜が上がったり、下がったりして呼吸する。
細胞による呼吸: 細胞の中で養分は酸素をつかって、水と二酸化炭素に分解され、エネルギーが取り出される。
この様な細胞の活動を細胞による呼吸(細胞呼吸)という。
(排出)
排出 ・・ 不要物を体外に出すはたらき。
腎臓のはたらき ・・ 血液中の尿素や余分な水分、塩分をこし取り、尿をつくる。
尿は輸尿管を通ってぼうこうにためられてから体外に排出する。
肝臓のはたらき ・・ 養分を別の物質につくりかえたり、蓄えたりする。
尿は輸尿管を通ってぼうこうにためられてから体外に排出する。
脂肪の消化を助ける胆汁をつくり、胆のうに送る。
タンパク質を分解したときにできる有害なアンモニアを無害な尿素に変える
人間は本当によくできている。食べ物を消化して吸収し、吸収した養分を呼吸によって取り込んだ酸素を使って燃やし、エネルギーを得る。使えないものや燃えかすは体外に排出する。ムダもなく、よくできている。どうやったらこんなものができるのか、不思議です。人間の基本的な器官の役割はわかっても、どうやってこんなものができたか、はわかりません。不思議がいっぱいです。チルチルミチルの青い鳥ではないですが、探していた最も不思議な世界は人間そのものです。
2015年06月02日
中学2年英語B (不定詞)
中学2年英語B (不定詞って???)
不定詞なんていきなり言われて、ますますわからなくならないだろうか?英語そのものを理解するのにやっとなのに、不定詞なんて堅苦しい言葉を出されても、という感じではないでしょうか?
不定詞は英語ではinfinitiveといい、主語の人称、単数、複数などに 「限定されない」ことから不定詞と名付けられました。なので、動詞の原型をつかっています。不定詞と動詞の原型をつかうとか別々に覚えずに、関連付けると不定詞という言葉に親しみを感じるとともに、覚えやすくなります。
不定詞の形: to + 動詞の原形
用法
副詞的用法: 〜するために I go to the library to study English.
私は英語を勉強するために図書館に行く。
名詞的用法: 〜すること I want to play tennis.
私は、テニスをすることが欲しい。 -> 私はテニスをしたい。
形容詞的用法: 〜すべき・・・ I have a lot of homework to do.
私はするべき宿題をいっぱいもっています。-> 私にはするべき宿題がたくさんあります。
それぞれの用法を覚えて、何回も練習しましょう。 違和感なく、ストレスなく、しゃべれるまで、練習しましょう。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
英語には言いたいことをまず言って、その後その内容の細かいところをちょっと補足します。最初のいくつかの語で内容がわかれば、あとは聞き流せます。しかししゃべる側からすれば、ちょっと足りないだろう、と思い後から説明します。これがテレビによく出る英語の先生”大西先生”の言葉を借りると、”英語は前から限定、後ろから説明”。つまり、toの後は前の内容を説明している、ということです。副詞的とか名詞的とか形容詞的とかは意識する必要はありません。ただ後ろから説明しているだけです。そこで to をつかうことになったのは、to の基本イメージから考えると to がピッタリだった、ということです。to の基本イメージとして、目標地点、到達地点というものがあり、それと同時にそれとくっ付いている、というイメージがあります。そのイメージと後ろから説明するイメージが一致したから、不定詞と言われる文型に to が使われる様になりました。
英語の授業では、当然の様に、上から目線で教えてくる。わかって当然の様な雰囲気でわからないといけない感を醸し出してくる。実際は日本人にはない感覚の上に成り立っている英語をわかるはずもありません。まずは、英語特有の感覚を味わって、英語人の感覚が分かる様な気がする、気がするかもしれない、と感じるところを目標に英語に接していきましょう。
2015年05月27日
中学2年数学B (等式の変形)
中学2年数学B (等式の変形)
具体的な数字でできた式ではわかっても、数字が文字になると中学生は混乱します。中学1年の方程式の概念がよくわかっていれば、そのちょっとした応用なので、簡単にわかりそうではあるものの、実際はつまずく子が多いです。1年の段階では文字を使った数学的な概念がよくわからなくても方程式は解けてしまっていた、ということでしょうか。中学生は成長期です。だんだんと理解を深めて、身体も脳も成長させていきましょう。
(x について解くとは?)
x について解くとは x=〜〜〜〜 の形に式を変形すること。
まずは数学の言葉を覚えましょう。テストのための用語です、深い意味はありません。そのまま覚えましょう。
知る人ぞ知る名言 ”名人に定跡なし。” という言葉がありますが、数学を極めてしまえば、どうやってもできますが、実際はそうはいきません。まず問題をやってみて、間違える場合は解法の手順を考えてみましょう。
(推奨手順)
変形する前の準備
分数を含む式は、分母をはらう。
括弧を含む式は、括弧をはずす。
変形手順
解く文字を含む項を左辺に、それ以外の項を右辺に移項する。
解く文字を含む項が左辺にある場合は、左辺と右辺をそのまま入れかえる。
解く文字の係数で両辺でわる。
このテクニックを使って、いろいろなことの関係を式で表現できます。世の中わからないことはいっぱいあります。わからないことを変数にして、それがわかればなにがわかるかがわかります。わからないことの重要性もわかります。重要なことを知る一つの手段であったり、既にわかっていることからなにがわかるかも明確になったり、します。わかりにくい表現ですが、なにか役立つことだけは感じ取ってください。この考え方はいろいろなことに役立ちます。その土台となる知識・テクニックです。反復練習してみてください。いつの日か ”そうだったのか” と感じる日が訪れます。
具体的な数字でできた式ではわかっても、数字が文字になると中学生は混乱します。中学1年の方程式の概念がよくわかっていれば、そのちょっとした応用なので、簡単にわかりそうではあるものの、実際はつまずく子が多いです。1年の段階では文字を使った数学的な概念がよくわからなくても方程式は解けてしまっていた、ということでしょうか。中学生は成長期です。だんだんと理解を深めて、身体も脳も成長させていきましょう。
(x について解くとは?)
x について解くとは x=〜〜〜〜 の形に式を変形すること。
まずは数学の言葉を覚えましょう。テストのための用語です、深い意味はありません。そのまま覚えましょう。
知る人ぞ知る名言 ”名人に定跡なし。” という言葉がありますが、数学を極めてしまえば、どうやってもできますが、実際はそうはいきません。まず問題をやってみて、間違える場合は解法の手順を考えてみましょう。
(推奨手順)
変形する前の準備
分数を含む式は、分母をはらう。
括弧を含む式は、括弧をはずす。
変形手順
解く文字を含む項を左辺に、それ以外の項を右辺に移項する。
解く文字を含む項が左辺にある場合は、左辺と右辺をそのまま入れかえる。
解く文字の係数で両辺でわる。
このテクニックを使って、いろいろなことの関係を式で表現できます。世の中わからないことはいっぱいあります。わからないことを変数にして、それがわかればなにがわかるかがわかります。わからないことの重要性もわかります。重要なことを知る一つの手段であったり、既にわかっていることからなにがわかるかも明確になったり、します。わかりにくい表現ですが、なにか役立つことだけは感じ取ってください。この考え方はいろいろなことに役立ちます。その土台となる知識・テクニックです。反復練習してみてください。いつの日か ”そうだったのか” と感じる日が訪れます。
2015年05月21日
中学2年理科A(酸化と還元)
中学2年理科A(酸化と還元)
物質が結びついたり、離れたりする。その主人公が酸素です。物事は酸素を中心に回っていると言っても過言ではありません。
地球上はもともと酸素と炭素とが結びついた二酸化炭素でいっぱいでした。それを植物が光合成をして、二酸化炭素を酸素と炭素に切り離しました。炭素は植物の体を作るもととなり、酸素は空中へ戻されました。動物は、その酸素と炭素を結びつけて、それをエネルギーにしてく生きています。まさに、酸素を中心に世の中は回っています。その酸素の性質をみてみましょう。
(酸化)・・・物質が酸素を化合すること。
酸化物: 酸化によってできた物質。
燃焼: 酸化のうち、光と熱を出しながら、激しく酸素を結びつくもの。
例: 金属の酸化
鉄 + 酸素 ー> 酸化鉄
マグネシウム + 酸素 ー> 酸化マグネシウム
銅 + 酸素 ー> 酸化銅
金属以外
炭素 + 酸素 ー> 二酸化炭素
水素 + 酸素 ー> 水
(還元)・・・酸化物が酸素を奪われる化学変化。
例:炭素を使った還元
酸化銅 + 炭素 ー> 銅 + 二酸化炭素
・・・・・酸化銅は還元され、炭素は酸化する。
酸化銅 + 水素 ー> 銅 + 水
・・・・・酸化銅は還元され、水素は酸化する。
酸素がくっついたものを離すためによく使う方法は、酸素と仲良しの物質をもってきて、その物質に酸素をもっていってもらう方法です。ちなみに、熱を加えるだけ、酸化物の酸素が奪われる物資もあります。
理科の教科書や参考書では、いろいろなことが羅列して紹介されます。それはそれでよいのですが、初めて出会う子供にとっては混乱します。なにがポイントで、なにがポイントを説明するための例で、なにを覚えて、なにを理解しればよいのか。そこで、よくあるパターンが練習問題になっているものの答えだけを覚えて、テストが終われば忘れていくというパターンです。もの事は全て、重要度が違っていたり、関連性があったり、ストーリー性があったりします。そのことを意識して、重要なものを探し、その幹になるものから理解していきましょう。しかし、この単元では幹を見つけることが難しい単元であるとともに幹から理解することが重要な単元でもあります。その当たりを意識して教科書を眺めてみましょう。教科書で、例として挙げられているものは酸化還元を象徴的に表現しているものであったり、世の中でよく利用されているものであったりします。化学反応を例を多く覚える必要はありませんが、少ない例を深く理解していけば、この単元で言いたいことが見えてきます。じっくり味わってください。
2015年05月15日
中学2年英語A (未来表現)
中学2年英語A (英語流?未来表現)
今まで、現在のことの表現、過去のことの表現方法を学びましたが、新たに未来のことの表現を学びます。またまた表現できる事が増えていきます。今までの表現を復習し、見比べながら新しい表現を味わっていきましょう。
(未来の表現)
未来を表す文の形 : be going to + 動詞の原型 = 〜するつもりです
未来を表す語(句) : tomorrow, next Monday など・・・・・・
疑問文・否定文の作り方 : be 動詞の疑問文・否定文の作り方と同じ
そうですか、という感じでしょうか。とりあえず覚えてください。そのまま覚えれば、なんとかなります。なんども練習して使いこなしましょう。
(学校では教えてくれないそこんとこ)
未来表現はこうだ、と言われて、しっくりいくでしょうか。なんでgoing なんだろう。 と思わないでしょうか。
私は次の様に理解しています。気の向いた子は考えてみましょう。
もともと、英語には現在形、過去形という文型はあっても未来形という文型はありません。未来表現はあくまでも、現時点から未来を予想した、または未来に向かって動いていることを表現した現在形です。では be going to ~
では、be going to +動詞の原型 はどうでしょうか。 私は”be going to” は状態を表す be に まさにいっていることを表す going それに to 不定詞 とみています。
つまり、 I am going to go to school. は、(英文を左から)そのまま日本文に訳すと、私は状態です、いっている、学校へ、 となります。日本語的な語順にすると、私は学校にいっている状態です。自然な日本語で表現すると私は学校に行きます、となります。学校に行こうとしている状態を表しているので、未来を表している、ともとれ、未来の表現といっています。
未来を現す表現として、 will + 動詞の原型 という形もあります。学校では be going to と will の表現は同じで、文を変形する問題によく出てきます。しかし本当に同じでしょうか。実際は若干ニュアンスが違います。 "be going to"は未来に向かっていることに注目しているのに対して、will は可能性の高い未来を述べています。未来に対する予測とか意思を表現しています。
ややこしい様ですが、なぜこんな表現になったのか、を考えると英語の深みも感じるとともに、英語そのものが分かる様な気がして、面白く感じる子もいるのではないでしょうか。さらにはこう考えることによって、この表現は自分自身に定着します。英語は丸暗記すること、無意識に出てくるまで練習すること、英語を深く理解し深みを感じること、英語修得のためにはいろいろなアプローチが必要です。頑張りましょう。
2015年05月09日
中学2年数学A (式による説明)
筋道をたてて、数学語で表現
数学の世界も言葉をもっています。しかも非常にすっきりした言葉です。人によってはすっきりしすぎて味気ないと感じるかもしれませんが、無駄をとって、すっきりさせた世界各国共通の言語です。どこでも通用します。中学生がつまずく内容の一つですが、ゆっくり味わってください。
(式による表現)
日本語を数学語に翻訳しましょう。まずは、文章のもととなる文節から式で表現しましょう。
日本語 数学語
m,nを整数とすると
3の倍数 3n
偶数 2n
異なる2つの偶数 2m、2n
連続する3つの整数 n、 n+1、 n+2
連続する3つの整数の和 n+(n+1)+(n+2)=3n+3
十の位の数をm, 一の位の数をnの自然数 10m+n
連続する3つの奇数 2n+1、2n+3、2n+5
(式による説明)
数学語の文節をつかって、文章をつくってみましょう。文章になると、数学語では = を使います。=をつかって日本語を数学語に翻訳しましょう。
日本語 : 連続する3つの奇数の和 は 3の倍数になる。
数学語 : (2n+1)+(2n+3)+(2n+5) = 3m
と翻訳できます。数学語に翻訳すると便利なことがあります。それは、なぜそうなるか、を日本語で説明することは難しいですが、数学語では、簡単に説明できます。
具体的な説明としては: 3つの奇数の和は (2n+1)+(2n+3)+(2n+5) = 6n+9 = 3(2n+3) = 3m となり、3の倍数になります。
式による説明のイメージ、便利さを感じつつ、論理的な考え方、表現方法に入口に入っていきましょう。この内容そのものは実生活には使いません。しかし、筋道だって考える考え方、それを使って人に説明する手法、は一生使います。特に私はよく使ってきました。論理的に考えることにより、感覚的にはわからなかったことがわかってきます。さらに意外なこともわかってきます。わからなかったこともわかってきます。例えば薄い紙を48回折ると高さは、という問題もわかってきます。惑星の動きも計算できます。人工衛星も狙ったところに打ち上げられる様になります。すごいことをするための考え方の入口です。テストの点がとれればいい、というものではありません。大きな世界を感じて、その入口をくぐりましょう。
2015年05月03日
中学2年理科@ (化学変化と原子・分子)
物質って ?
物質を分解して、分子になって、原子になってしまいます。またそれをくっつけて、別の物質ができます。その一連のお話を学びます。レゴブロックの様にいろいろな部品をばらしたり、くっつけたりするだけで不思議なことが待っています。気持ちのゆったりして探検していきましょう。
(物質の分解)
物質の分解とは、1種類の物質が2種類以上の別の物質に分かれる変化のこと。
その分解の例として、熱分解と電気分解を習います。
分解の例を習うとともに、発生した物質の分析方法と結果の例を学びます。
(原子・分子と化学式)
物質をつくっている最小の粒が原子で、そのいくつかの原子が結びついた粒子が分子です。その分子を原子の記号と数字をつかった化学式で表します。
原子・分子・化学式なるものとは、とその例、を学びます。
(化合)
2種類以上の物質が結びついて別の新しい物質ができる化学変化を化合といい、化合によってできた物質を化合物といいます。
その典型的な化学変化の例をつかって、化合とは、を学びます。
中学生を教えていて、感じたことは、テスト問題になりそうな部分だけの答えだけを覚えて、満足している子が多いということです。なぜそうなるかと説明しようとしても聞いたふりをしているだけで、答えをいうとその答えだけを書いて次の問題に進みます。子どもの表情、反応を見つつ、説明をしてはいるのですが、こどものわかったレベルがどの程度のものなのか、なかなかわかりません。わかろう、と頑張っている子でもわかったと思うレベル次第で、後々、影響がでてきます。理科は単元別学習の教科なので、ここで学んだことは後々中学では出てきません。定期テストで一端できた様でも、実力テストではできなくなっています。忘れない様な方法で頭に入れることが重要になってきます。
忘れにくい方法としては、単純な記憶ではなく、理解すること、体系的に頭に入れること、ストーリ性をもたせること、今までの記憶と結びつけること、などが挙げられる。ここの単元ではそれらの方法がしやすい単元になっています。物質の世界にはストーリ性もあり、生活に結びついてもいます。川の堤防に座って、川の流れを見ながらでも、ゆっくり考えてみましょう。