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2021年05月06日

巣ごもり需要

家電量販店大手の売上数字が、各社軒並み好調だという。
ヤマダホールディングスが、前年比2.1倍の増益とか、ノジマは3.3倍とか、なかなかの数字である。それを招いたのは、コロナ禍による巣ごもり需要だという。家にいる時間が多くなり、TVをもっといいものにしようとか、リモートで家で仕事をするのに、パソコンをカメラ付きのやつにグレードアップしなきゃとか、ウィルス除去のために空気清浄機を買おう、とか、家の中の家電品を買い替え・買い増しする動きが急加速したことが好調の原因のようだ。
210506巣ごもり需要.jpg (画像はNHKニュース画面)

他にも、鬼滅の刃の大ヒットしたことが大きな力になったSONYも、実は巣ごもり需要がコンテンツビジネスに寄与しているところもあるようだし、任天堂のゲーム機が好調なことも、巣ごもりの影響が指摘されている。AMAZONなどの世界的な好景気も、自宅からのネットによる買い物が急増したことがあきらかに要因となっている。

市場が急変するということは、時として起こるけれど、社会構造の変化によるマーケティングの変化が、これほど急激に、しかも比較的長期にわたって起きた事例は、あまりないのではないだろうか。
オイルショックの時に、日本中でトイレットペーパーが不足するほど売れた、ということを、社会構造の変化事例として挙げる方もあるかもしれないが、あれは、社会変化というよりは、一過性の衝動買いのようなものだと思う。
しかし、今回の巣ごもり需要は、仕事の仕方が変わるなど生活様式の変化や、生活意識の変化を背景として起こっているものであり、1年ほどの時間をかけて動いている構造変化でもある。

この先、どんな構造変化が起きるのか?、予測がつきそうで、なかなか難しい。意外なものに火が付くことが起きそうな気もする。
不謹慎だが、この先のマーケティング的な変化がどうなるのか、ちょっと楽しみでもある。
さて、自宅介護が仕事の私は、まさに巣にこもりながら、じっくりと世の中を眺めるとするか。
#巣ごもり需要 

2021年05月05日

GWの終わりに

今日は、5月5日こどもの日。旗日であり、連休最後の日でもある。
210505旗日トリミング.JPG

夜になり、玄関に掲げていた日の丸の旗をしまった。私の住んでいる旧街道沿いの町内は、きちんと国旗を掲揚しているお宅が多い。別に国粋主義者ではないが、通り沿いの各家の軒先に日の丸が整然と並んでいるのは、なかなか美しいと感じる。私の場合は、朝玄関を開けてポストの朝刊を取りに行き、周りのお宅に日の丸がはためいているのを見て、あわてて国旗をひっぱり出してくることが多い。
今回のGW中の旗日には、翌朝まで出しっぱなしにしてしまったことが一度あった。(あー、恥ずかしい。)

ニュースを見ていると、今年のGWは、コロナVのおかげで、いつもの年とはかなり様子が違ったようだ。とはいえ、昨日と今日のニュースを見る限り、観光地には、それなりに人が出ていたように見えたけれど。連休の終わり頃になって、やはり、少しはどこかに出かけないとねえ、という「行かなきゃ」心理が働いてしまうのかもしれない。
私は、完全に仕事をやめて介護に専念しているので、ほとんど家にいるから、毎日が連休のようでもあり、しかし自宅介護には休みがないから、年中無休でもあるわけだ。
出かけるのも、周辺のスーパーやホームセンターに買い物に行くのと病院通いくらいである。ただ、週2回、父がデイサービスに行っている間の数時間を利用して、どうしても見たい展覧会などがある時には、出かけるようにしている。ささやかな心の休養である。

サラリーマン時代には、連休中は、広告関連業界でも休むところが増えていたので、印刷などの進行が1週間くらい止まったり、CMなどの広告素材も、休み前に送っておかないといけないので、何かと気ぜわしかった。GW中は、オフィスが静かで、仕事の片づけなどをするには好都合なので、毎年、休みの間に、何日か出勤していたことが多かった。きっと仕事の要領が悪かったんだろうと思う。仕事のできる人は、休みも上手に取る人が多かったように思う。

明日からまた、サラリーマンをはじめとする皆さんは、仕事の日々が始まる。もちろん、連休中がかき入れ時で、休みなく働いておられた方も多いことだろう。
緊急事態宣言下にあっても、コロナVの感染者数は、なかなか減ってくれない。
我が町でも、明日からワクチン接種の予約受付がはじまる。明日はきっと電話もネットもなかなかつながらないだろうけれど、とりあえず予約サイトにアクセスしてみようと思う。
早くコロナVが沈静化して、来年には、いつもと同じGWがやってくることを祈りたい。
#GW #国旗

2021年05月04日

連続投稿、300本超え!

ふと気がつくと、ブログの管理画面の投稿記事数表示が、323本になっていた。
210504ブログ表示.jpg

このブログを開設したのは、2017年なのだが、もうひとつ10年以上前からやっているブログサイトを持っていたので、これまではそちらがメインで、こっちには、あまり投稿をしていなかった。
しかし、介護専従になり全く仕事をしなくなってしばらく経ち、自分を律するために、何か仕事のようなルーティンを課そうという思いから、このブログでの毎日連続投稿を志した。それが、昨年7月のことである。

それまでの記事数は、わずか16本くらいだったから、毎日連続投稿を開始してから307本書き続けてきたことになる。
日付変更線を越えてから書いた日も数回あったので、厳密にいうと間の開いた日もあるが、まあほぼ毎日1本投稿といえる。とにかく一日一本書くということが、意外に苦しいというのは、100本を越えたあたりから実感していた。23時頃まで、まったくネタが思いつかない日も当然何度もあった。毎日連載記事を書いている作家さんというのは本当にすごいなとつくづく思う。

今年の7月になれば、毎日投稿が、丸一年続いたことになる。そこを越せれば、1000本投稿も夢ではない気もしてくる。

ブログの毎日投稿によって、日々の生活の中のちょっとしたことについて注意深くなり、心にメモをするようになった。ニュースも、自分の琴線に触れる「何か」を、チェックしながら見るようになった。

こんなささやかなブログでも、読者が何十人かいらっしゃることがとても励みになる。一年前よりも飛躍的に読者数が増えてきた。それもまた励みである。
(あ、そういえば、最近気づいたのですが、ブログの中に、「読者になる」というチェック項目があったので、宜しかったら、ポチッとしてみてください。今は、わずか2名の方しかいらっしゃらないので(笑)
読者になってみて、もし何か変化があったらまた教えてください。)

こんな駄文を読んでくださる皆様に感謝しながら、これからも投稿を続けていきたいと思います。
1年連続投稿が達成できたら、次の目標は、1000本投稿です。
どうぞおつきあいのほどよろしくお願いします。
#ブログ毎日投稿

2021年05月03日

キャッシュレスとコロナウィルス

ふと気がつくと、わずか1年ほどの間に、携帯で支払う○○ペイ、というキャッシュレス決済が、すっかり定着してきている。私は、コンビニでの買い物は、ほぼ100%携帯で支払っている。スーパーでも、利用できるお店では、携帯かカードで決済している。便利だから、というのがいちばんの理由だが、コロナ禍ということで、できるだけ他人の触ったものとの接触機会を減らしたいという思いもある。キャッシュレスで買い物できるお店では、買い物カゴに触れる以外は、購入した商品のパッケージくらいが他人の触れたものということになるので、接触感染のリスクは軽減できると思っている。買い物カゴも、買物中は、手で持たずに、ひじにひっかけて持つようにしている。もちろん、アルコールが置いてある店では、買い物が終ったら、必ずアルコールで消毒して店を出ている。車の中にもアルコールのミニスプレーを常備している。

今日、西村大臣が、感染防止を訴え、出来るだけキャッシュレスの利用を、と出演した番組で呼びかけたという。変異ウィルスは、感染力が高く、飛沫感染以外に接触感染でのリスクも従来より高まっているため注意を促したようだ。お札についたウィルスは、1週間くらい生きている場合があるという。プラスチックの表面でも1週間くらい生きているという話もあった。
210503西村大臣お札で感染.jpg
(画像は、ヤフーより)

キャッシュレス決済は、スキャンや画像読み取り技術、三次元バーコード技術、決済通信技術などこの数十年の間の様々な技術革新が集約されている。もちろん、当然そこに大きなビジネスチャンスが潜んでいるからこそ生まれたものである。しかし、この仕組みを考え、まとめあげた人は本当にすごいと思う。
この決済システムの開発関係者たちは、もちろんコロナVがまん延する時代を予測していたわけではないが、日本においては、間違いなく感染防止にも一役買っていると思う。

今日も私は、お店で携帯を出して支払いを行い、決済完了の音を聞いて店を出る。技術者の皆さん、ありがとう。
#キャッシュレス決済

2021年05月02日

コロナウィルスの猛威

コロナウィルスの国内での感染者数が、60万人を超えたという。
最近は、この種の数字に対して少々感覚がマヒしてきている気がするのだが、60万人という数字の規模についてちょっと考えてみたい。
210502コロナ感染者60万人超.jpg 
(画像はヤフーニュースより)

試みに、中核都市の人口を検索してみたら、平成24年のもので、かなり古いデータではあるが、感染者数に近い数字としては、船橋市が人口60万人。金沢市は46万人、富山市は42万人である。また、平成29年のデータだが、交通事故の年間発生件数は、およそ47万人、負傷者数は、約58万人だという。
つまり、船橋市の全市民が感染しているのと同じ規模、あるいは交通事故で1年間に負傷している人と同じくらいの人が、今コロナVに感染している状態にあるということなのである。

あらためて、本当に恐ろしい数字だと思う。しかし、世界には、もっとひどい状況にある国も多い。例えばインドでは、実に、1日で40万人以上が感染しているという。宗教上の風習や祭りなどの影響もあって、このところさらに感染が加速しているようだが、それにしても想像を超える数字である。インドでは、食事を手で食べる習慣が長年にわたって定着している。そのことも感染拡大に影響しているのではないかという学者も多い。また、たくさんの人が密集して行う聖なる川、ガンジス川での沐浴も、感染を広げている可能性があるという。

各国固有の生活習慣や、慣習は、なかなか簡単には変えられない。中国などでの旧正月の民族大移動もそうだろう。そうした中で、日本人は、清潔好きで、冷静に物事を捉え、一生懸命にルールを守ろうとする点において、本当に世界屈指の民族ではないかと思う。コロナ禍の時代において、この国に生まれて良かったとつくづく思う。

考えてみると、世界中の民族の歴史において、人が集まって祈りを行うなど、多くの人が密集する習慣は多い。コロナウィルスは、長年にわたって受け継がれてきたそうした営みの構造も激変させている。

感染拡大が続いているからこそ、世界中で神に手を合わせる人々は大いに違いない。しかし、密集しながら祈ることによって、感染の機会もまた広がってしまうという矛盾も生じている。

世界中の人の神への祈りが通じて、感染拡大が落ち着いていくことを、切望している。
#コロナウィルス国内感染者数60万人

2021年05月01日

路上飲みという新スタイル

路上飲みというのが流行っているらしい。3密のうち密閉を避けられるからということと、飲食店の営業時間が短縮されたり、休業したりということで飲む場が少ないなどの理由から、路上飲みをする人が増えているようだ。しかし、密閉はなくても、マスクを外して酒を飲み、大声で会話をすれば、密接にはなるわけで、参加人数が多ければ、密集にもなるから、感染リスクは高まる。実際、屋外で大人数で飲み会をして集団感染した事例も報道されていた。

4月は、新年度スタートの時期である。サラリーマンなら誰しも経験している通り、新年度が始まると、集まって飲む機会が増える。それは、ビジネス社会での重要なコミュニケーションの場であった。しかし、それが、コロナ禍で、思うようにできない。
結果として、コンビニで酒とつまみを買って、公園などで飲み会をするということもあるようだ。

人は、基本的には他人とのコミュニケーションが必要な動物である。これだけガマンを強いられていると、「外でちょっと飲むくらいならいいだろう」という気持ちも起きてくるのだろう。しかし、結果的には、感染を避けられず、居酒屋でなくともクラスターとなり得る。都市部であれば、公園などで大声で話しながら飲んでいる人が増えれば、近隣住民とのもめごとも増えているのではないかと思う。

210501.jpg
ある自治体では、路上飲みの人たちに注意するチームを編成し巡回しているというニュースも見た。なんだか悲しいイタチごっこのようでもある。酔っ払いにからまれることもあるだろうから、巡回する役所の職員も大変だ。

昔、公園などで飲んでいたのは、ちょっと危なくて怪しい感じのおじさんがほとんどであった。今は、ちゃんとしたサラリーマンが、飲んでいるというわけである。
これも、コロナウィルスがもたらした新生活様式だというなら、それはちょっと寂しすぎる気がする・・・。
#路上飲み

2021年04月30日

パンとGW

今日は休日、「昭和の日」である。(我々世代にとっては、天皇誕生日だが)。
GWに入った。東京駅は、いつもより閑散としているとニュースが報じ、新幹線も飛行機も、予約は少ないという。

しかし、日本中でコロナV感染者数は激増し、大坂と東京では、医療ひっ迫が現実化している。私もそうだが、高齢者のワクチン接種が、ようやくGW明けから、日本中で本格化する。ワクチンを接種し、その免疫力が力を発揮するまで、なんとかコロナの魔手に捕まりたくないと思っている。

そんな折に、毎日がGWの私は、長期発酵のパン作りにトライしてみた。といっても、パン生地を、丸一日とちょっと寝かせてゆっくり熟成させるというものだ。そして、焼き方も、じっくりと熱をかけるために、ストウブというフランスパン用の鉄鍋の代わりに、愛用のダッチオーブンをオーブンに入れて焼くと言う方法を思い付き、カンパーニュや、フランスパンのような皮の固い焼き上がりのパンをめざした。

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結果は、大成功!外はパリパリの焼き上がりで、中はじっくりと火の入ったふわふわのパンができた!美味しい!!長時間発酵させた生地の力と、じっくり加熱するという二つのことが、いつもと同じ強力粉で作ったパンを変身させた。まさにパンの不思議である。発酵の力もすごいなあと思う。これで、家で焼きたてのフランスパンモドキが食べられる。

コロナVのおかげで、出かけられないGWになった。自宅でパンやお菓子を焼く人も増えることだろう。また小麦粉が売り切れになるかもしれない。(今回は、ちゃんと予備の小麦粉も買い置きしてあるから、私は大丈夫だが)
でも、家で焼くパンは、本当に美味しい。焼きたてで熱々の美味しさは、買ってくるパンとは比較にならない。このGWの間に、そんな自家製パンの魅力を発見する人が、また増えるかもしれないなあと思いながら、美味しいパンとワインの夕食を楽しんだ。

#自家製パン 

2021年04月29日

孤独な宇宙飛行士

人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の乗組員であるマイケル・コリンズ氏が亡くなった。90歳だという。
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ニュース報道で印象的だったのが、「歴史上最も孤独な人」というキーワードだった。
なんで?と思ったら、アームストロング船長とオルドリンは、月面に降り立ったが、コリンズは、月面に降りることなく、ひとり司令船に残って支援業務を続けたからだという。

1969年7月、人類初のビッグプロジェクトのTV中継のモノクロ映像を、僕も固唾をのみながら眺めていた。同時通訳者の西山千さんの声で、「OK、コリンズ」「OK、オルドリン」というやりとりが、なんともかっこよく聞こえたことを今でも鮮明に覚えている。
西山さんの通訳を聞いたことが、英語が好きになった理由のひとつだったかもしれない。たしかサイマルと言う名前の会社だったような気がするが、そこが出している英語の教本か雑誌みたいなものを、何冊か買った気がする。
ともあれ、司令船に残って、月面の二人をサポートするコリンズ氏は、歴史上最も孤独な宇宙飛行士などではなくて、僕にとっては、かっこいい宇宙飛行士であった。

月面を、跳ねるように歩くアームストロングとオルドリンの二人の映像と、国家プロジェクトでありながら、自由でフランクな会話のやりとりをしていることが、とても印象的だった。そこには、自由な国アメリカの空気が感じられた。

あれから50年あまりが経った。今や、中国もロケットを打上げて宇宙開発に本格的に乗り出そうとしている。でも、未知の宇宙にチャレンジするのは、自由の国アメリカのほうがやっぱり似合うな、とアメリカびいきの僕は、つい思ってしまう。

と言いながら、ここ数年の自由の国アメリカは、あまりに勝手気ままな自由すぎる大統領のもとで、国際秩序を考慮しない無法状態に陥ってはいたが。
28日、バイデン米大統領は、議会で施政方針演説を行い、「アメリカは再び動き出した」と宣言した。彼の後ろの議長席には、女性初の下院議長と、女性初の副大統領の2人が座っていて、その前でスピーチをした大統領は、自分が初めてだ、とも語った。

“America is on the MOVE again! “ 色んな意味で、確かに世界は新たな動きを見せているかもしれない。

#歴史上最も孤独な宇宙飛行士 #マイケル・コリンズ 

2021年04月28日

接種券を眺めながら

高齢者である父と私あてに、市からワクチンの接種券が届いた。市のご担当者の皆様、本当にご苦労様です。ありがとうございます!
210428ワクチン改.jpg

我が市の場合、接種の予約は、GW明けから受付をするとのことで、なかなかすぐには予約できないだろうが、それでも、田舎町のことだから、東京よりははるかにましだろうと思う。役場などでの集団接種か、あるいは市民病院だろうと思っていたら、幸い、家の近所のかかりつけ医も接種場所になっていたのでほっとした。父が通うデイサービスに隣接しているクリニックなので、これなら父も接種できる。

市役所など全国の行政の現場担当者が、今回のワクチン対応では、夜なべして対応されているだろうと思う。わずか2年間だったけれど、役所に勤務している時には、災害対応や選挙準備の際に、行政の現場は本当に大変だなとつくづく思った。選挙であれば、早朝からの選挙会場の準備にはじまり、投票用紙や投票箱筆記用具などの手配など様々な仕事がある。投票が締め切られれば、ほぼ夜通しで集計作業を行う。課を超えて選挙対応のチームシフトが組まれていた。
今回のワクチン対応においては、選挙と違って前例がないだけに、国との連絡にはじまり行政それぞれの事情に応じた準備が必要となる。必ずしも市町村一律の状態にはならないようだ。そうなると、対応が遅い、とか、なんで隣町とこっちでは日程が違うんだ!、などという住民からのクレームも出てくるに違いない。命に係わるワクチンだけに、万一間違いがあれば大変だ。受け取った接種券を見ながら、そんなことをあれこれ考えてしまった。

昨日、ワクチン接種に関しての投稿をして、ちょっと日本の行政の在り方について、クレームぽい事も書いたけれど、それはあくまで、システムの在り方に対する意見である。現場で実務にあたって苦労をされている皆さんには、心から感謝したい。

役所勤務時代に、課長職以上が合宿して研修したことがあった。その時に、課長さんたちと話をしていて印象的だったのが、皆さんが、市民のため、自分の町のために、という使命感がものすごいということに感銘を受けた。こんなにまじめで一生懸命な人たちが、我々の暮しを支えてくれているんだなあと感動した。どの業界においても、現場で実務に取り組んでいる人たちのほとんどは、まじめで一生懸命だと思う。そんな一生懸命さが、本当にこの国を動かしている力なのだ。
コロナウィルスがもたらしたことには功罪があるが、功のひとつは、社会を支えている人たちに感謝をしようという視点が生まれたことは、とても素晴らしいことだと思う。
誰かのことを思いやる気持ちがある限り、この国にまだ救いはある。
#ワクチン接種券 #コロナウィルスワクチン

2021年04月27日

コロナV感染が止まらない!

高齢者向けのワクチン接種も始まり、緊急事態宣言も出されているけれど、コロナVの感染者数が止まらない。今日、27日の全国の感染者数は、4966人で、東京では828人、大坂では実に1230人だという!かなり数字に対する感覚が麻痺しているところがあるが、恐ろしい数字になっている。累計感染者数は、なんと57万6554人にものぼっている。
210427コロナV感染者.jpg

感染者の増加の要因のひとつは、感染力の強い変異ウィルスの蔓延だろう。

わが県でも、今日から接種クーポンの配布が始まった。我が市の場合は、GW明けの5月6日から予約が可能になるという。前期高齢者である私は、とりあえず、5月中にはワクチンが打てるのではないかと思っている。それまでは、なんとしても感染しないようにしたい。

そもそも、世界でもトップクラスの医療システムを誇り、薬品開発の能力も世界に伍すはずの我が国が、なぜこんなにもワクチン接種が遅れたのか?また、自国製のワクチンがいまだに世に出てこないのはなぜなのか?誰もが感じるきわめて素朴な疑問である。

少なくともワクチン接種が遅くなった理由の大きなポイントは、やはりワクチンの買い付け対応が後手に回ったということだろう。素人目にみても、数か月前にファイザーのワクチンが、有効性を承認されたというあたりで、世界中からオファーがあるのは当然なのだから、そこでどれだけ速やかに買い付け取引を成立させるのかが重要だったはずだ。イスラエルが世界に先駆けてワクチンを確保したのは、国のトップの直接交渉が功を奏したという話がある。民間企業の営業マンであれば、こんな時には、他社に先駆けて交渉ルートを探し、料金交渉を行って競り落とそうとするだろう。霞が関には、そんな動きを取りにくいという社会システムの問題があったのではないか。大手商社の腕利きビジネスマンにでも任せれば、もっと素早くワクチン確保ができたのではないかと思ってしまう。

ともあれ、全国で高齢者向けのワクチン接種の動きが本格化しているが、実際の接種対応は自治体ごとになるので、ニュースを見ていると、県内でも自治体によってスケジュールに大きな違いがあるのが印象的であった。2年間だけ自治体の公務員を経験したものとしては、こんな時に役所の現場の人たちがいかに一生懸命仕事をしているのかはよくわかっている。しかし。この自治体間格差も、官僚型社会システムの欠点ではないのか?という気がする。

ワクチン接種の対応を通じて、行政システムの仕組みをレビューし、改良できるところは改良していくようなポジティブな動きになればよいのだが・・・
#コロナウィルス感染者数 #ワクチン接種
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