GWに入った。東京駅は、いつもより閑散としているとニュースが報じ、新幹線も飛行機も、予約は少ないという。
しかし、日本中でコロナV感染者数は激増し、大坂と東京では、医療ひっ迫が現実化している。私もそうだが、高齢者のワクチン接種が、ようやくGW明けから、日本中で本格化する。ワクチンを接種し、その免疫力が力を発揮するまで、なんとかコロナの魔手に捕まりたくないと思っている。
そんな折に、毎日がGWの私は、長期発酵のパン作りにトライしてみた。といっても、パン生地を、丸一日とちょっと寝かせてゆっくり熟成させるというものだ。そして、焼き方も、じっくりと熱をかけるために、ストウブというフランスパン用の鉄鍋の代わりに、愛用のダッチオーブンをオーブンに入れて焼くと言う方法を思い付き、カンパーニュや、フランスパンのような皮の固い焼き上がりのパンをめざした。
結果は、大成功!外はパリパリの焼き上がりで、中はじっくりと火の入ったふわふわのパンができた!美味しい!!長時間発酵させた生地の力と、じっくり加熱するという二つのことが、いつもと同じ強力粉で作ったパンを変身させた。まさにパンの不思議である。発酵の力もすごいなあと思う。これで、家で焼きたてのフランスパンモドキが食べられる。
コロナVのおかげで、出かけられないGWになった。自宅でパンやお菓子を焼く人も増えることだろう。また小麦粉が売り切れになるかもしれない。(今回は、ちゃんと予備の小麦粉も買い置きしてあるから、私は大丈夫だが)
でも、家で焼くパンは、本当に美味しい。焼きたてで熱々の美味しさは、買ってくるパンとは比較にならない。このGWの間に、そんな自家製パンの魅力を発見する人が、また増えるかもしれないなあと思いながら、美味しいパンとワインの夕食を楽しんだ。
#自家製パン
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