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2018年10月28日

型を稽古する意味( '∀ ' )?

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最近は、型の稽古を行うにあたり、以前よりは「迷い」を抱かずに取り組むことが出来ていると内省しています。

どうも、かつおです。

松濤館流の空手の昇段審査を目前にして、「四十にして惑いまくっている」状態でしたが、またそれも大切な修行過程だと思うことにいたします。

と言いますのも、空手の型というものについて、結構な頻度で認識や考え方が移ろって来たなぁと振り返っている次第でありまして。

きっかけは、故横山和正先生の生前のブログ記事。

記事の本文ではなく、お弟子さん達とやり取りされたコメントの一文。

「瞬撃に関して大切な事は、型の枠を取り外す作業です。型は動きを封じ込めるものではなく、動きの原理原則を身体にインストールするものです。大変な作業ですが頑張って下さい。」

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ちょうどこちらの本を読み終えたところに、上記のブログ記事を見たものだから、色々と想い・考えがリンクしてしまい、記事にしてみた次第です。


これまでの不肖かつおの「型」というものに対しての認識を時系列で振り返ってみます。
◯幼少期〜中学生
和道流空手を親の勧めのままに稽古し、「型」とは何ぞやなんて考えたこともありませぬ。先生にやれと言われて是も非もなく稽古していました。

◯高校生
学校での不当な暴力を機に、実践性を求めて他流派へ移るも、そこは「型」を一切行わず。よって考える機会すらありませんでした。

◯大学生〜39歳空手再開まで
ダンスの動きに空手の身体の使い方が似ているし応用できる不思議な感覚を抱いた記憶があります。0→100の力の入れ方や、極めの際の締めがロックダンスで大いに役立ちました。

◯39歳空手再開〜1年目
宇佐美選手のチャタンヤラクーサンクーをYouTube見て、「自分も人に感動を与えられるくらいカッコいい型を打ちたい!」と思って空手を再開しました。つまりは「見た目がカッコいい動作」というくらいの認識しかなかったのであろうと想います。

◯1年〜1年半くらい
分解動作に無理がある説明が多い。沖縄空手の型と、随分趣が違うのは、正しい理合が継承されていないからではなかろうか?

◯1年半〜2年くらい
型の動きがそのまま実戦に使える理合であるというわけではない。鍛錬型、実戦型という区分けも必要ない。全てが鍛錬のためのもの。実戦で役立つ「筋骨」と「神経系」を「最大公約数」的にまとめてくれたものが空手の型なのか?

◯最近〜
理屈ばかりで頭で理解しようとしても無理。ええから黙って全力の全速力で限界まで稽古せぇ!


というようなコトを考えて来たのだと振り返りました。

遠回りはしましたが、横山先生の言われる、型は「動きの原理原則を身体にインストールするもの」ということに近い考えに至れたことは、少しホッとした部分もあります。

ただ、「型の枠を取り外す作業」という表現については、全くもってピンと来ていません。

これについては、今後の修行の中で感得することができるものと信じて、今は実直に昇段審査に向けて稽古を続けて参ります。


まとまりなく長文となってしまいました。お付き合いいただいてありがとうございました♪

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2018年10月27日

勢い余って鉄騎三段‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o

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初段に受かったら、鉄騎二段を型稽古に取り入れていきたいです♪

なんて記事を以前書いたばかりなのですが、早速先日の日曜稽古にて先生が「はい、黒帯とかつおさん、松濤館15の型やりましょうか〜」と。

ん?

かつおさん、まだ一級の茶帯ですよ?

それに、どこまでが15なのかな?

でもそこは「押忍」ですよね。

よく分からないままついて行きました。

・平安初段〜五段
・鉄騎初段〜三段
・抜塞大
・燕飛
・観空大
・慈恩
ここまでは、茶帯のかつおも何とかついていけます。
・半月・・・セーサン &セイシャン知ってるので何とか。
・十手・・・春の県大会で団体型で稽古したので何とか。
・岩鶴・・・黒帯の先輩達の動きを盗んでいたので何とか。

言わずと知れた松濤館の15制定型ですね。何とかついていけましたよ…。

(これ以外にさらに上位の応用型がありますが、手順を覚えているのはまだ「二十四歩」「五十四歩小」「壮鎮」「雲手」くらいなものでしょうか。今はあまり手をつけるつもりはありませんが。
余談ですが、太極の型三つ、天之型(組手型)、松風(棍の型)が松濤館にはあるそうですが、棒の稽古なんてしたことないですね。本部道場の高段者指導ではやってるのかしら?)

しかぁし!

鉄騎二段はまだしも、鉄騎三段は手順を覚えただけで手一杯というお粗末な状態。

ここは勢いに乗って、鉄騎三段もしっかり稽古していこうではないか!と決意を新たに、改めてYouTubeさんにお世話になりやす!



うん、相変わらず分解はちょっと無理がある気がしますが、比較的クラシックな鉄騎だと思われますのでとても参考になります。

稽古してみて改めて思うのは、鉄騎初段では簡略化された諸手受け→背腕流し受け→裏拳打ちの動きが、鉄騎二段と三段にはきちんと残っているのが不思議だなぁということですね。

簡略化=初心者向けと捉えるならば、鉄騎二段・三段は中級〜上級向けで、簡略化の必要がない、という理屈になるのでしょうかね。


また、ナイファンチ三段は、横山和正先生の著書における言葉をお借りするならば「前後縦横、円筒発力法習得(身体周囲を巡る円筒壁)」を目的としているとあります。

稽古不足な小生には、まだ全く分かりませんが、しっかりじっくり稽古をする中で、自分の身体で感得することが出来るよう、頭の片隅に忘れないように留めておこうと思います。


ゆくゆくは二段・三段と高段位目指して稽古していくつもりなので、この鉄騎・ナイファンチはセーサンと合わせて毎日のように稽古していこうと思っています。
※一応、首里手系なので、ね。サンチンはまた別の機会に…ね。

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2018年10月26日

正中線を突く必要性について( 'ω')?

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うぅ、背筋が痛いです。

どうも、アラフォー空手家のかつおです。

週末の稽古にて、相変わらずトータルで6時間程度の稽古を行いました。

長めのインターバルが随所にありながらも、最近は昇段審査に向けて、基本をみっちりと稽古している感じです。


さて、背筋が痛いという冒頭の悲鳴とも関係してくるかもしれませんが、これ、おそらく「突き」の反動からきているのではないかと推察しています。

最近は、基本の突き動作を「全力で行う」というテーマで稽古しているのですが、突きのスピードと威力が上がっているのか、はたまた身体が老化してきているのか、立て続けに肩と背筋(肩甲骨の少し下の脇腹付近)に痛みが走るようになってしまいました。

これまでが手を抜いていたわけではない(と思っている)のですが、MESE的に考えれば、痛みの原因としては
・突きの威力が上がった
・筋骨の耐久力が落ちた
・これまでが手を抜いていた
・稽古量が過剰
が考えられます。一つか複数かは分かりませんが、稽古のたびにこんなんでは効率が悪すぎます。


で、本題なのですが、この基本の正拳突きにおいて、一般的に始動される内容としては、「自分の正中線に向かって突く」ということを指導されることが多いのではないかと思います。

狙う高さは「上段」「段中」または「水月(鳩尾)」という違いはあるにせよ、自分の正中線上み向かって突きを放ちます。

ここで疑問が湧いたのですが(今更かい!という突込みは受け付けておりません)、「自分の正中線の延長線上に、相手の正中線があるとは限らなくない?」ということです。
※ここでいう延長線とは、正中線から身体の真正面に伸びる線上のことを言うてます。

いや、むしろ、そのようなタイミングは稀で、動く相手に攻撃の瞬間だけ合わせるという形になるでしょう。

さらに言えば、自分の正中線の延長線上が、果たして本当に「一番力が入る」「一番威力が出る」「一番最短距離」なのかと問われれば、諸説ありましょうが、かつお的にはNoです。

巻藁稽古や、沖縄空手のセーサンの型にみられるように、正拳突きで一番理想的な拳の位置は「肩の真正面」であろうかと思います。

引手を取ろうが取るまいが、引手の位置が帯高だろうが脇の下だろうが、腕は肩甲骨から伸びているからです。

最後のインパクトの時の身体との位置関係が重要なのであって、動き出しの場所はまた別要素だからです。

何より、一番大切なのは「自分の狙った箇所を正確に捉えられること」だと思うので、この「自分の正中線の延長線上を突く」ということの絶対的正義についてあえて疑問を差しはさんでみることも有意義なのではないかと思った次第であります。

では何故、定位置での基本稽古の際は「自分の正中線の延長線上を突く」という風に指導されているのか。

おそらくですが、「初心者にとって、三次元空間における仮想の対象物を意識しやすい」ということが一番のアドバンテージかと思います。

なので、「狙った箇所を正確に捉えるための手始め」としては大変に有用です。

また、脇〜背筋を締めた正拳突きを放つにも、この正中線の延長線上を狙うというのは理にかなっているとなると、どうやら定位置の基本稽古の際は、やはりこの「自分の正中線の延長線上を突く」という方法で指導されることが、空手の基本的な動きを身につけるのには最適なのかもしれません。


ただ、あまりに形に拘るあまり、もしかしたら自分の持つ本来の突きの威力を出せていないかもしれないというのも、おかしなことだと思います。

こんな天邪鬼なブログを読んでくださっている方にあっては、いらぬアドバイスかもしれませんが、たまにはいつもと違う意識で基本動作を稽古してみると、色々と発見があって楽しいですよ。

というとりとめのないお話でありました。

あくまでソースのない、未熟者かつおの思いつき程度の内容ですので、もし違う角度からのご指摘等あれば、ぜひぜひコメント欄にお寄せくださいませ。

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2018年10月25日

スワイショウについて╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯

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漢字でこのように書きます。

今日は「スワイショウ」について。


空手の稽古をされている人の中で、このスワイショウについてご存知の方は、中々のマニアック路線を突き進んでおられる方ではないかと推察します。

動作としては太極拳の準備運動としても取り入れられていますし、ラジオ体操にも似たような運動はありますよね。

しかし、この動きを「スワイショウ」と呼び、かつその効能についても詳しい方は、物事をかなり突き詰めて研究される方なのではないかと思った次第です。

かく言う小生もマニア気質。

かつおの通う古武道稽古の準備体操の前のウォーミングアップの一番はじめのメニューです。

最初にネーミングを聞いた時には「すわいしょう??」ですよ。

あられもないキョトン顔ですよ。

まあ動作は単純なので、誰でも出来るものですわ。

しかし、その効能たるや、とても小生のブログでは書ききれないほどの内容です。

どこぞの温泉の効能よりたくさんあるんじゃないかと言うくらいの累々たる効能の数々。

とくとご覧あれ。

万病を癒す!『腕振り運動』のヤバすぎる効果!
https://matome.naver.jp/odai/2136133519411366001


この他にも、「スワイショウ」でググると、膨大な量のサイトがヒットしてきます。

とても全てを紹介することはできませんが、伝統的な東洋医学的見地の多分に漏れず(失礼な表現かも?)、「万病に効く」「瞑想効果もある」「身体機能が著しく改善する」と言いながらも、数値的データは乏しいです。

とは言え、その効果を自分自身で体感することは容易かもしれません。

なぜなら取り組むこと自体が非常に簡単なため。

サイトの情報よりも、個々の実体験としての結果を大切にするということも、修行者として重要な視点であろうかと考えます。

ただ、ですよ。

簡単なんですけど、続けるのは難しいんですよね。

まず、

・テレビ見ながらじゃダメ

次に

・1日数十分やる

極め付けは

・目ぇ半開き(笑)

想像してみてください。

部屋でテレビもつけず、お目々を半開きでラジオ体操の「腕を振ってカラダを捻る運動〜」のところを数十分続ける自分を。

うん、何か辛いことでもあったのかな?と声をかけたくなります。

余程、その効果のほどを理解しているか体感しているでもないと、中々続けられたもんじゃありません。

ただ、空手家かつおとしては、「こういう使い方と考え方ができるのか!」と発見が多かったのは、先日紹介したブロガーさんのせもっちさんが紹介している記事と動画。

スワイショウの動きが、空手の突き・受けの動作に活かせるというもの。

http://www.semoccchi.com/entry/2018/09/27/030108


http://www.semoccchi.com/entry/2018/09/29/040229


流石ですね。キレが尋常ではありません。


一時期、ムチミという言葉が妙に流行り、小生も大いに振り回されたものですが、こうして身体を使い汗を流し、千鍛万錬の結果として得られる自身の体内での感覚をそのように呼んだ人がいる、ということなのかなぁと最近では思っています。

確かYouTubeの動画で新里勝彦先生が鏡の前でスワイショウっぽい動きで身体をほぐした後、あの鬼のような突きを放っていたのを思い出しました。

2分10秒あたり。鏡の前でスワイショウ「っぽい」動きがありますが、これは別物なんですかね。

小生が勉強不足なだけで、意外と空手の道場ではスワイショウを取り入れているところって少なくないのかしら?


いかがでしたでしょうか?

ご意見・ご感想、お待ち申し上げております。

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2018年10月24日

空手とダンス、共通点と違いについて‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o

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以前、こちらの記事で「ダンス舐めんな」発言をしました、不肖かつおでございます。

時々、空手の型の演武を指して、「アレは空手ではない、ただのダンスだ」なんて揶揄する意見が見られたりもします。

度量の狭いかつおは、すぐに「何をぅ!!??」とムキになってしまうのですが、冷静に何が遺憾なのかを自己分析するに、「ただの」という表現(書かなくても)が、ダンスを貶め、「空手ではない」という断言が空手を貶めているように感じているのだと認識しています。

おそらくそういった意見をおっしゃる方は、空手かダンスかどちらかのことしか知らない、若しくは、どちらもやったことない人だと100%断言します。

両方の(相応の)経験がある方ならば、それぞれの共通点と目的の違いを自分なりに体系化して認識しているでしょうから、そういった軽率な表現には至らないと思うからであります!

何が言いたいかと申しますと、どちらもその動機と目的に沿った身体操作の鍛錬(トレーニング)体系なので、双方に取り入れられる要素がありながらも、全くの別モノであるということです。

小生にとってのそれぞれの動機と目的
ダンス・・・大学時代の先輩のショーに心を打たれた。自己表現により他の人にもこの感動を伝えたい。
空手・・・社会生活のあらゆる理不尽・暴力に負けない、今より強い自分を作りたいと思った。病気や怪我にも負けない心身を、磨き続けていきたい。
といったところでしょうか。

実際、幼少の頃から空手をやっていたおかげで、身体のキレ(脱力からの発力など)を出す感覚はダンスの練習を始めてからとても役に立ちました。
逆に、ダンスをやっていたおかげでバランス感覚や柔軟性、体幹の安定などは空手の鍛錬に活かされていると感じています。

また、磨かれる感性というものは、言葉にするのは難しいのですが、それぞれに得られるものが大きいというのは何となくお分かりいただけるかと思います。空手の稽古では体感できないもの、またその逆。これらの自分の中での幅というか大きさというのは、両方やったからこそ得られるものは大きいですね。

カポエイラや琉球舞踊などを見ても、やはり武術と踊りというのは相通じるものがあるのだと感じますね。


ただ、そうは言いながらも「空手の型の試合」というものについては、小生も難しいものがあるなぁという感覚があります。

ダンスのコンテストもそうなのですが、客観的指標が数値化しにくい、非常に曖昧なものであるため、審判・審査員の独断と偏見による結果になってしまいがちだからです。

それをもって、その演武の良し悪しを決めるということを「競技」として目的化してしまうのは、やはり弊害も大きいのだろうなと感じてしまします。

型競技の一流と呼ばれる選手の方は、「戦い」に置いて強いかは、この現代社会では知る由もないし、そもそもそんな物は見据えていないと思いますが、「闘い」においては紛れも無い一流の方だと思っています。

小生も、そうした選手の方へのリスペクトを持ちつつも、自分なりの「強さ」の探求のために、日々稽古を重ねていきたいと考えます。


最後に、たまには空手以外の動画ということで、小生の好きな日本のダンサーのショーを紹介します。
Wrecking Crew Orchestraの皆さんのショーケース。

世界的に有名な方々ですね。いやー、ヤバイです。

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2018年10月23日

道着の着こなしについて(^o^)ソイヤッ

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空手着、空手衣、道着、GI(ギ)、呼び方は色々。小生は空手着又は道着と呼んでます。

みなさん、空手着の着こなしについて、一度は悩まれたことがあるのではないでしょうか?

上の画像が、いわゆる「着こなせていない」「着られてる」という感じだと思います。

いや、おそらく初心者向けの製品の撮影用にわざとやってるとしか思えないくらいに「着られ」ちゃってますね。

かく言う小生も、大人(おっさん)になってから空手を再開した時、着られてしまっている自分のシルエットと、カッコよく「着こなしている」先輩・先生方との見栄えの違いに愕然としてしまったものです。

たかが見栄え、されど見栄え。

ファッショナブルである必要はありませんが、機能的かつ端正な着こなしは、それだけで「コイツ、できるな…」と思わせる小さな一要素とも思えます。

あるファッションサイトにこうありました。

以下引用
着熟し(キコナシ) 漢字でこう書きます。
(おそらく今では常用外の漢字で、昔使われていた漢字だと思われます)
熟練した衣服の着方。
衣服の着方の経験を十分に積んで、手際よく上手にできること。
上手に洋服を着られていない場合は着こなせていない。
センスよく上手に着ている場合は着こなしている。
引用以上

ふむ、なるほど。

空手着は奇抜なデザインというものはないし必要ないですが、「身の丈に合う」という言葉があるように、自分の体型に合わせた道着を着ることと合わせて、衣服の着方の経験を十分に積んで、手際よく上手に着ることが大切ということでしょう。

海外の空手家YouTuberが、空手着の着方について紹介した動画を発見しました。


うん、これは手っ取り早い「着こなしてる風」を装うための技としては大いに使えますね。

稽古しているうちに無造作に道着が乱れてしまわないように、帯を押さえたままストレッチのように身体を動かし、自分の身体の可動域に合わせて上衣の前後左右にゆとりを造り、最後に細かく微調整。
※ということを言っているのだと思います。英語がほとんど聞き取れないのでスーパーを読む限り。


この、道着の「着こなし」については、色々な考え方があると思います。

「道着の乱れは心の乱れ」という考えもありましょうし、「道着の乱れを気にするくらいなら手足を動かせ」という人もいるでしょう。

かつおはどちらかと言うと前者の方ですね。

ただし、正直に言えば、稽古中はTシャツでも、許されるなら上半身裸でもいいと思ってます。

むやみに気にする必要はないのでしょうけど、せめて稽古の最初と最後の座礼の時には、身も心も整えて臨みたいものです。

みなさんはいかが思われますか?


余談
最近は、型の選手などで、上衣の裾の後ろを羽根みたいに張っている着方をしている人がたまにいますが、あれはわざとなんですかね?女性がウエストで帯を締めると、自然とああなるのかしら。
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こんな感じの。下衣のハイウエスト部分を折り込んだりして膨らましているのかしら?大きく見せるため?

戦国時代の御母衣衆(読み:おほろしゅう)を彷彿させます。
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母衣(マント)は広く棚引いていないと格好が良くないから、広がっているように見せるために、中に竹籠の型を入れて膨らませていたそうです。

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posted by かつお at 00:00 | Comment(36) | TrackBack(0) | 豆知識

2018年10月22日

安里屋ユンタ(*´ㅈ`*)

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ついにポップス、歌謡曲ではない、「民謡」というクラシック曲に手を出しました。

どうも、三線ビギナーのかつおです。

本土の人もよく知る「安里屋ユンタ」という曲ですが、「よく知る」と書きましたが小生は三線のお稽古を始めるまで知りませんでした。

なんでも、ヤマト口(本土言葉)で歌われた沖縄民謡ということで有名になったそうですね。

正しくは「新 安里屋ユンタ」とされ、元祖は23番まであり、当然ウチナー口での歌だそうです。

元々は「炭坑節」などで知られる労働歌のジャンルで、男女の掛け合いで歌われていたとか。

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こちらが工工四ですね。

元々は四番までの歌詞だったのに、沖縄PRのために
「沖縄よいとこ 一度はおいで 春夏秋冬 緑の島よ」という歌詞を加えたものが、夏川りみさんの歌を通して有名になっています。

行きたい!!


「マタハリヌ チンダラ カヌシャマヨ」は、原曲そのまま使われていますが、現代風に訳せば「ホンマに可愛いやっちゃで〜ハート️」とでもなるのでしょうかね(なぜか関西弁)。

三線の音律と歌の音階が違うので、歌いながら弾くのに慣れるまではひたすら練習です。

いつかYouTubeでアップできるよう、頑張ってお稽古に励みます。


もっと詳しく知りたい方は、wiki貼っておきますのでよければご覧ください♪
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/安里屋ユンタ

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posted by かつお at 00:00 | Comment(53) | TrackBack(0) | 三線

2018年10月21日

続:180度開脚!(•̀ω•́ )シャキン

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目の保養になりましたでしょうか?

石原さとみさん大好き、かつおです。

180度開脚を志して半年が過ぎようとしていますが、中々ステップアップしませんねー。

以前の記事で、「開脚のキモは股関節の外旋!」ということを書きましたが、肝心のところを押さえられていませんでしたので、もう一工夫。



それは、「股関節の外旋のためのストレッチ」です!

そりゃそうですわな。股関節の外旋がそもそも可動域が狭ければ、コツもへったくれもありませぬ。

んで、アラフォーのオッサンがこのストレッチを合わせて開脚に挑んだ結果がコチラ!!

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おぉ、確実にステップアップしとる!

職場でスラックス履いて、何やってるんだか…

(もちろん昼休み休憩中ですよ?)


今回、股関節の外旋のストレッチをしていて気付いたこと、それは、「内旋側もカタイ!」ということ。

膝を側面に掻い込んでの回し蹴りを行う際は、この「股関節の内旋の可動域」が広いも欠かせません。

斜め下から振り上げるような蹴り方ではなく、基本に忠実なオーソドックスな回し蹴りを放つためにも、何よりおじさんの怪我の予防のためにも、股関節の内旋・外旋のストレッチは続けていこうと思います。

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2018年10月20日

貫手は攻撃じゃないのかも( '∀ ' )?

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小生はこんなストイックな稽古はしていませんよ、もちろん。

相変わらず、昇段審査に向けて「観空大」の稽古を地道にシコシコやっております。

苦手なのが、右前屈立ちでの左手は押さえ受け右手は中段貫手突きの動き。

先生の指導では、身体の正面つまり帯の結び目が正面を向いた形で極めると言われています。

これが、力強く行おうとすればするほど、肩が出て前のめりになり、不恰好な感じです。まあ単に練習不足・注意不足なのかもしれませんが…


まえに、このブログで「貫手について考える」というテーマで記事を書いたときは、この「貫手」の手を「打突部位」としてしか捉えられていませんでした。

しかし、この「中段貫手」は相手の鳩尾を含めた腹部に、かつおのか細い指を突き込んで行くわけです。

きっと、上の画像の独歩ちゃんのように「こいつがまた痛ってェんだ・・・」になることうけあいです。

んで、色々と見聞きしたものを統合していった結果の小生の仮説。

「中段貫手突きは、腕の素早い伸展動作と力の前方向への解放を体得するための(カタチ)でしかない!」

「〜でしかない」と言うと語弊がありますが、少なくとも前屈立ちによる中段貫手突きについては、そう捉えたほうがいいのではないかという風に考えました。


いくつか根拠はあるのですが、まずは拳を握った場合との伸筋への影響の比較です。中指・薬指・小指を内側に曲げる筋肉は、尺骨側(小指側)に伸びています。つまり、この辺りが力んでしまうと、0→100の爆発的な力の出し方を妨げてしまうのではないかということ。

次に、拳を握ること自体が前腕の力みを生み、拮抗筋である屈筋を稼働させて、スムーズな腕の伸展を阻害してしまうこと。

さらに、型の中に出てくる貫手の後は、転換→入り身による動作に繋がる型が多いことから、この手は「掴まれた」のではなく「掴ませた」と考えた方が自然だということ。

つまり、貫手で人間の胴体を撃ち抜くなんていうナンセンスな解釈は、少なくとも小生にはできないわけです。


そういう仮説に立って前屈中段貫手突きを放つと、あら不思議、力みが取れて、おヘソも真正面♪

少なくとも、現在の小生にはこうした解釈の方が理にかなっており、矛盾も感じずに稽古に望めます。


世の中には、YouTubeでスイカに一本貫手で穴を開けたり、二本貫手でリンゴに穴を開ける動画を上げている人がいるようですが、少なくとも貫手で牛肉のブロックをぶち抜ける人はいないであろうことを考えれば、やはり…ね。

もちろん、目突きや喉への突きなどの残酷技には貫手は有効だと思うので混同しないようにとは思いますが、目に見える形ばかりに捉われず、型の作られた意図に考えを及ばせながら稽古に励みたいと思うかつおなのでした。

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2018年10月19日

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かつお

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posted by かつお at 11:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他
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