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2014年04月23日
積丹で海アメをゲット
3日ぶりの更新。先週、積丹・来岸漁港で海アメマス釣りを計画したが、あいにくの天候悪化で途中の余市川に変更。大型アメマスは今年に入って釣果なしが続いていた。アメマスだけではなく千歳川のブラウントラウト、支笏湖の虹鱒も釣果は得られていない。
千歳川のブラウン釣には今年に入って4回ほど行った。今年初めて釣行した3月20日にライズを確認したほかは、自分を含めて釣った様子が見られない。支笏湖も美笛川河口に入れないという事情はあるが、苔の洞門ほか他のポイントでも芳しい結果が得られていない。
ということで、大物が期待できるショアのアメマスとサクラマスを狙って積丹に再挑戦した。目的地は来岸漁港(余別漁港)。昨年、ある人が4月中旬に来岸漁港で浮き釣りで2桁のアメマスをあげた、という話を聞いて「それならばフライやルアーでも可能性があるのでは」と、虫の良い期待を持っての釣行。積丹海岸のアメマス釣りは、札幌から熱心に通うルアーマンが多く、半島全域がポイントだという。中でも、ワンドを形成する余別や野塚、積丹川河口などが狙い目らしい。
札幌を7時半に出発して、野塚についたのは11時過ぎ。3時間半の行程だ。途中、美国漁港横の美国川河口でロッドを振るルアーマンがいた。狙いはアメマスかサクラマスだろうか。禁漁河川の多い積丹だが、河口の規制は秋だけ。来岸漁港に行く前に、積丹川河口で様子を見た。河口の右側は遠浅。波が高くないことから、岸から20メートルほど先に立ちこんで、積丹川の流れがブレイクする50メートル先の沖をめがけてルアーロッドを振る。
スカッジを付けたダブルハンドのフライロッドを使いたかったが、距離を稼ぐためにあえてジグミノーを用いたルアー釣りに変更した。立ちこんでから30分ほど経過した頃、ブレイクラインの真ん中に投じたジグミノーの周りでしぶきが上がった。と同時に、ドラグのかかった1・2号のラインがグイグイ引き出される。遠目に銀毛が輝いているのが確認できるが、「もしかしたらアカハラでは」と、一瞬頭をよぎる。ラインのテンションを保ちながら、後ろ向きで20メートル先の砂場まで戻った。引き上げるにはさらに10メートルほどの距離が必要だ。波打ち際をズルズルと引き上げる最中にルアーのフックが外れた。
慌てたが、波が来る寸前に両腕で持ち上げ、岸まで運んだ。自分の手の幅(22センチ)×3倍のアメマスだった。その後、あたりはなかったものの、目的を達成した満足感もあり、気持ちよく目的地の来岸漁港に向かった。しかし、港内ではケーソンの工事中で釣り人は誰もいない。2時間ほどルアーで探ったが気配がなく漁港を後にした。
積丹川河口の右岸でルアーにきたアメマス。写真内の帽子は直径45センチ。それからアメマスの大きさを判断してもらいたい。
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