2016年07月16日
尻別川の支流を探索
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ポンクトサン川の中流と上流に釣行
これまでの尻別川支流への釣行は、オロウェン尻別川とぺーぺナイ川が突出しているが、昨年はヌップリ寒別川やカシプ二川、そして真狩川、昆布川など数の上では結構訪れた。釣果は決して多くはないが、ヤマメや虹鱒、岩魚に、時にはオショロコマと、渓流トラウトが勢ぞろいした。
7月12日の釣行先は、京極町を流れてワッタカサップ川と合流した後、尻別川と合流するトド川。近くには、ぺーぺナイ川やカシプ二川が流れて、虹鱒やヤマメ、岩魚と魚種も揃っているという。
問題は川の規模。川幅が狭くて、ドライフライを打ち込むことができないのならば、上流にオショロコマが棲息しているといわれるポンクトサン川に切り替えることにした。
京極町で、魚の棲まない川と言われるワッタカサップ川と合流するトド川は、上流に向かうほどに川幅が狭くなる。その狭い川面にボサが覆いかぶさり、フライロッドを振る場所がきわめて少ない。
結局、上流まで覗いてみたが、予想以上の悪条件で、早々に見切りをつけてポンクトサン川に。
ポンクトサン川は、トド川と同様初めて入渓する河川、なので基礎的な知識しかない。イトウの種川と言われる倶登山川の支流で、ヤマメや岩魚、虹鱒が棲息していて、上流にはオショロコマも棲むという。
地図を頼りに、京極からポンクトサン川に架かる八雲橋を目指した。ようやく見つけた橋から、少し上流の堰堤下に入渓。
里川のような流れに、ドライフライを第1投。すぐにフライに飛びつく魚がいたが、針がかりしない。
ドライにチョイスする魚はいるが、何度流しても食うところまでいかない。入渓しやすい環境にあることから、かなりスレているようだ。
ここから上流に釣り上がった。
川は次第に里川の緩やかな流れから、勢いのある清冽な流れに代わる。その流芯からヤマメがヒットした。
支流の流れ込む、魅力的なポイントまできたところで、上流からフライフィシャーが下って来た。
話を聞くと、上流に構築されている頭首工に車を置き、そこから自転車でここまで来たとのこと。この場所から、頭首工まで釣り上がっていく計画で、今年初めてこの川に入るという。
少なくても、500メートルほど下流から釣り上がってきた自分が、まだ竿を出していない相手に譲るのが筋ではと、遡行を断念。そして、競合が少ないと思われる、この川の最上流部を目指すことにした。多分、そこにはオショロコマもいるのでは、との願望も。
下流で入渓したのはポンクトサン川。これが上流では3本の支流に分かれる。その中で、一番大きなポンクトサン二号川を目指して、深い森の中を走行。辿り着いた先は、里川のイメージなど一切ない、険阻な山岳渓流だった。
大岩、小岩で作られた落差の大きな流れに、両岸を覆う深い藪で、川はまるでトンネルの中を流れているかのようだ。藪の中から、突然熊が顔を出してもおかしくないが、「どんな魚が釣れるのだろう」という好奇心が勝り、釣り上がった。
始めは、、どのような魚か確認できない、小さな魚がドライフライを悪戯する。当然針がかりはしない。それがなぜか、上流にいくほどそのアタリも少なくなってきた。
入渓地点から200メートルほどまで遡行。アタリは遠のいているのに、蚊の攻撃は激しさを増す。仕方なく、そこから折り返すことにした。
その途中で、この上流では初の岩魚がヒット、続いてヤマメもあがったが、オショロコマの姿は見えない。
初めての河川は、しっかりとした情報を持っていないと、ポイント探しだけに時間がとられる。今回の釣行もその一例かもしれない。このポンクトサン二号川を後にして、向かったのは、前回更新した寒別付近の尻別川本流。
これからも、尻別川支流の探訪を続けていきたいが、オショロコマは何処にいるのだろう。
写真は上から、魚道の設けられているポンクトサン川中流に架かる堰堤の景観、そこでドライにヒットしたヤマ、上流のポンクトサン二号川の景観と数少ない釣果の中の岩魚
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