2019年04月30日
あの堀江貴文さんも著作で言ってた「ベーシックインカム」の教科書的本?! 「隷属なき道」
どうもです。
今回はルトガー・ブレグマンさんの「隷属なき道」を読んだです^_^
ベーシックインカムの教科書的書物ですね、本書は!
まず、ベーシックインカムとは、政府なりなんなりが国民などみんなにな〜んも条件を付けずにお金を配るというもの、以上。
ここで、財源はどうするの?とか、無条件でお金渡したらみんな怠け者になるんじゃないの?とかいろいろ言われてますけど、後者については社会実験の結果から怠け者などにはなっていないと!
仕事してなかった人は仕事をするようになったという結果も!
さらに犯罪率などは低下して、社会的にも有用な仕組みと近年考えられてる。
また、前者の財源については、現状ある条件など付いた福祉を止めれば、確保できそうで、上記の有用性とともに政府として経費が軽減できると!
こうことは先程も書きましたが、過去の社会実験でうまくいっていたらしい。
ただ、ベーシックインカムに反対する勢力もいて、それが実験の結果の解釈をねじ曲げてた部分もあったとか!
こうなったら、いいことづくめじゃないですか!
早速実施してほしいです。
実際、僕自身が生きてきて、生きていくための最低限のお金が保障されているというのは非情に大切だと思う。
いつ、病気やけがにあって、動けなくなり、収入が途絶えることを考えると、もう恐怖ですね!
実際、病気で超気就労不能になった経験があるので、これは痛いほど痛感!
貧乏になるっていう恐怖はもう目先のことしか考えられなくなるっす!
これは本書にもありましたが、僕も経験しましたから。
やっぱり、人生の先があいまいというのは、何かと人の気持ちに負の力が宿っちゃうんですかね?
本書ではベーシックインカムとAIなどによる機械によって人間の労働時間が短くなると!
この短い労働時間は人間にしかできない高付加価値な仕事ってことのようです。
まあ、大事な仕事ってことですね。
それで、本書で現在、人間はやらんでもいいような仕事に一生懸命になってるということも鋭く批判。
銀行のお金を右から左へ移動させるだけの仕事や弁護士のお金にまつわるただ移動させてるだけの訴訟事とか、極めつけは管理職という職種!
無くもええやん、って!
本書、普段思ってることを思いっきりえぐるようにポンポン出てくるので、楽しく読めますね。
さらにさらに、本書で、国境を開くと富が増大するよ、とも!
よくよく考えれば、人類の進化の過程で人類の大移動というのは世界的にも何度も起こっているので、今、あえて、移民を拒否することに何が意味あるのかなあ、と思っちゃいました。
ただ、郷に入れば郷に従えということわざがあるように、国々のルールや慣習は守ってもらうのは当然ですけどね!
本書を読んで、ベーシックインカムは必要じゃないかなあ、とさらに痛烈に感じました。
日本でも、1人当たり月5万円前後なら、医療関連はそのまま存続させても、他の福祉を止めれば、いけるのでは?という意見も聞きます。
本書、ベーシックインカムについての過去の事例などもあり、非常に分かりやすかった。
著者は歴史学を学んで来られた方で、過去の歴史からベーシックインカムの有意点を見出して、論を展開しているということにも非常に好感が持てました。
日本の歴史学者さんも過去を振り返って、今の政治に応用できそうなことを主張していって欲しいですね^_^
ただ単に時代劇などの監修とかだけじゃなく、もっとより良い未来を作るための提言とか積極的にしてほしいなあ!
そしたら、文系大学が政府などからも軽くみられなくなると思うんですけど、どうでしょう?
本書、まあまあなボリュームやけど、分かりやすくいい本です。
僕にとって、今のところ、ベーシックインカムの教科書的本ですね。
値段も1,500円+税と意外に安いんじゃねえ?
トマピケティの21世紀の資本より安いで!
一読、オススメっす!
では。
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