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2019年03月30日

ホントに知らなかったわ! でも、読んでて今のこと?って思うことたくさん、満洲事変について!

こんにちは。

今回は「学校では教えられない満洲事変」を読みました。

IMG_20190330_141736.jpg

著者は倉山満さん。

本書、のっけから、読んでて今現在の政局か?って思いました。

著者曰く、満洲事変はお役所仕事で始まり、泥沼にハマっていくのは、政治家のエゴやミエとのこと。

当時の政府の描写が失われたここ最近の何十年とよく似た景色に見えました。

戦前も今も日本人、あんまり進歩してないなあ、って感じです!

結局、満洲事変の原因は不甲斐ない中華民国政府ですよね!

国家としての体を成してないし。

蒋介石も胡散臭い奴やし!

あと、アメリカも!

特に、フランクリン・ルーズベルトには日本、結果的に振り回され、エライことになってまったし!

フーバー大統領のままであって欲しかった!

まあ、当時、世界でやっていくには日本はまだまだ未熟だったということですかね?!

特に外交交渉力などは…。

でも、今の方が低下してるかも?


うちのじいちゃんも終戦まで満洲にいたらしい。

当時のことはあまり話さず、あの世に行っちゃったけど、いらんこといっぱいあったんやろうなあ!

で、満洲事変、満洲事変って、歴史に出てくる割に意外によく知らない、しかも100年も前のことじゃないのに!

これはやっぱ、戦争に負けたという現実感を植え込むために、連合国が仕組んだ教育制度のためか?

学校でも、満洲事変については深入りして学ばなかったと思う。

なので、本書が出て、すぐ手に取ったですね。

だって、詳しく満洲事変のこと、知らんし。

本書、手に取ってから読み終わるまではずいぶん時間かかりましたが…(笑)

結構、本書で当時の背景など鮮明になりました。

結局、日本は戦術は素晴らしい(戦闘能力が著しく高かった)かったけど、日本国としての、満洲国及び大陸、太平洋に対する戦略が著しく欠如していたと実感!

さらにポピュリズムの怖さも本書で感じた。

不景気になると、テロなどのあかん行為でも賞賛しちゃうという恐怖!


本書、なかなかの読み応えある本でした。

いろいろなことがスッキリですね。

では。


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