病人系会社員の雑記帳（単車、読書、歴史、株等）

ぼちぼちです。

「やり抜く人の9つの習慣」を読みました。
著者はコロンビア大学のハイディ・グラント・ハルバーソンさんです。
海外の方なので、翻訳は林田レジリ浩文さんです。

表紙が赤いので、ＧＲＩＴ　やり抜く力と同じ著者かなあ？と思いましたが、
こちらの著者はアンジェラー・ダックワースさんでしたよね！

本書では心理学の研究結果より、目標達成に寄与するのは「9つの習慣」であると
はじめに　にあります。

この「9つの習慣」とは以下のものです。
1.　目標に具体性を与える
2.　目標達成への行動計画を作る
3.　目標までの距離を意識する
4.　現実的楽観主義者になる
5.　「成長すること」に集中する
6.　「やり抜く力」を持つ
7.　筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8.　自分を追い込まない
9.　「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

この中で一番印象があったのは「現実的楽観主義者になる」というのです。
やっぱり物事を進めるのには因果関係があるので、自信となる根拠が必要だと思います。
まさしく心境としては「人事を尽くして天命を待つ」のように
原因となることを一生懸命やることで、あとはその結果は付いてくるというような
楽観的な考えだと思います。

よく何の根拠もなく、大丈夫大丈夫という楽観主義者がいますが、
これに乗るのは根拠がないので、非常に危険です。ある意味、酔っ払いの考えに乗るようなものですよね！

こんな感じで楽しく本書を読めました。

では。

やり抜く人の９つの習慣　コロンビア大学の成功の科学