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2020年04月03日

底なしの不安

景気が悪くなれば、いろんなところで
経費削減が行われ、お寒い想いです。



貧すれば鈍すよろしく、使う側も
現場のことなど構っていられない
雰囲気。



こんな時、自分はこの環境にしがみつく
べきかなんてよく思うでしょう。



今回は、この底なしの不安に対し転職と
いった行為をすべきかの基準について
書いていきます。



結論として、今のペースで今後1年働け
るか?がキーポイント。



給料は増えないのに、業務量は増え
責任も重くなる。



人間関係も悪く、無理なシフトも
要求される。



こんな環境で働いていたら、心身を
壊してしまう。



この手の悩みは警備に限らず、ビルメン
業界ではよくある事です。



これに加えて、不安を底なしにするのが
頻繁な人事異動。



1年先の収入すら読めないような環境は、
隊員のモチベーションを奪います。



上記2つに共通しているのは、指揮命令権
(人事権)の乱用。ブラック企業のお家芸
です。



逆に言えば、待遇があまり良くなくても
現場の人事にうるさく干渉しない会社は
あながちブラックとも言い難い。



なので、今後1年このペースで働いても
大きな問題が起きそうにないなら、
しがみつくのが吉と観ます。



ここで問題なのは、自分ではまだ大丈夫
と思っていても、限界を超えている場合。



周囲に自分を客観的に見てくれる助言者
がいれば問題ないのですが、難しい場合
もあります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社では、僕は限界を超えて働いている
ことに気づきませんでした。



心が焦げ付いた状態で、辞表を叩きつけ
脱出したつもりのC社がまたブラック。



転職は自己責任で、運もつきものですが
自分の状態が悪い中での転職は、大概
いい結果を生みません。



特に不景気のご時世では、今より好待遇
の職場に転職するのは、ヘッドハンティング
以外では難しい。



自分の限界を超えない範囲で働けるなら、
景気が良くなるまで待つのが賢明のようで。



さっき1年と言いましたが、今後3か月
働いてみて様子を見るのもあります。



職場環境は刻々と変化していくからです。



どうか、僕のように心神喪失(大げさですが)
に近い状態で転職活動に臨まないで欲しい。



どうしても離職するなら、繰り返しに
なりますが、一旦リセットすることを勧めます。



その手段となるのが職業訓練です。詳しくは
カテゴリ「警備員を辞めたい人へ」を参照
願います。



離職前にハローワークに行って、リサーチを
行い戦略的に辞めましょう。



1か月ほど休んで、訓練に行く段取りなら
リセットの効果は大きくなります。

ロリポップ!

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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