今回の記事はネットの記事のご紹介です。
まずはこちらで、本日ヤフーのトップ記事になりました(出所は東京商工リサーチです)。
@「太陽光関連事業者」の倒産が2016年は最多の65件発生
→簡単に言うと、タイトルの通りなんですが、倒産の総数が65件で、毎年増加傾向にあり、今後も淘汰が進む。と言っています。
次に、1/9付けのNHKのNEWS WEBの記事です。
A再生可能エネルギー事業へ融資強化の動き
→こちらも簡単に言うと、大手金融機関の間で、高い利回りが見込める貸し出し先として、国内外の再生可能エネルギー事業への融資を強化する動きが広がっている。と言っています。
あれ?@はやばいと言っていて、Aはガンガン行きましょうと言っています。
くしくも同じ時期に、全く真逆の記事が出てしまいましたw
これをアントレなりに解説します。
まず@ですが、まず感じるのは、確かに記事を読むに、毎年倒産件数が相対的に増えてます。それは事実なんでしょう。が、業界として年間65件の倒産って、実はかなり少なくね?です(むしろこんな数字で記事にしちゃう?)。飲食店、特に出店して1年内に倒産する確率が9割に達すると言われているラーメン屋さんなどとApple to Apple で比較してますかね。逆に言うとたった65件しか倒産して無くね?ってのが率直な感想です。
ただ、百歩譲って、多いとしましょう(笑)。で、潰れたと言っている会社は実は太陽光の販売会社であり、運営事業者ではないのです。ここを勘違いしちゃダメなんですが、潰れているのはいわゆるパネルを設置して太陽光発電を実施している事業者(個人も含め)ではなく、販売業者なんですよね。そりゃー、業界の右肩上がりに踊らされて販売計画を見誤って倒産しちゃう会社って、太陽光に限らず色んな業界であるでしょう。となりますw
ここで千歩譲って、太陽光の事業者も集計に入ってますとしましょう(記事にはそう書いてありましたので)、こうなるとすごいことで、日本全国津々浦々にある、家庭用や野立ての太陽光パネルをやっている事業者(恐らく何万単位であると思います)の内、一年間で潰れたのがたったの65社。といった見方になります。これって、さらにも増して、ものすごく優良業界じゃね(笑)?って感じですねw
一方、Aは書いてあることがアントレの感覚とベストマッチしています。そりゃーそうですよね。これだけローリスク、ハイリターンな投資案件は世の中にないので、マイナス金利にあえぐ金融機関からすれば、融資したくてしょうがない状況って感じです。以下の記事の抜粋通りなんですw
再生可能エネルギーの事業は、天候に左右されやすいため、施設の建設や運営にかかる資金の融資には、慎重な金融機関も少なくありませんでしたが、日銀の金融緩和策で低金利が続く中、比較的、高い利回りが見込めるとして、融資を強化する動きが広がっています。このうち、みずほ銀行は、去年1月から9月までの融資額がおよそ1130億円と、前の年の同じ時期よりおよそ20%増えています。また、日本政策投資銀行は、今年度の再生エネルギー関連の融資額を、昨年度の2倍を超える1000億円に増やすことを目指しているほか、再生可能エネルギーの普及を後押しするため、地方の金融機関に事業のリスクを評価する手法を提供する取り組みを始めました。
@はどういう意図があるのかわかりませんが、敢えてブームの沈静化を図ろうと誰かが恣意的に動かれてるんですかね。ヤフコメを見ると、見事に引っかかってしまっていて、こんなものはやるべきない的なムードになっちゃってます。逆にこういうニュースが出るたびに、本質を見抜いていて買い進めようとしている人にとっては追い風で、ライバルが減ったり、結果として物件価格が下がったりしてかなりプラスになっちゃう状況かなと。
太陽光なんてやるもんじゃないよ〜。と、何も知らない世間が言えば言うほど、やる価値が高まると言った珍現象w
皆さん、攻め時です(笑)
投資家がこぞって無料登録→土地付き太陽光発電投資物件検索サイト【タイナビ発電所】
太陽光見積りサイトNo.1【ソーラーパートナーズ】
太陽光発電事業を始めたい方はこちらまで!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image