2015年08月08日
ボールペンはNG!基本のご祝儀袋の書き方
普段書いていないと、すっかり忘れがちなご祝儀袋の書き方についてまとめておきます。
ご祝儀袋の種類や選び方については、別でまとめた記事も参考にしてみてください。
⇒ご祝儀袋の選び方
「寿」「御祝い」文字数は奇数で書く
市販のご祝儀袋はすでに「寿」など記入されているものも多いですね。付属のものをそのまま使うのが一番手っ取り早いです。
もしも、自分で書く場合はその字の数に気を付けてください。
〇
1文字:「寿」
5文字:「御結婚御祝」 (「御結婚」を少し小さ目にして、2行で書くと見やすい)
✕
2文字:「御祝」・・・2=割り切れる、分かれるを連想させる
4文字:「祝御結婚」・・・4=死を連想させる
1文字:「寿」
5文字:「御結婚御祝」 (「御結婚」を少し小さ目にして、2行で書くと見やすい)
✕
2文字:「御祝」・・・2=割り切れる、分かれるを連想させる
4文字:「祝御結婚」・・・4=死を連想させる
この文字数の意味合いは諸説あるようですが、中には気にされる方もいるかもしれまん。
誰が受け取っても気持ちよく受け取れるように心がけてくださいね。
名前の書き方
個人で出席の場合
水引より下、中央にフルネームで書きます。
名前は、水引上部の「寿」などの文字よりも少し小さ目を意識してください。
連名の場合
夫婦で出席の場合は、夫を右側、妻を左側に書きます。苗字は夫の名前の上でも、二人の名前の中心上でも構いません。
連名の場合、名前を書くのは多くても3人までにしてください。
3人以内の場合は、右から左に年長者順に並べます。また、最年長者の名前を中心にあわせてください。
友人同士の場合など、特に地位や年齢に差がない時は、五十音順にするのが一般的です。
4人以上の連名にする場合は、「〇〇一同」とするか、代表者一名の名前をフルネームで書き、その左に「他一同」と書き添えます。
中包み(ご祝儀を入れる封筒)の中には、和紙などに連名にした方全員の名前を記載して、同封してください。
各個人で金額にばらつきがある場合は、金額もそれぞれ書き添えるようにします。
「誰からいくらもらったか」というのを、新郎新婦はまとめて控えておかなければいけないので、分かりやすくしてあげてくださいね。
会社名を入れるときは、中心線にフルネームを書き、その右側に社名を記入します。
フルネームの部分が「〇〇部署一同」となることもあります。
ボールペンで書くのはNG
ご祝儀袋へ文字を書く際には、本来は筆を使って描くのが正式な方法です。
また、お手軽な方法としては筆ペンを使うことをオススメしますが、どうしても難しい場合はサインペンも可です。
筆ペンとサインペンの間のようなものも売られています。
リンク
×@ボールペン
×A万年筆
×B薄い墨
これらは失礼にあたるので、避けてくださいね。
慣れない筆ペンやご祝儀袋では、失敗も付きものです。
直前に準備して、もうやり直しがきかない!ということがないように、余裕をもってそろえてくださいね(^^)
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タグ:ご祝儀袋 書き方