2015年05月19日
豪華すぎもダメ?ご祝儀袋の基本的な選び方
ご祝儀袋もデザイン性の高いものや、可愛らしいものまでいろいろ売っているので、目移りしてしまいますよね。
その分、基本のマナーはしっかり押さえて選ぶのがポイントです。今回は基本のご祝儀袋の選び方をまとめてみました。
ご祝儀袋の選び方
実はご祝儀袋には、「それぞれの袋に見合った金額」というものがあります。
それなりの服装(ご祝儀袋)をまとうには、それなりの中身(金額)が伴わないといけないんですね。
まずはじめに!ご祝儀袋のタブー
✕花結び
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いわゆる「蝶々結び」ですね。
赤白の水引で問題がなさそうに見えますが、結婚式のご祝儀においてはNGです。
理由は、「蝶々結び」=「簡単にほどけて、何度でも結びなおせてしまうから」。
結婚式には「一度きりのお祝い」という意味合いが込められているので、「重複」を連想されるものは避ける傾向があります。
✕5本の水引
水引の本数にも意味があります。一般的なお祝いごとには、5本束になった水引でも大丈夫です。
ですが、結婚式用では10本束になったものを用いてくださいね。
十分に満ち足りた、という意味を表し、見た目にも豪華さを演出します。
では続いて、包む金額ごとのご祝儀袋を見ていきますね。
ご祝儀袋を買うときには、「包むご祝儀の金額の100分の1くらいの値段の袋」を買うとちょうど良いですよ(^^)
1万円〜2万円
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金銀の水引をあわじ結び(結び切りのアレンジ)にしたものです。水引は紅白でも大丈夫ですよ。
2万円〜3万円
1〜2万円用と同じご祝儀袋でも問題ありません。親しい友人や後輩の結婚式に出席する際は、デザインされたカラフルなものでもいいですね♪
先ほど、水引は10本が正式と言う話をしましたが、カジュアルデザインの水引については例外とみて大丈夫ですよ。
目上の方に対してはカジュアルな印象で失礼に値することもありますので、場面によって使い分けてください。
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ご祝儀袋そのものがハンカチになっているものも流行っています。
3万円〜5万円
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水引自体に装飾が加わったものが適当です。袋の素材も、上質な和紙が使われているものを選ぶように心がけてくださいね。
式に出席できないときは?
式に出席ができないときは、結婚祝いの品を送るか、ご祝儀を送るのがマナーです。
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ご祝儀袋は、現金書留用封筒に収まる印字タイプが適当です。
通常のご祝儀袋でも問題はありませんが、通常サイズの現金書留用封筒には入りきらないので、気を付けてくださいね。
現金書留でご祝儀を送る方法はこちら↓でまとめています。
⇒現金書留でご祝儀袋を送るときの3つのポイント
包む金額は、出席の際に予定していた金額の1/2〜1/3程度が一般的です。
たとえば・・・
出席⇒3万円
欠席⇒1万円〜1.5万円
出席⇒3万円
欠席⇒1万円〜1.5万円
ただし、自分の結婚式でご祝儀をいただいていた場合は、それと同じ金額を包むようにするのが一般的ですよ。
まとめ
私自身は友人の結婚式に出席することが多いので、結構アレンジのきいたご祝儀袋を選ぶことも多いです。
「この色が好きだったなぁ」とか、「こんな雰囲気のイメージだなぁ」など、送る相手のイメージに合わせてご祝儀袋を選びます。
自分のことを考えて選んでもらったご祝儀袋って、もらう側もうれしいですよね♪こんなちょっとした準備も、楽しみながら選んでみてください(^^)
素敵なパーティーを!
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